ありのままの自分じゃいられない

小言

生きるのは大変なのです。

本当は「こうしたい」「ああしたい」と思っても普段の生活の中でそれが可能な時間はほとんどないぞ。

ありのままの自分でいても結果的に他人に迷惑をかけている事にすら気が付かないとんだお調子者になる。

自己中だと思われる。

自己中になると結果的に一人でいる時間が長くなる。

自己中な人と一緒にいたいと感じる人は少ない。

圧倒的な恋の力でもない限りバランスを取らないといけない。

バランスを取らないといけないのだよ。

それが自然に出来る人がうらやましい。

自分はそれがあえて「バランスを取る」っていう意識をしないとうまく出来ないタイプ。

「ありのままの自分」でいたら結構何の役にも立たない。

というか何もしたくない。

好きな事ばかりしてしまう。

わがままなのであります。

さすがに普段からそんなにわがままを言ってはいられない。

言いたいけど言ってはいられないのです。

本当は欲しくないものも、

「いいっすねぇ!」

本当は全く面白くないことも、

「いいっすねぇ!」

本当は行きたくないところも、

「いいっすねぇ!」

全く同感出来ない事も、

「いいっすねぇ!」

私はどこにいるのだろう。

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自分の居所を探す旅、それ、すなわち、人生。

ありのままの自分でいられる旅を続けてもきっとゴールが見つからない。

だって腑抜けだからね。

全然使い物にならない自分にゴールなどないのだ。

ということは、

必要なのは目標だ。

ありのままの自分でいる為に必要なのは目標だ。

いや、夢だ。

ありのままの自分でいたいから夢を持つことにした。

あまりにも現実の潮風に当たり過ぎてカピカピになった夢をもう一度ありのままに戻すのだ。

本来夢っていうのはもっとシンプルだ。

それがカピカピになるとなんだか具体的になってしまう。

会社に勤めていれば昇格することだったり、学校にいることだったら志望校に受かることだったり。

忘れてはならない。

夢なんて一つで十分だ。

「幸せになる」

以上。

OK。

じゃあ幸せになる為に必要なものを挙げていこう。

…。

…。

…。

お金?

まぁあった方が幸せ…かな?

幸せというよりもあった方がいい。

安心。

必要。

やっぱり必要です。

車?

あった方が便利。

便利な気がする。

だってどこにでも行けるからね。

雨でも移動出来るし、電車よりはいいかな。

一人の空間だし。

運転はそんなに好きじゃないけどあった方が幸せかも。

お金があれば。

恋人?

いないよりいた方が充実してるでしょ。

デートとかも出来るし。

後々結婚して、子供が出来て、家族になって。

それって幸せなことだと思う。

家?

マイホームは昔から憧れている。

自分の幸せの条件には常にマイホームを手に入れるプランがある。

絶対に必要。

絶対に必要なのです。

だから家は買わないといけない。

あれ?底なしじゃない?

これね。

底なしになっちゃう。

キリがないし先が長い。

今すぐに叶えられないところに「幸せ」っていうのがある気がする。

これじゃ今すぐに幸せにはなれないってことになる。

幸せになる為に必要なものを挙げていっても意味がない気がする。

意味が無いというよりも今を楽しめない。

何も手に入っていない今はストレス満開。

どう考えてもありのままじゃいられない。

だから我慢する。

今後の夢を叶えて、幸せを感じる為に我慢する。

やばい。

くそつまんねー。

どうしよう。

ありのままの自分でいられるまでの距離がギャグだ。

全然笑えないギャグ。

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我慢の果てにありのままの自分がいるか?

今我慢してる先にありのままの自分が本当にいるのか?

今の我慢は間違った方向に行ってないか?

大丈夫なのか?

合っているのか?

ん。

合っているだろう。

間違っちゃいない。

大丈夫だ。

どうしても迎える我慢の限界。

自信を持って最上級の我慢をしてやろう。

それでも我慢の限界を迎えて少しだけありのままの自分を表に出してその度に揉め事を起こしてやろう。

トラブルを起こすのはいつもありのままの自分だ。

ありのままの自分がトラブルを起こさなくなったのなら、それは夢が叶ったのと同じ。

でも我慢し過ぎてどうしてありのままの自分が顔を出してしまうのだ。

その時は許してほしい。

ちょっと揉める。

ちょっとした問題になる。

ちょっと傷ついたりする。

ちょっと失恋したりもする。

ちょっと大変な思いをする。

全部ありのままの自分が我慢出来ずに顔を出した時なんだ。

本来自分という人間はとてつもなくわがままだからね。

でも許してほしい。

過ちを犯しながら、そして懺悔しながらでしか前に進めないものなのです。

迷わず進め!大丈夫だ。とりあえず真っ直ぐな道などない。

そう自分に言い聞かすのです。

人は平たんな道を歩くことなど出来ないと。

生きていれば困難が訪れるのだと。

その困難こそありのままの自分になる為に必要な山なのだと。

超えてあげようではないか。

なぜなら私はありのままの自分になるの。

だから乗り越えて進ぜよう。

来いよ困難。

バキバキにしてやんよ。

でもたまに辛くて泣くのです。

困難に次ぐ困難によって心がズタズタになるのです。

そんな時は泣くでしょう。

もう乗り越えられないと涙を流しながら諦めたくなるでしょう。

出来ればすぐに解決したい問題が解決できない。

思い通りにいかない。

ただでさえずっと我慢しているのにさらに困難によって今までの我慢が爆発する時が来るのです。

涙を流すだけではない。

たまに怒り狂うのです。

怒りに我を奪われ、ありのままの自分でいられない事に怒りを露わにしてしまうのです。

そうなると暴れるでしょう。

誰かを傷つけてしまったりするでしょう。

誰かを泣かせてしまったりするでしょう。

孤独を感じるでしょう。

そして懺悔するでしょう。

反省するでしょう。

謝り倒すことになるでしょう。

そして困難は過ぎ去る。

そうこう泣いたり怒ったりしている間に困難を乗り越えていくのです。

わかっております。

同じ過ちを犯すこともあるでしょう。

だって人間だもの。

そんな時もまた同じように泣いたり怒ったりしながら進むのでしょうね。

全ての人の人生に困難があると知る。

我慢しながらそれを乗り越えていくのだ。

今我慢している先に本当にありのまま自分はいるか?

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確実なものなど何一つない。

それなのに確実なものを求めてしまう。

確実ってなんだ。

よく考えたらひとつも確実じゃねー。

明日起きる事が全てわかっているようなものだ。

10年後の自分が確実に想像した通りになるか?

なるか!

ならん!

断じてならん!

なるかもしれない可能性を信じて我慢しているのだ。

なれるかもしれない自分になる為に努力しているのだ。

確実なんてものはない。

でも確実にしたい。

だから努力をする、我慢する、たまにありのままの自分が顔を出す。

そして困難が訪れる。

その時!

そこ!

そこだ!

ギッタンギッタンに困難をやっつけるのだ。

それを繰り返す。

どんな困難でも正々堂々と立ち向かう。

打ち倒す。

たまに逃げる。

リベンジする。

違う方法を考える。

模索する。

立ち向かう。

模索する。

乗り越える。

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ありのままの自分が作られる。

ありのままの自分になればダラダラしてしまう。

ありのままの自分はなにもしないで暮らしたい。

ありのままの自分は本当にどうしようもない。

でも、

でもでもでも、

そうしたいから今我慢している。

そうしたいから今努力している。

そうしたいから泣く、怒る。

そうしたいから傷つく。

そうしたいから困難を切り開き、進む。

気が付けばありのままの自分が素敵オーラを放っていることだろう。

まだまだありのままの自分じゃいられない。

その内完成すると思う。

でもそれは今じゃない。

圧倒的に自分が一番よくわかっている。