頭を見ながら「あれ?ハゲてきてるよ?」って言われた時の精神的ダメージ

生活

職場で、または友達と遊んでいる時に、言われたとしましょう。

「あれ?お前ハゲてきてね?」

この言葉。

「うお?ほんとに?嘘でしょ。」

本当かどうかなんて実はどうでもよかったりする。

言われたことに過剰に反応するのです。

なぜなら心のどこかで「まだ私はハゲちゃダメ!」って思っているから。

別にハゲていることがカッコ悪いとは思っていない。

なんならブルースウィルスみたいなハゲ方が良いと思っている。

あれはダンディ。

どうせハゲるのならこだわりを持ちたい。

今回言われてダメージを受けたのは、「唐突」だったから。

でもきっと、「ハゲてね?」って言われるのはいつも唐突なんです。

唐突なんですわ。

だからこそショックを受ける。

「そんなはずはない!」ってどっかで否定する。

瞬間的に反発してみる。

「冗談でしょ?」って笑いたい。

「最近キテるんだよねー。」なんつって「知ってるよ風」に気持ちとは逆のリアクションをしてみるか。

知るか。

そのダメージはとにかくデカい。

頭の中で色々考えちゃうじゃないか。

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「ハゲてきてるよ?」って言われた時に起こる葛藤

え?え?え?

まず「?」が連発して頭の中で流れる。

真横に。

唐突過ぎて状況が理解出来ていない。

そしてどこかで「冗談だ」っていうのが入ってくる。

友人や同僚のリアクションを良く見る。

どこかに「ドッキリ的要素」が含まれていないか。

表情、言葉、仕草。

どこか嘘っぽい部分はないだろうかと探す。

他の友達や同僚も寄ってきて、「本当だ~。」とか言い出す。

いよいよドッキリじゃないかもしれない。

その時の不安と来たら半端じゃない。

ドキドキしてくるだろう。

ハゲに気付かされる時って「他人からの指摘の場合」はいつも唐突なのです。

「????????!」

セリフなんて付けられないくらいのショックだよ。

認めた方が良いのだろうか

周囲も巻き込んで心配され出すと、さすがに認めた方がいいのではないかと感じ始める。

なぜなら否定する度に「仲間を呼ばれる」から。

まるでマドハンドのようにどんどん仲間を呼ぶ。

マドハンドとはドラクエに出て来るモンスターでやたら仲間を呼ぶ奴。

たまに「ゴーレム」を呼ぶ。

いわば上司。

これを呼ばれると「ハゲはじめました」のレッテルを張られてしまう。

そうなれば逆に心配される方がストレスになる。

だからここらで一度認めた方が良い。

「最近気になってたけどやっぱり?」

この一言で取りあえず仲間を呼ばれるのを防ぐ。

ただ、自分で認めてしまったダメージは想像よりも大きい。

今すぐに鏡で確認したいがそれも「初めて知ったようで」出来ない。

先ほど「気付き始めてたけどねオーラ」を出したのだから鏡で見て新鮮なリアクションをするのは不自然。

一度認める。

でもやっぱり認めたくはないものです。

ネットで調べてみる

あの騒動から数日経ったのならきっと自分の頭の状態も良くわかってきているはず。

「ハゲ」ってのはどういうものなのか。

それを改善する方法はあるのか。

ネットで調べると、大体「気にし出すと余計にハゲる」って書いてあるから。

結局「ハゲてきた」って考え過ぎると自分の中でストレスになり、そのストレスから余計にハゲると言っている。

てか、そんな事を言われても困る。

誰かに「ハゲてきてる!」って言われたら気にせずにはいられない。

それが普通。

ネットに書かれているあれはそういった「情報操作だ」と思い込んでおけばいい。

メンタルから来るハゲも絶対にある。

10円ハゲっていうのがあるくらいだからメンタルの部分は重要視されてもおかしくはない。

様子を見る

一度は調べてみたものの、あれから同僚も友達も「ハゲてきてるよ!」とネタにすることも無くなった。

あの騒動から数週間。

すでに私の頭の注目度は下がっている。

平常運転。

「気にすると余計にハゲる」と言われているものだから自分でも気にしないようにしている。

周りが騒がなくなると自分もなんとなく忘れてしまいそうになる。

ただ、ここで「最近本気で気になり出している」なら様子を見ながらも調べなくてはいけない事だってある。

育毛剤について調べてみる

一応。

気になってるし。

どのくらいの値段で育毛剤が手に入るのか。

値段と種類によってどれだけ効き目が違うのか。

結構調べる。

もしまたあの時のような騒動になるのもめんどくさい。

そして何より「気にすると余計にハゲる」っていう状況。

安心材料として、「頭を気にしないようにする為に」育毛剤について調べたりする。

これを使えば大丈夫。

これを使えばまだ間に合う。

これさえ使えば毛が生える。

全ての育毛剤に書かれている「これは効くぜ!」っていう文言やキャッチフレーズが響く。

あの騒動がある前は、効き目が無かったあのセリフやCMが、今はドスンと胸に響くよ。

それから、「毛」の文字にすごく敏感になる。

街中にあるあらゆる「毛」の文字やデザインが全て目につく。

美容室とか…。縮毛とか…。

あのポスターとか…。

気になる。

でも美容室とか行かなくなりそうじゃん。

バリカンで十分だわ。

って考えるとハゲの方がお得かもしれない。

まぁ。

「まだ!まだ!まだだって!」って思ってしまう。

毛の衰退に「待った」をかけたい。

戦え、頭皮。

増毛という選択肢

自分のお父さんやお爺ちゃんやその先の祖先の写真を見た。

「全部ハゲてるわ。」って思った。

たぶん遺伝的なものもあるんだと実感している。

ハゲの素質を持って生まれてきたのだろう。

別に恨みはないし、美容室とか行かなくて済むし…。

増毛っていう手段もある。

これまでのハゲたご先祖様の写真にフサフサの私の写真が飾られるかもしれない。

それなりに値段はする。

でもずっとハゲないで美容室に行っている値段と比べるとそんなに変わらないと思う。

どっちにしろ「オシャレ」にお金を使っているようなものだし。

あと10年。

私の頭皮が髪を育成してくれるのなら。

もしかしたらとてつもない効果を発揮する「毛生え薬」が発明されるかもしれない。

こんなに「科学者」に期待している自分に初めて出会ったよ。

「ハゲてない人がハゲる」ってのはそのくらいのインパクトがある。

「それを受け入れるまで」が一番ハゲるんじゃないかと思っている。