最高の趣味を見つけてしまったかもしれない

生活

我が家はみんなスタジオジブリの作品が大好き。

夏のジブリ祭り。

秋のジブリ祭り。

季節の変わり目や子供の長期休みに合わせて、テレビで放送されるジブリ祭りが大好き。

こういったテレビのロードショーを皮切りにスタジオジブリの作品に興味を持った。

子供はもちろん、親である私も「魔女の宅急便」を金曜ロードショーなどでよく観てた。

ビデオに録画して、何度も何度も観た。

大人になってもその記憶は残っているし、自分の子供が同じ作品を観ている姿を見ると、子供の頃からずっと変わっていない部分があるんだと感じる。

 

自分達は大人になったのにジブリ作品はずっと変わらない。

 

なのに作品へ対する感じ方とか考え方は変わる。

 

「あ、この時主人公はこんな事を言っていたんだ。」

とか、

「こんな伏線が隠されていたんだな。」

とか、

子供の頃の捉え方とちょっと変わる。

 

子供の頃、目にしたものを大人になって、もう一度目にする。

その時思い出す感情が多ければ多い程、子供の頃に自分に与えた影響が大きかったんだなって感じる。

 

記憶を辿っていくような気持ちになる。

 

なんか気持ち悪いこと言ってると思う。

暇人がやることだと思うかもしれない。

確かにそうかもしれない。

確かにそうかもしれないけど、

でもね、

 

本気でお勧めしたい。

 

子供の頃に住んでいたところ。

子供の頃にハマったなにか。

今、改めて目にしてほしい。

手に取ってみてほしい。

時間が経ったから全く同じものは無いかもしれない。

でもネット社会。

探せば見つかるかもしれない。

もし見つかって、それを見たり、手に取った時。

多くの記憶が蘇る。

趣味として、最高だ。

 

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趣味として、人生の記憶を辿る旅に出る。

思い出してみよう。

自分が子供の頃に何が流行ったか。

何にハマったのか。

男子だから、私の場合は、

 

エアーガン。

マウンテンバイク。

カードダス。

たまごっち。

スーパーファミコン。

きなこ棒。

チューペット。

ミニ四駆。

ラジコン。

パンチ焼き。

 

ハマった「モノ」だけじゃない。

 

昔住んでいた家。

その地域にある公園。

公民館。

小学校。

友達の家。

秘密基地があった空き地。

家族で良く行ってた飲食店。

今はどうなっているだろう。

 

これを全て辿るのは大変。

でもやりがいはある。

例えばミニ四駆でも「アバンテ」っていうのがあって、それを改造して友達と遊んだ。

ミニ四駆の中で「アバンテ」を探す。

それをネットで見る。

 

思い出す。

浸る。

アマゾンで売ってた。

買う。

手元に届く。

箱を開ける。

 

「組み立てる?」

 

いや。敢えてまたしまって置いておく。

箱を眺めながら色々思い出してみる。

 

妙な満足感。

なんだろう。

この気持ち。

 

ちょっとニヤける。

 

舌で記憶を辿る。

パンチ焼き。

知らない人が多いかも。

お好み焼きみたいなものなんだけど、味は結構違っていて、近所のピーコックの入り口に出店があった。

その出店で親が買い物をしている時にベンチで食べながら待ってた。

 

今はパンチ焼きを売っているところが近場にない。

しかも見た目も当時のものではない。

残念でならない。

でも諦めたくなくて、その味を再現することにした。

 

ネットで調べて作ってみた。

なかなか当時の味にはならない。

もっと深く調べて、やっと思い出の味に辿り着く。

 

「あ、これだ。」

 

色々思い出す。

その時にあったこと。

その時に考えていたこと。

めちゃくちゃ子供だったこと。

たまに思い出したくもない恥ずかしいこともあって。

今でもトラウマとして抱えているかもしれない部分も浮き彫りに。

凹む。

なんか落ち込む。

たそがれる。

あの日の出来事はもう消せないのに。

もう戻れないのに。

だからトラウマになってる。

どうせ進むしかないってわかっていても戻ってやり直したくなる。

 

きっかけは味。

舌にも記憶があるのかと思った。

 

「おふくろの味」にはあまり衝撃的な記憶はない。

でも近所のピーコックで食べてた「パンチ焼き」には衝撃的な記憶があった。

 

思い出してみてほしい。

子供の頃にハマって良く食べていたもの。

今は食べないけど、子供の頃にやたら食べていたもの。

 

思い出すぞ。

味から記憶されている想いがある。

 

深みにハマるとちょっと凹む。

嫌な事も思い出す。

少しすると戻る。

 

妙な気持ちになる。

なんだろう。

この気持ち。

 

大人になると美味しくないのもある。

場所で記憶を辿る。

これは難関だった。

なぜなら、子供の頃に住んでいたところが今住んでいるところからめちゃくちゃ離れているから。

旅行がてら行くしかない。

長めの休暇が取れないと無理。

だから大型連休に合わせるしかなかった。

 

大型連休に合わせるとどこもかしこも混んでいる。

移動手段も「割高」になる。

それでもこぞって人が集まるのだから参った。

しかも家族を巻き込んで、目的は私の記憶辿り旅行。

 

子供にとっては面白くないのだろう。

どんなに思い出を語っても、常に「はいはい。」といった雰囲気。

わかって欲しいとは思うけど、わかるわけがない。

どんなに説明しても、この妙な気持ちだけはわかるはずがない。

 

でもしつこく説明する。

その内伝わるんじゃないかと思って。

 

大型連休になるとどの家族も遊楽地に向かうだろう。

そこを我が家は誰もいない住宅街に向かう。

連休中だから逆に住宅街は人が少ない。

それが良かった。

公民館にも人があまりいない。

子供の頃、ローラースケートをしてた坂道があった。

変わってなかった。

住んでいたマンションは大型スーパーになっていた。

少しがっかりしたけど、自分が大人になったんだなぁと思わせてくれた。

大型スーパーの入り口には思い出の「じゃんけんゲーム」があった。

買い物をした時にもらえるコインで出来るらしい。

ルールが変更されている。

買い物しなくても100円で何回か出来たような。

 

家の近くにあったレストランもボウリング場も本屋も無くなってた。

でも小学校はあった。

子供の頃はいつでもグラウンドに入れたのに今は入れない。

防犯。

どこもかしこも防犯強化。

地域の目が光ってる。

 

良く遊んだおっきな公園。

我が子にもこの場所はヒットした。

公園の作りや広さは変わってない。

そういえば公園の前の道路で自転車で転んだ。

超痛かったな。

今でも傷が残ってる。

金沢君とよくエアーガンを持って遊びに来てた。

中央広場でサッカーをやってた。

正月には凧揚げをした。

初恋の人の話をした。

マラソン大会もここで参加した。

池の近くでザリガニをたくさん捕まえた。

お兄ちゃんと遊びに来て帰りに置いていかれた。

無駄にでかい赤いロープのピラミッド。

上から落ちたけど下が砂場だったから助かった。

夕方になると「帰らなきゃ」ってすこし寂しい気持ちになった。

思い出がいっぱいの公園。

 

子供の頃はすごく広くて、小さな自転車で端から端まで行くのに時間がかかった。

 

大人になっても、広かった。

 

その日、子供も夕方まで遊んでた。

そろそろ帰る時間。

 

やっぱり妙な気持ちになった。

 

あの頃のまま。

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記憶を辿る旅のゴール

妙な気持ちの正体。

人生の記憶を辿ると毎回妙な気持ちになった。

なんだか、そわそわ感というかドキドキ感というか。

「あれも!これも!あっちも!」

と、夢中になって記憶が勝手に視界を目的地に向かわせる感じ。

別に何かを考えたりするわけでもなく、勝手に記憶がそうさせるような感じ。

うまく説明出来ないけど、勝手に視界が向かう。

勝手にね。

あっちこっち記憶のポイントを見つけてはそっちに向かう。

 

これが妙な気持ちにさせる。

 

無意識ではないんだけど、そんなに考えているわけじゃない。

遊園地に行けば入り口で地図をもらって目的地を探して、考えてそこに向かう。

カーナビはセットしたところに案内してくれる。

 

そういう案内を超越して、本能が勝手に向かわせる。

 

公民館の裏側の階段に無意識で向かった時にはさすがに「ん?」と思ったけど、子供の頃、そこでよく集まってなんかしてた。

 

こそこそ話をしたり、カードダスを広げたり、ラジオ体操サボったり。

その場所に着いて、階段に目が止まった時にぶわっと思い出す。

 

妙でしょ。

妙な感覚でしょ。

 

でもね。

 

良い旅だった。

こんなに良い旅を経験したのは生まれて初めてかもしれない。

妙な感覚と共に帰ってきて、改めて話をする。

良かったところ、悪かったところ、変わってしまったところ、楽しかったところ。

 

我が子の記憶にも刻まれたかな。

 

本当は一人で行こうと思ったけど家族で行けてよかった。

 

自分の今を報告しに行ったような感じ。

 

昔の知り合いに会ってもきっとわからなかっただろうな。

 

これからの新しい記憶作られると共に、今住んでいるこの地域や身の周りにあるモノが古い記憶になっていく。

 

これも妙。

 

人生の記憶を辿る旅にゴールはない。

 

こんなに素敵な趣味は他にないかもしれない。

やろう!