失恋が辛いのは「間違ってない」証拠

恋愛

失恋して辛い時には何が効く。

なんにも効かない。

まるで全てが無くなったかのような喪失感。

それでもやらなきゃいけないことは山積み。

また今日も「自分が失恋した事実」を誰も知らない社会の中で生きていく。

自分が失恋したところで社会は何も変わらない。

いつも通りの平常運転。

 

自分が失恋したことなんて世界の大問題からしたら大したことはない。

 

それでも失恋してみて初めて気が付くことがある。

本気で好きだった。

だから失恋すると辛い。

辛ければ辛いだけ自分が本気だった証拠なんじゃないかと私は思っている。

 

でも現実は「自分の気持ち」だけではどうすることも出来なくて、どんなに本気の気持ちを伝えてもこれ以上相手に響くことはない。

何とか平常心を保ちながらやらなくてはいけない事を精いっぱいやる。

それでも喪失感は無くならない。

 

忘れたいわけじゃない。

むしろ今でも相手を想っているからこそ喪失感があるのかもしれない。

このまま幸せな日々が続くのだと思っていた。

だからこそ急展開を迎えた失恋によって空いた穴は大きい。

 

「なーんにもなくなっちゃった。」

 

恋愛なんて失恋すれば100から0に一気に落っことされる。

恋をしていた事実を真っ向から全否定してくる。

まるで何もなかったかのように、恋愛をする前の状態にタイムスリップ。

良く考えたら、「失恋しただけ」なのはわかっている。

その他は何も変わっていないのも気が付いている。

他人から見たらそんなもの。

だからこそ、

 

私は恋愛の影響は巨大だと思っている。

 

自分の人生の中で壮絶に巨大な出来事であるのは間違いない。

恋愛を軽く考えられては困る。

「失恋しただけじゃん。」と言われても困る。

 

失恋は、超一大事。

大事件。

 

恋の影響力。

他人にはわからない。

恋をしているのは自分。

だから相手への気持ちが強いのは当たり前。

それを他人が理解しきれるはずがない。

「好きな気持ち」はわかるけど「どのくらい好き」なのかはわからない。

だから失恋したところで「どのくらいの喪失感」を抱えているかまではわからない。

本人にしてみれば史上最大級の喪失感なわけで、どんなアドバイスをありがたく頂こうが、ぽっかり空いた穴は塞がらない。

 

失恋っていうのはそのくらい大きな事だし、恋愛っていうのはそのくらい大きな影響力を持っていると思う。

 

だから簡単に忘れるなんてことは出来ないし、ちゃんと理解して、ちゃんと噛みしめて、少しずつ噛み砕いて飲み込んでいかなくちゃいけない。

失恋したのは事実。

そんなのは本人からしてみれば百も承知で、問題は喪失感。

でもこれは一日や一週間で埋まるようなものじゃなくて、時間をかけていいものだと思う。

 

時間をかけて、少しずつ、好きな相手ではなくて、自分を大切にしていかないといけない。

 

愛情を向ける先が無くなったのなら、せっかくだし、それを自分に向けてみてもいいと思う。

今すぐにそうするのは無理かもしれないけど、それほどの大恋愛をしたのだから自分へ向ける愛情も大きいはず。

大きな愛情を持っているなら幸せになる条件を手にしているようなもの。

その愛情を持ってこれからの自分を見つめていかなくちゃいけない。

 

他人から見たら、全部、

「ただ失恋しただけ。」

と言われる。

 

その通り。

 

ただ、他人にはこの喪失感はわからない。

 

わかって欲しいけど全ては伝わらない。

伝わらないけど伝えようとする。

 

今すぐに何とか出来ないのは「明らか」な気がする。

 

焦っても喪失感は消えない。

これは愛情を育んできた時間が長ければ長い程なかなか消えないのだと思う。

 

経験してしまった。

失恋をして辛いのはそれだけ本気で恋愛をしていたから。

だからこそ喪失感が大きい。

でもその喪失感は必ず無くなる。

いや、一生続くわけではない。

時間がかかるかもしれないけど、薄れていったり無くなっていくもの。

 

これまでの恋愛以外の経験で、「あの時は辛かった。」と思い出す時期が私にはある。

 

今となってはもちろんその経験が役立ったり、時にはトラウマ的な効果を発揮することもある。

「良い」「悪い」は別として、

 

間違いなく「経験」にはなっている。

 

今はまだ頭の中が「こんな経験必要なかった…」でいっぱいかもしれないが、

すでに経験したのは事実。

 

後になってその経験をどう活かすかは自分次第。

せっかく失恋を経験したのだから無駄にはしたくない。

 

「もうこんな想いはしたくない!」

 

って気持ちを無駄になんてしたくない。

私なら自分にとって「良い方向」へ導くきっかけにしたい。

何度もこんな経験をしていたら心はすっからかんになってしまう。

 

そんなことにはならないように努力すると思う。

 

それは失恋を忘れたいからと言って、

違う恋愛を探すわけでもなくて、

無理やり忘れようと頑張るわけでもなくて、

いつも通りに振る舞うわけでもない。

 

なんとなく失恋したことを受け入れながら自分のペースに馴染ませていく。

 

「失恋した。ヤバい。」

別にヤバくない。

 

思いっきり恋愛をしているのなら思いっきり失恋する可能性はいつもある。

自分だけではない。

今日もどこかで誰かが失恋の大きな喪失感に見舞われている。

でも、誰かのその気持ちを全て理解してあげることなんて出来ない。

 

「長い人生。なんとかなるさ。」って思うわけじゃない。

これから先、私達にはそれなりの努力が必要な場面も、恋愛とは違った意味での困難も待っている。

 

「それをクリアしながらやっていくのも別に悪くない。」

と私は思っている。

 

大きな喪失感がある中で、なかなかそうは思えないのも普通。

 

ただ、今後も恋愛以外の部分でそれなりの壁は待っていて、

それをクリアしながら、乗り越えながら、考えながら進んでいく。

 

そういうのも悪くないんじゃないか。

と私は思っている。

 

今は忘れたくない想いも到底忘れられるはずもない想いも、

別に忘れられないわけじゃない。

 

それは今後、「自分がどうありたいか」で変わる結末で、

どこかで「あの失恋は無駄じゃなかった」って思う可能性はある。

 

だから今心に抱えている喪失感も、決して一生残り続けるわけじゃない。

 

私なら経験してしまったのだから「それを活かそう!」と思う瞬間もいづれあると信じている。

 

間違ってない。

「辛くない失恋。」

そんなものはあってはならない。

と私は思っている。

 

誰だって恋をすれば本気でもっともっと相手を好きになろうとする。

 

その気持ちはすごく大切なものだと信じている。

自分を豊かにしてくれるものだし、幸せを感じさせてくれる存在だと思っている。

 

むしろ誰よりも大切にしたい感情。

それを貫いて、信じて、失恋して、

辛くないわけがない。

辛いに決まってる。

 

それが辛くないなら恋愛なんてしなくていい。

恋愛をするっていうのは失恋の恐怖に怯えながら微々たる幸せを噛みしめるようなものではない。

一時の幸せの為にするものではない。

私は「一生続くであろう最高の幸せ」だと思って恋愛をする。

 

そうじゃないと恋愛に「求めるもの」が私には見つからない。

理解が出来ない。

一生続くと思っていた最高の恋愛が失恋に変わったら誰だって落胆する。

喪失感に襲われるに決まってる。

 

世の中に絶対なんてない。

 

でも自分が注いだ愛情は絶対であってほしい。

それを証明するのが失恋をした時の大きな喪失感ならもうどうすることも出来ない。

 

失恋して辛い。

 

その感情が健全だとは言わない。

でも間違ってもいない。

 

間違っていないのにどうしてそれを「無理やり」どうにかしようとするのかわからない。

 

失恋して辛い気持ちをどこかに追いやれるならそうしたい。

でもそれが出来ないくらい本気で恋愛をした。

本気で恋愛が出来るならそれでいいと思う。

 

本気にならなきゃいけない。

 

失恋して「辛くない」とか言う奴に恋愛を語られたくない。

 

私は恋愛を語りたい。

だから今後も本気の恋愛を応援したい。

 

失恋はいつだって、誰だって辛いくなきゃダメなんだと思っている。