「おい!そこのハゲ!下を向くと余計にハゲが目立つと思うぞ!」
ハゲてる事がそんなに恥ずかしいかい?
男として終わってると思うかい?
私は思います。
「恥ずかしいし終わってる」と。
同じ男としてハゲたくないわけです。
多くの人がそう思ってる。
ハゲたくないしハゲたらなんとかしたい。
だってダサいじゃん。
素直にモテないじゃん。
余計なフォローを入れられるとこんな風に思いません?
「ハゲてないお前に何がわかる!」
ハゲてる奴を励まそうとするハゲなんていないんだよ。
ハゲてないから「気にした方がハゲる」とか「海外ではハゲがモテる」とか大して気にしてないくせに、テレビや雑誌で紹介されるありがちなアドバイスを投げつけてくる。
先に言っておきますが私はハゲてません。
「まだ」ね。
残念だったな。
今回はハゲてる奴を励ます優しい言葉をかけるつもりはない。
むしろバチバチに叩いて「改善するしかない」ってとこまで追い込むつもり。
じゃないといつまでも宙ぶらりんなハゲになる。
ハゲを認めるのか認めないのかハッキリしない変な頭になる。
それが1番ダサい。
今回はハゲを圧倒的に認めさせてやるから後は自分でどうするのか考えろ。
ハゲは必ず最後まで読め。
「カッコいいハゲの在り方」がきっと見えてくるはずだ。
ハゲはどう頑張ってもカッコよくなれない。
男はハゲに対して羞恥心を感じる。
どんなに気にしないようにしてても感じる。
フサフサへの劣等感は拭えない。
だってハゲてるんだから。
「ハゲ」という単語がすでに滑稽でバカにしているイメージ強め。
ハゲを隠す意味で帽子をかぶったり上手にボリュームを出したりするけど、それはそれでダサい。
帽子を脱げばハゲてるし髪を濡らせばスケスケになる。
そのギャップに自ら衝撃を受けて余計にハゲてるように見えたりする。
中には生き様でハゲをカバーしようとする人もいるかもしれない。
または経済力で。
志村けんは経済力で言えば抜群に長けている。
だけどあの頭見て「カッコいい!」って思えるか?
思えねーよ。
ハゲてるから。
なんならあの知名度で、あの経済力で、「ハゲてなかったら」って思ってみ?
超絶カッコいいよ。
でもハゲてるから超絶カッコいい存在にはなれない。
ハゲってのはそれだけでハンデを抱えてるり
圧倒的に不利なスタート地点。
芸人だからまだ納得する部分もあるけど、二枚目俳優さんなんか死活問題だ。
二枚目じゃなくなる。
ジャニーズがハゲてたらもうジャニーズじゃない。
そのくらいのギャップが生まれる。
同じ男なのにハゲてるかハゲてないかで天と地の差があるんだよ。
ハゲてない奴はハゲてる奴を擁護する優しい言葉を投げかけるかもしれないが、私は正直に言いたい。
どんなにカッコいい服を着てても、どんなにお金持ちでも、どんなに影響力を持っていても、「ハゲてない方がカッコいい」です。
ハゲてるだけで大損です。
日本人はダンディーなハゲになれない。
どこかの異国の地では、男性のハゲは「どれだけ頑張ったかのバロメーターになる」と聞いた事がある。
「貫禄がある」といったニュアンスだろうか。
それで言えばブルースウィリスなんてどうだろう。
実にダンディーで男らしい。
さらに貫禄もある。
じゃあその対象として、孫正義を…。
「いや、ハゲてるじゃん!」と言いたくなる。
ブルースウィリスには「ハゲてるじゃん!」と言いたくならないが、孫正義には言いたくなる。
作りが違うんだよ。
ほとんどの日本人が短足でアジアのっぺり顔だから。
洋風作りのブルースウィリスに敵うはずがなかろう。
そして孫正義だってハゲてなきゃもっとカッコよく見える。
もっと素晴らしい人に見える。
それが私の素直な感想だ。
日本人はブルースウィリスのようなダンディーなハゲにはなれない。
ただのハゲだ。
ハゲ方が落ち武者になるのがオチ。
矢沢永吉はカッコいいMハゲ方面で顔の作りもブルースウィリス寄りだからダンディーには見える。
多くの人が「マジでカッコいい!」って思ってる。
だけど、それでも、どうしても、矢沢永吉ですらハゲてない方が絶対にカッコいいと私は思うんです。
相手に失礼だ。
そもそもハゲてるくせに一生懸命になって生き残った髪の毛達を使ってカバーリングを試みるハゲは自分の髪の毛に対してパワハラをしていると思え。
左の髪を右に持ってきて働かせ過ぎです。
左の髪だけ長くしても風が吹けばガラ空きに。
濡れればバーコード。
その髪は単なる蓋です。
髪はファッショナブルなパーツだったはず。
それがいつのまにかハゲを隠すツールに。
仕事で真面目な話をしていて、突然の強風。
パカっとハゲが顔を出したら相手はどう思う?
目のやり場に困らない?
見てはいけないものを見たようなリアクションにならない?
これはもう、相手に失礼です。
気を遣わせてしまう。
絶対に笑ってはいけないシリーズなんですよ。
完全にアウトなんです。
話に集中出来なくなる。
だって相手の頭の中が「こーいーつーハーゲーてーるー!」で一杯になるから。
「しょうがないじゃん!」って言いたくなるかもしれないけど、ハゲてない人にはわかりません。
ハゲてない人にはハゲてる人の気持ちは理解出来ないんだから。
結果、「意識出来ない事を意識しろ」と言っているような感じになるので相手に失礼です。
存分に金をかけろ。俺が許す。
ここまでぶっちぎりでハゲを叩きまくってきました。
これには訳があります。
ちゃんと意味があります。
それは躊躇して欲しくないから。
ハゲはどんなに頑張ってもダサいって意識があれば圧倒的にお金を費やす理由が出来る。
最近のハゲ救済科学や技術はグイグイ進歩している。
進歩しまくって金をかければほぼ自然な見た目までは即座に移行可能だ。
だからお金をかけるべきポイントなんだと思って良い。
ガッツリ本気で立ち向かっていいんです。
ハゲは絶対にデメリットである。
存分にお金をかけてください。
それだけの価値があるんだから。
増毛だろうが、植毛だろうが、育毛剤だろうが、カツラだろうが、最上級グレードでいきましょう。
だって、ハゲはカッコ悪いじゃん。
だって、ハゲてるだけでハンデじゃん。
ハゲにメリットは無いじゃん。
だから最優先で改善しよう。
他はその後で十分だ。
どんなに良い車に乗っていても、どんなにスタイルが良くても、どんなにハイブランドて着飾っても、ハゲてりゃ魅力は半減するかプラマイゼロ。
マイナスか?
真っ先にハゲに目を向けてやんなきゃ自分が可愛そうだろ。
存分に金をかけろ。俺が許す。
中途半端が1番ハゲてる。
「まだハゲてないかな?」「まだ大丈夫だろう。」
そんな甘い考えを持ったハゲの髪型はなぜかみっともない。
ハゲてるのに中分けのロン毛なんてもう意味がわからない。
なんなら不潔感すら生まれる。
ブラマヨの小杉を見てみろ。
本人には悪いけど、みっともない面白さがあるぞ。
でもね、芸人だからまだ良いのです。
インパクトはある。
あの衝撃のまま面白い事を言えるんだからもはや才能だし、そういうお仕事なんです。
でも我々はどうだ?
ごく一般の我々が中途半端なハゲ方をして堂々としていたらどうだ?
余計にハゲてるように見えるんだよ!
ロン毛なんて最悪だ。
キモいぞ。
隙間だらけで頭皮からすだれを乗っけたような透け感は、ファッションで言う「外し」なんかじゃない。
「キモし」でしかない。
いや、「ハゲ」でしかない。
フォローの仕方がわからないくらいに「ハゲ」なんですよ。
覚悟を決めな!
これだけぶっ叩かれてもまだ「お金はかけたくない」と思ってるハゲもいるだろう。
育毛剤だけに頼ってるハゲもいるだろう。
でも中途半端が1番ハゲて見えるのは事実だ。
圧倒的に事実である。
だから覚悟を決めろ。
「1ミリの坊主かスキンヘッド」だ。
それがハゲにとって1番似合う髪型です。
むしろ1番清潔です。
伸ばしたらスケスケでどうせカッコ悪いんです。
左だけで補っても風が吹けば多くの人が目のやり場に困るんです。
潔くいっちゃってください。
幻の髪に想いを馳せるのはもうやめにしよう。
とんでもなく短くして髪への未練を捨てるか、全力でお金をかけるか。
ハゲには二択しか無いんだよ。
それに気づいて欲しいからボロクソに書き殴ったのだよ。
でも覚悟を決めればカッコいい。
1番似合ってる髪型になる。
髪に悩まされる無駄な時間ともおさらばだ!
本当の優しい言葉ってのは正直な気持ちを伝えてやる事だと私は思うんです。
どうか感想をください。