流行と影響力で「裸の王様」が作れます

小言

私が子供の頃、ナタデココが流行りました。

とりあえず色んなデザートにナタデココを入れる。

アイスにも、ヨーグルトにもゼリーにも。

なんならナタデココ単品がスーパーにはいつも並んでいた。

どこにでもあった。

自動販売機にもナタデココ入りのジュースがあったし。

ファミレスにもデザートとして置かれていた。

デニーズが火付け役だったような。

とにかく、めちゃくちゃ流行ったわけです。

大流行。

とりあえずナタデココを入れておけば様々な食品が売れた。

あれから随分年月も経って、流れるように変わっていく流行り。

とうとう近所にタピオカ入りのジュースを出すお店が出来た。

今は間違いなくタピオカブームなんだと思う。

だから大都会というわけでもない我が家の近所にもタピオカ屋がやってきたんだと思う。

いつの時代も流行っていうのはあって、その流行に乗るか乗らないかは本人次第だけど、学生の頃ってその流行に乗れないと人間関係も上手くいかなかったりする。

だから無理やりにでも自分をミーハーにしなくちゃいけない場面もあった。

「あの頃の自分ってちょっと無理してたなぁ。」

と、タピオカブームを感じて思い出した。

今回は流行と影響力について伝えたい。

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流行を作る人がいる。

私はタピオカ入りのジュースを飲みました。

「めちゃくちゃ美味しいですか?」

って聞かれると、

「普通に美味しいです。」

と答えます。

私にとってタピオカ入りの様々なジュースは、流行ってはいるけど、めちゃくちゃ美味しい飲み物ではありません。

どうしてそんなに流行っているのか「これだ!」って理由もわかりません。

でもそれを学生の頃、友達の前で言ったら、たぶん「何こいつ!?」って思われていたかもしれない。

今の私は、「タピオカ行かない?」って誘われたら、「いや、行かない。」って普通に言えます。

でもそれを学生の頃、断ったら、たぶん「何こいつ!?」って思われていたかもしれない。

さすがに「何こいつ!?」ってのは大袈裟だけど、私は学生の頃すごく狭い世界の中で生きていて、毎日の学校の生活だったり、友達との関係や、先輩、後輩、恋人との関係を重視していた。

むしろそれがメインだった。

そんな生活の中で良い関係を保つ為にブームを取り入れる必要があったわけです。

つまり、自分を守る意味でうまくやっていきたかった。

ただ、そんな生活をしているのにも関わらず、「タピオカ不味くね?」みたいな事を言う奴もいた。

そいつが嫌われるかと言ったらそうでもない。

学生の頃は狭い世界で生きているけどその中に「影響力を持つ人」がいる。

面白い奴。

モテる奴。

ジャイアンみたいな奴。

生活する環境によって「影響力を持つ人」は変わる。

家、学校、会社、友達。

その中で常に大きな影響力を持つ人がいて、人々を導くわけです。

ただ、その導き方によって結果が大きく変わる。

タピオカブームとは言え、学校で一番影響力を持つ奴が「タピオカ嫌いだわー」って言ってたら、なぜかその場所でタピオカは流行らない。

影響力を持つ奴が「好き!」って言ったモノがいち早く流行するようになってる。

なぜだかいつもそうなってる。

狭い世界の中で、ジャイアンみたいな奴が影響力を持っていると一番めんどくさい。

まるで恐怖政治だ。

そいつが「タピオカ最高じゃね?」って言えば「私は嫌いなんだけど…」なんて言えないじゃん。

流行りってのは影響力を持つ人が作るんだと私は思っている。

どこにだって影響力を持つ人が必ずいる。

大きな社会の中で影響力を持つ人ってどんな人だろう。

と考えると、真っ先に思い浮かぶのは人気の芸能人。

ピコ太郎の動画「PPAP」の再生数が爆発してブームになった時、すでに好きな人はいただろうし、「面白い!」って思って誰かに話してた人もいたと思う。

でも、社会全体のブームにはなっていなかった。

あの動画を「面白い!」って話題にしたジャスティンビーバーの影響力が凄かった。

ジャスティンビーバーが「面白い!」って言えば、世界中のファンも「面白い!」って思うものなんです。

で、再生数は火柱のように上がる。

中には「何が面白いのかわからん…」って思う人がいるかもしれないけど、「ジャスティンは面白いって言ってたよ」ってだけで影響力を持つわけです。

面白い、面白くないに関わらず、影響力を持っている人が「好きだ!」とか「嫌いだ!」って言うだけで流行りが生まれる。

それがポジティブな力であれば良いけど、ネガティブに使われることもある。

CMなどに起用していた芸能人が不祥事を起こしてしまった場合などはネガティブ。

企業にとってはすごくマイナスなイメージを人々に与えてしまう。

しかもネガティブなニュースの方が広がりやすいっていう研究結果も出ている。

影響力を持つ人がポジティブな事を発信するならまだしも、ネガティブな事を発信する場合は影響力が更に増すって…。

やっぱり人の不幸は蜜の味なんですかね。

とにかく、何かをいち早く話題にしたいのなら、「影響力を持つ人」を使うべき。

この流れは絶対に不変。

だっていつの世にも影響力を持つ人がいるんだから。

どこの世界にも、どの世代にも影響力を持つ人がいるんです。

こればっかりは絶対にいるんです。

「卑弥呼さまー!」の時代から。

友達にも、クラスにも、先生にも、会社にも、国にも、いるんです。

どんな影響力の持ち方をしているのかは様々だけど…。

嫌な奴もいるよね…って話です。

ジャイアンみたいな。

流行と影響力の関係。

世の中の多くの人は流行してから「それ」を知る。

私がタピオカブームを知ったのは実際にブームになってから。

で、実際に食べてみて思う。

美味しい。普通に美味しい。

でも、「これが無くちゃダメ」って感じではない。

まさにナタデココみたいな感覚でした。

タピオカはモチモチしてるけど。

これは個人的な意見なので「マジで美味しい」って感じる人を否定したいわけじゃないです。

ただ、気になって仕方がないのです。

だってこれだけ多くのタピオカ屋が出来たのはタピオカを出せば儲かると考えている人が多いからなわけで…。

でも、お店を出すまでには相当な時間が必要。

どんなに急いでも1日や2日で商売を始められるわけがない。

ジワジワと流行り出した段階で、「これは!」って気が付いて、「お店を出そう!」って考えて、お金と場所を工面して、ドカンと流行った時にすでに店を構えている状態が一番好ましい。

で、その後も様々なお店で「タピオカ」が提供されるようになる。

それこそファミレスでも、お祭りの出店でも、我が家の近所でも。

今はタピオカブーム。

だから「とりあえずタピオカ出しとけムード」です。

タピオカの影響力は凄いわけです。

だけど、きっとそのタピオカブームもどこかで止まります。

そして衰退していく。

終わるからブームなんです。

流行が生む影響力はものすごい力がある。

だけどそれは衰退していく。

結局影響力にも限りがあるんです。

次のステージはタピオカの影響力をどうやって維持していくか。

今やナタデココなんて言葉はあまり聞かないかもしれない。

でもまだ売っています。

まだ売ってるってことは需要がある。

フジッコが頑張ってます。

自社で作れる工場を持ってるから。

ナタデココブームの時、ほとんどが輸入だったからフィリピンは大盛り上がり。

なぜならフィリピンの特産品だったから。

当時の輸出先は90%以上が日本だったらしい。

ココナッツの木を植えまくって大量の輸出に備えた。

でもブームが去ると輸出量は著しく下がった。

ナタデココの影響力も弱くなっていった。

そしたらナタデココを作る会社の社長も影響力を失っていった。

…。

まだ需要はあるけど。

結局、タピオカだって需要はずっとあるし、それなりの影響力を持ち続けるんだと思う。

だけど流行に乗って影響力を持つと、流行が去っていくのと同時に影響力も失っていく。

それが悲しい。

需要はあるのに。

満足出来ないようになる。

まるでバブル世代が言う、「あの頃はよかったなぁ」になる。

儲からないわけではないのに。

稼げないわけではないのに。

地道に頑張って結果を出す人だっているのに。

流行と影響力で「裸の王様」が作れます。

消費者である私にとってタピオカは食べ物と飲み物を合体させたデザート的位置にいます。

それが今すごく流行っている。

その流行に乗って、たくさんのお店が出来た。

もちろん売り上げも良いはず。

だってブームだし。

問題はその後。

ブームが去ってから、影響力を保つ為に何が出来るのか考えるべき。

フィリピンのナタデココ工場ではブームが去ると、失業者が相次いだらしいです。

ココナッツの木を植え過ぎて管理しきれなくなったらしいです。

「もしブームが去ったらこう活用しよう!」

っていうのがあったら良かったのに…。

フジッコは多くの企業がナタデココを輸入している中で自社工場を作ってました。

自社でナタデココを生成するのに成功しました。

だから今はほぼ独占状態。

実際にスーパーに並んでいるんだから需要もある。

一方、これからも莫大な輸出が続くと思っていたフィリピンの工場は流行が去ると広げ過ぎた経営を小さくせざるを得なくなった。

ここには大きな差があるはずなんです。

友達の中で影響力を持っていた奴が今はお金が無くて困っているらしい。

クラスの中で影響力を持っていたジャイアンが今は借金を抱えて行方知れずらしい。

学校で影響力を持っていた先生がセクハラで訴えられて失業したらしい。

会社で影響力を持っていた社長がパワハラで訴えられて引退したらしい。

…。

持っている影響力に流されてしまった人や流行に流された経営者がいる。

私は今後、「あの人は今」なんて言うテレビ番組を観ながら、同級生で集まって「あの人は今」なんて話をしながら、お酒を飲んだり、ナタデココを食べたり、「タピオカ倍で!」とか言ったりする瞬間が来るんじゃないかと思っている。

流行を取り入れるのは大事だと思う。

影響力を持つって凄い事だと思う。

でも、それに流されて横暴になったり、調子に乗ったりすれば、波が引いた時に丸裸にされる気がするんです。

これは裸の王様の作り方。

流行と影響力の捉え方や使い方を間違えれば簡単に裸の王様が作れます。

「これはどう?似合うかな?」

誰かに聞いても、影響力を持ち過ぎて、流行に乗ってるから、みんな「素敵な洋服ですね!」って言ってくれる。

その服、本当に似合ってるか?

小言
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心優しきあなたにお願いがあります。

お見苦しい点が多々ある私なりの文章をここまで読んで頂き、本当にありがとうございます。改めまして、執筆者のdaimaruです。

この度、DONGURILOGという日記サービスを共同運営させて頂く事になりました。

シンプルに伝えると、「みんなで日記を書くスペース」になります。

かれこれ数年このブログを続けて思った「ひとりで更新し続ける難しさ」を解消しつつ、多くの価値観を共有しながら楽しめる場所です。

まだ始まったばかりのチャレンジではありますが、多くの方に使って頂きたいと思っています。

ここまで私が書く、しがない文章を読んで頂き、目もお疲れかと存じますが、どうか、最後に、私の渾身のワガママを聞いて頂けないでしょうか?

無理なお願いをしているのかもしれません。

でも、「日記を書く」には多くのポジティブな効果があります。今日一日を振り返るだけで多くの気付きがあります。

じらしてすみません。

一緒に日記を書いて頂けないでしょうか?

私は多くの人と日記として記録を残す毎日を過ごしたいと思っています。

そしてそれがきっかけで多くの人が救われる瞬間があるんじゃないかと思っています。

私が求めているのは募金や署名ではありません。

シンプルにあなたが持つ価値観や考え方です。

本来「日記を書く」は一人で行う趣味的な存在なのかもしれませんが、それを多くの人と同じスペースで書く楽しさを大声で主張したい。

「うおー!」です。

是非一緒に、DONGURILOGで、日記を書きましょう!

自分の為になり、誰かの為にもなる。

そんな最高のスペース作りにご協力ください!宜しくお願いします!

あれんじ

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