世代交代の波に乗り優位に立つ人材

小言

世代交代っていうのはどんな分野にもある。

つい先日、テレビでサッカー日本代表の試合を見た。

ロシアW杯以来の試合。

あの日のW杯の結果はまだ記憶に新しい。

胸が熱くなった試合の数々を眠い目をこすりながら見てた。

ハーフタイムで我慢出来ずに寝ちゃった試合もあった。

今回はそのロシアW杯を終えてからの一戦目。

メンバーは、あの時とは変わり、若さで溢れていた。

4年後を見据えた布陣。

監督も変わり、選手もフレッシュ。

 

知らない選手で溢れていた。

 

実況、解説では知っているのが当たり前だと言わんばかりに選手について話をしている。

普段はどのチームで、どのポジションで、どんな心意気で望んでいるのか。

知らないのは自分だけかと思うくらいに盛り上がっている。

あんまりたくさんの選手が入れ替わったものだから正直違うチームかと思った。

 

結局これが世代交代ってことなんだな。と。

 

人生では、区切りを持って、時の流れが急に早くなったりする。

周りの環境だったり人間関係だったりで。

そのスピード感に食らいつくハングリーな気持ちが必要なんじゃないだろうか。

 

自分の後ろでいつも世代交代を狙う若い芽が競い合っている。

 

スポーツなんて過酷。

座れるベンチの数は決まっている。

限りなく少ない椅子に座る権利を獲得するために必死。

世代交代と言えど、「若けりゃいい」ってわけでもなさそう。

 

才能も努力も運も結果も必要。

 

その全てを持っていてもベンチに座れる人数は決まっている。

その席を奪おうと独りよがりをして輪を乱すような選手は必要とされない。

でも、チームに刺激を与えられる選手は必要らしい。

 

その差は結局、監督の都合だったり好みではないだろうか。

 

…。

 

世代交代とは言うものの、結局「それ」をしたいのは選手以外の偉い人かもしれない。

世代交代という名の「人事異動」。

 

そこで必要なのは組織の中で多くの人が納得する「最良」を選べる人。

 

世代交代ってのは人事異動。

実力だけで掴めない席もあるんだな。

 

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世代交代に必要なもの。

必要とされる人材になる。

世代交代の流れに乗って、一気に第一線の席を奪いに行く。

実力は申し分なし。

これまでその為に頑張ってきた。

 

「自分は絶対に必要な人材である。」

 

という自負もある。

だけどそれだけでは数少ない席に座れない可能性がある。

どんなに実力があっても「必要とされる人材」でなければ意味はない。

 

必要とされる人材というのは、

世代交代をしたい組織の「人事」が必要としている人材。

 

自分にどれだけの実力があっても「人事」にアピール出来ていなければ意味はない。

 

世代交代に向け、必要な人材を見極め、人事を司る人に対しアピールする。

そこで人事が「必要だ!」と感じて初めて選考の対象になる。

そこからさらに少ない席を誰で埋めるのかを選ぶ。

 

世代交代とは言えど、総入れ替えになるとは限らない。

すでにいるメンバーに追加で招集される可能性もある。

それを考えると、今人事が考えている必要な人材のリストの中で、目指すは堂々の一番。

真っ先に空いた席に必要な人材になる。

それが出来れば世代交代の波に乗れる。

 

求めるものに対応し、さらに成長していける人材。

 

ずる賢さも、情報も、人柄も、主張も、実力も、将来性も必要になる。

 

未来が見えているか。

世代交代の波に乗ることをゴールにしてはいけない。

その先、席についてからの自分がどうあるべきなのか想像出来ているかが重要。

自分が選ばれたとしても、その先で力の見せ方が決まっていなければ、せっかくの実力も影を潜めてしまう。

選ばれた後に、自分の力はどういう場面で発揮されるのか、ポジションに捉われず、その力を最も発揮出来る方法を知っておかなければならない。

 

そして人事が描く未来と同じものを想像し、そこに自分が必要であると見せつける。

 

世代交代後の未来も見据えて自分を作り上げていかなければならない。

結局のところ攻め続けなければならない。

 

「自分を磨くだけです。」

 

という言葉の意味。

 

技術だけをかいつまんで「自分を磨くだけです。」ということではなくて、

全ての要素を踏まえた上で「自分を磨くだけです。」という意味にしなくてはいけない。

 

実力とは。

一度の活躍や一瞬の輝きだけでは人事も未来は描けない。

 

常に活躍し、この先も輝き続けるであろう人材を探している。

 

監督が思い描く作戦に必要不可欠な力。

集団を勝利に導く力。

群を抜く技術。

状況に合わせた判断力。

 

人事は「実力」を見極めようとする。

一度の活躍だけでなく、一瞬の輝きだけではなく、思い描く未来の戦いに向けその力を発揮し続けられるかどうか。

 

そして、

これまでどれだけの活躍と輝きを放ってきたか。

公式に出された結果と成果を見るだろう。

 

どんなに所属しているチームの中で活躍していたとしても、チームが負け続けているのなら意味はない。

自分の「実力」でチームを導き、勝利を掴み続けた結果が欲しい。

これまで積み上げてきた結果と実績こそが「実力」そのものになる。

 

人事は間違いなくその部分を一番見ている。

 

実力を判断するのに必要なのは、公式に発表されている実績である。

 

世代交代の機会は少ないがチャンスは多い。

世代交代は大きな改革を必要とされた時に起こる。

改革が必要とされるのは今以上の結果が求められている時。

過去の結果を塗り替えなくてはいけない。

世代交代前の状況を目標にしていてはいけない。

変革を起こし、更に上の結果が求められている。

 

ある程度の実績が時間の経過と共に積み重ねられ、「さらに上を目指すべき」と判断された時、世代交代の波が来る。

 

実績を重ねるには時間が必要になる。

数か月から数年は必要になるかもしれない。

一度の結果だけでは判断出来ない。

結果が出る度に微調整を重ね、現状で最も高いと考えられる実績を積み重ねていく。

その結果を持って、「世代交代が必要」と判断されれば波が起きる。

 

何度もチャンスが訪れるわけではない。

 

細かい修正はその都度結果を見て判断されるが、大きく改革が必要になる瞬間は限られている。

ただ、機会は少ないがその時のチャンスは多い。

 

普段は「ひとつ」空くか空かないかの席がいくつも同時に空席となる。

 

若くしてその席に座れば更なる飛躍を期待されるだろう。

熟練者がその席に座ればすぐに結果が求められるだろう。

 

選ばれた全ての人が年齢に関係なく同時にスタートを切る。

 

新たに実績を積み上げていく。

求められているものを瞬時に理解し、誰よりも大きなインパクトを与え続ける。

そういう人材にならなければいけない。

 

それでもチャンスは多い。

 

多くの目が実力を測ろうとしている。

自分の名を轟かせるには絶好のタイミング。

この瞬間に大きな結果を出せる人材は強い。

これから先も必要とされる。

 

オンリーワン。

各ポジションには各人材を配置する。

全てのポジションに適切な人材が配置されるだろう。

人事が実力を見極め、最も力を発揮出来るポジションを与える。

恐らく、そのポジションごとに争いが生まれる。

同じポジションに適した人材をわざわざ数人配置する。

ケガをしたり、うまく機能しなくなった時の為と「あえて争わせる」為に。

 

同じポジションで争いをさせるには狙いがある。

 

それは力の上下関係をはっきりさせる為ではない。

「異なったスキル」を活かす為。

 

世代交代は人事が必要としている人材が投入される。

 

人事が必要としているスキルは各ポジションにつき「ひとつ」ではない。

様々な場面を想定して、それに対応出来る人材を見つけている。

 

適用されなければ「自分は下」というわけではなくて、最も必要なスキルを持った人材を割り当てているだけ。

 

自分が持っているスキルの中で最も評価されているのはどこだろうか。

 

それが自分でわかるなら、そのスキルを活かせる場面も想像がつく。

 

世代交代で優位に立つには、

 

把握されている「スキル」を活かす場面で「想像以上の結果」を出すこと。

そしてそのスキルが勝利に必要不可欠であることを示す。

 

これまでの「実績」を上回る活躍を見せることなんじゃないだろうか。

 

それがわかっていてもなかなか出来ないのがもどかしい。