お酒が飲めない友人が「酔ってみたい」と言うので手伝ったら地獄になった

人間関係

決して無理やり飲ませたわけではなく、本人が「酔ってみたい」と言うのでお酒を一緒に飲むことになっただけ。

だから自分で

無理やり飲んでいるところを見ているっていう感じでした。

お酒が飲めない友人はお酒を飲むと、「ちょっとドキドキするくらいで酔っている感じではない」と言う。

私はお酒を飲むと「酔えばドキドキしているのかどうかはわからず、フワフワして陽気になってくる」と言う。

お酒が飲めない友人は「そっちの方が酔ってるって感じ。なんでそうならないの?」と言う。

「酔っている」っていう感覚が私が味わっているものだとすると、友人は「その感じ」を味わいたいらしい。

ってことは「一緒に飲めばよくね?」ってなるわけです。

友人はそもそも一人でお酒を飲むことはなく、基本的にお酒は好きじゃない。

ただ、「酔っぱらう」に憧れを抱いているらしい。

お酒を飲める方が「人生お得な感じがする」と言っていた。

「そんな事はないけど…」と説明はしたけどやっぱり酔ってみたいらしい。

お酒が飲めない友人が「酔いたい」と言うから一緒に飲んで起こったこと

マズそうに飲む

最初の一杯っていうのは大体「ぷはぁあ!」なんて言う。

そういう決まりがあるのかの如く当たり前のように声に出す。

声に出して「うめぇー」なんて言う。

でもお酒が飲めない友人はその最高に喉が渇いた一発目の喉越しを嫌がる。

声に出して「うげぇ。」と言う。

次にお酒を飲んだ時もやっぱり不味そう。

「不味い。」って言うし。

美味しくないなら飲まない方が良いと思う。

もし食べ物だと仮定して、そんなに不味いものであれば基本的に食べようとも思わない。

あまり良い思い出がない食材を口にするとちょっと「おえっ」ってなる。

そういう感覚なんだと思う。

でも酔っぱらってみたいからと言って頑張って飲む。

まるで子供が嫌いな薬を無理やり飲もうとしている様子。

その様子を目の前のおっさんが繰り広げている。

見てられない。

というか笑う以外の選択肢が見つからない。

飯だけ食ってた方がまだマシ。

居酒屋には結構凝った料理がたくさんある。

最近の居酒屋にはお酒を飲まなくてもそれなりに楽しめる飲み物や食べ物がある。

それにしとけばいいのに「今日は挑戦だ!」と言って頑張っている。

そもそもお酒はそういう飲み方をするものではないと思う。

でもそれを今言ったところで聞いてもらえないんだなぁ。

心臓がバクバクしてる!と言う

私はお酒が飲めないわけじゃない。

どちらかというと毎日でも飲みたいし、過去の経験から大体自分がどれだけ飲めるのかも知っているつもり。

適度に。

私はわかっている。

一方お酒を飲めない友人は「心臓がバクバクしてる!」とか言い出す。

意味がわからない。

私はお酒を飲んでいる時に「心臓がバクバクしている!」と感じたことはないし、それを口に出して言ったこともない。

だから意味がわからない。

お酒が飲めない同士であれば分かち合えるのかもしれない。

まだその気持ちを分かち合える同士で飲んでいる方が楽しいような気もする。

それを友人に言ったら「もうやった。」と言われた。

経験済みらしい。

そしてお互い「酔う」感覚がわからないのだから「酔っているかどうか」の判断も出来ないと言われた。

確かに。

その通りだと思った。

とにかく「心臓がバクバクしている!」の一点張り。

不味そうに「心臓がバクバクしている!」と言う。

だんだん笑えなくなってくるけど本人は真面目にそれを伝えてくるんだから困った。

「それが酔ってるってことじゃない?」って言ったら「んなわけあるか!」って返された。

それは否定するのですね。

一気に飲んでみる

もうこなったらコップ一杯分のお酒を一気に飲んでみることにしたらしい。

「何かあったら頼んだ!」と言い残し、一気にいった。

その後少し黙って、

「心臓がバクバクしてきた!」

バクバクが先ほどよりも増したっていうことだと思う。

私はそこで止めさせた。

とは言ってもお酒を飲める私と同じ量を飲んでいる。

この量は結構なものだと思う。

お酒を飲めないのに頑張って飲んだ。

私は褒め称えた。

「よく飲んだよホント。」

嫌いな食べ物だと仮定したら、もし子供が嫌がる薬を頑張って飲んだと仮定したなら、

褒め称えられるべき行動だと思った。

お互いにもうおっさんだけど。

その後の地獄

お店を出るまでずっと「心臓がバクバクしている!」と言っていたが、お店を出た途端にそれは変わった。

「やばい…気持ち悪い。」

私は気が付いた。

お酒を飲めない人っていうのは「酔う」っていう感覚はない。

そもそもそんな感覚を持ち合わせていない。

お酒が飲める人の「酔う」を通り越して単純に飲み過ぎた時の二日酔い状態になる。

お酒を飲む→酔う、楽しくなる→飲み過ぎる→気持ち悪くなる。

っていうサイクルじゃない。

お酒を飲む→気持ち悪くなる→地獄。

っていうサイクルらしい。

だからお酒が苦手って感じるのだと思う。

むしろそれはお酒を飲んではいけない体っていうことなんじゃないだろうか。

その後半日地獄が続いたらしい。

なんかすごく申し訳ない気持ちになった。

でも発見はあった。

お酒が飲めない人がお酒を飲むとどういう感じになるのか。

今後この経験が活かせるのか。

全く想像がつかない。

「ありゃ嗜好品だから無くても大丈夫なものだ」と言ってあげた。