あいにく我が家の近くにはケンタッキーが無い。
ケンタッキーフライドチキンのお店が近くにないのだ。
「あれよ!」って思う。
せめて自転車で行ける距離にあれよ!
だから我が家はケンタッキーフライドチキンはすごく特別な時にしか食べられない。
むしろ特別扱いしている。
「食べたくなるなるケンタッキー」のCMを見る度に食べたくなる気持ちが湧いてくる。
いや。
どうしてこんな事書くのかというと。
この気持ちを共有したいだけです。
食べたくなるでしょ?って確認したいだけなのです。
すごくどうでもいいでしょ。
でもね。
なんか秘密があるはずなんだ。
あれだけ食べたくなるフライドチキンは唯一無二。
マジで食べたくなるでしょ。
あれって一体なんでだろう。
実は高校生の時に1年くらいケンタッキーでバイトをしていた。
その時からアラフォーになる今まで、ずっと「食べたくなる」気持ちがある。
不思議過ぎる。
ケンタッキーが食べたくなる理由。
一応バイトしてたし。
言いたい。
魔法の粉。
衣ね。
あの味の正体がこれなのよ。
レシピは非公開と来た。
バイトしてる時も教えてもらえないどころか店長も知らない。
超非公開。
だけど粉のパックが本社から届く。
決められた量を合わせてまぜまぜして完成。
後は鶏を付けて圧力がかかる特別な機械へ網に鶏を詰め込んでぶっこむ。
タイマー式。
粉ね。
あれの正体が謎なんだけどあれが全て。
本社から届くあの粉の正体が一向にわからない。
でもいつ食べても超絶うまい。
値段設定。
微妙なラインなんだけど絶妙。
低俗な私からするとやはり少し贅沢をしているような感覚になるんですけどね。
都会でランチするよりは安い。
というか都会のランチがなぜか一人1500円くらいするのは意味不明。
それをポンポン支払うマダムも意味不明。
意味はわかるけどなんか贅沢をしているような感覚でしか見れない。
だからたまに、ご褒美として。
めちゃんこ安い食事と比べるとさすがに安さを売りにしてないから割高かもしれない。
でも普通。
別に特別高級なわけじゃない。
でもオリジナルチキンはどこにも真似出来ないくらいにうまい。
だからたまに食べたくなるのだ。
そしてたまに食べたくなるっていうことは大量に食べたいわけですよ。
たまにパーティーとか、家族でとか、多めに買いたくなるでしょ。
ケンタッキーって、実はおひとり様セットで買うよりも大量のパックで買った方が断然お得。
「食べたくなるなるケンタッキー」って言うくらいだから「毎日食うぜ!」っていうよりもたまに大量に食べたくなるものっていう認識があるのだ。
お店側にね。
だから一度に多く買う方がお得になる。
結果的に超贅沢っていう金額ではなくなるのだ。
絶妙な価格設定をしている。
と、思う。
差別化されたポテトフライ。
ポテトフライが前から大き目というかジャガー!って感じの主張があった。
最近はそれも変わり、ローリングしてる。
ローリングポテトになった。
正確にはカーネリングポテトというのだがこれがまたポテト革命だ。
マックとは別物としてうまいのだ。
ありがとう。
このポテトだけ大量に買えるパックもあるのだからそれなりに人気があるっていうことだと思う。
私はポテトというよりもどうしてもオリジナルチキンに恋焦がれているタイプだ。
ポテトいらない。
でも食べたらうまい。
なんとも言えない。
でもマックのポテトもうまい。
ポテトにあまり期待することはないがたまに食べたくなるのは「ポテト」そのものなんじゃないかと思う。
でも別物のポテトとしてはすごくおいしい。
ビスケットと呼ばれるパン。
ビスケットと呼ばれるメイプルシロップを付けて食べるあれ。
想像する食感は俺の知っているビスケットというよりもパンだ。
これもまたケンタッキーでしか食べられない風味を醸し出している。
たぶん誰かに「手作りのパンだよ!」って出されてケンタッキーのビスケットの味がしたら「いや、これはケンタッキーのビスケットだろ!」て当てられるくらいの風味。
恐らくケンタッキー独自の味なのだ。
そしてさらにアレをビスケットと呼ぶ。
おしゃれさん。
大量にパックとして買う時にはこれも付いてくるパターンが多い。
選べるサイドメニュー。
取りあえず頼んでしまう。
一個だけ食べたい。
そう思わせてくれる。
意外に住んでる近くにない。
意外にない。
この意外にないというのはコンビニとか牛丼とかの店舗数と比べて。
お店の数は全国で大体1000店舗。
ワイモバイルと同じくらい。(この記事を書いた時は)
なんで比べたのかというと先日携帯ショップで聞いたから。
ありそうでないんですわ。
近くに住んでいる人って結構ケンタッキーって食べます?
予想ですよ?
予想ですけど、近くにケンタッキーがある人も「食べたくなるなるケンタッキー!」って感じなんじゃないかなって思う。
「たまに食べたくなるよねー!近くにあるんだけど。」みたいな感じなんじゃないでしょうか。
近くにないから本当のところはわからないっす。
オリジナルチキンの破壊力。
圧倒的に食べたくなる理由としてはやっぱりオリジナルチキンの破壊力が半端じゃないって部分。
「食べたくなるなるケンタッキー!」って完全にオリジナルチキンのことだろって思う。
コールスロー食べてー!ってあんまり思わない。
間違いなくオリジナルチキンの破壊力。
そしてお店側もその破壊力を間違いなく理解している。
食べたくなるでしょ!?って言われているようなものだ。
カーネルおじさん。
凄い人だね。
あの衣を見事に作り上げたのだから。
なんか60過ぎからフライドチキンを作って初めはガソリンスタンドで売ってただけだったとか。
それがあっという間にこんな事に。
初めて食べた人が何度もそのガソリンスタンドにフライドチキンだけを買いにきたんだと。
ガソリンスタンドにフライドチキンだけを買いに行くって。
相当うまかったんでしょうね。
その破壊力のまま世界規模。
マイケルジャクソンもこよなく愛していたらしい。
ケンタッキーってすごいフライドチキンなんだよ。
アルバイトしていた時の印象。
高校生の時にアルバイトをしてたのです。
生まれて初めてのバイトはケンタッキーだったのです。
なんだか運命的です。
実は閉めまで働くと店長が余らないように調整して作ってはいるもののやっぱり余ってしまったチキンを「食べるか持って帰るかする?」という話になる。
「はい!持って帰ります!」
といつも元気よく頂いておりました。
家族も本当に心から喜んでおりました。
ありがとうございました。
高校生の時に毎日あんなに食べていたのに今も尚、
「食べたくなるなる」です。
クリスマスになるとアホみたいにチキンを揚げまくる。
ずっと揚げる。
機械も私も休む暇なし。
ガンガン売れていく。
クリスマスが少し嫌いになりました。
それでも「食べたくなるなる」です。
完全予約制にしてもやっぱり当日はお客様が買いに来るのです。
本当にクリスマスが嫌になりました。
「来年はクリスマス休みますね。」
認められませんでした。パワハラです。
頭を下げられ。店長が
「出てください。」
渋々OK。
それでも「食べたくなるなる」です。
今も昔も味は変わりません。
ずっとうまいです。
ただ、一点気になるところがあるのです。
当時から今もお店の様子を見ると気になります。
それはね。
店長がいつも疲れてる感じがする。
アルバイトをしていた時の印象もずっとこんな感じ。
店長がいつも疲れている。
寝不足なのか休みが無いのか。
両方だった気がする。
家族ともあまり一緒に過ごせないんだと。
私が働いていた店舗だけがそうだったのかもしれない。
でも心配でした。
とても心配でした。
でもクリスマスの時はやっぱりどこかで
「お前が揚げればいいだろ!」って思ってました。
それもすべて含めても、
あれから20年くらい経ちましたけど、
今でも食べたくなるでしょケンタッキー。
どうか感想をください。