初めての一人暮らしで感じた本当に大切な事

生活

初めての一人暮らしだとしてもなんとなくどんな生活になるか想像はついてるでしょ?

必要な物だってわかってる。

洗濯機と冷蔵庫と電子レンジと寝床がありゃ十分だ。

快適に暮らしたいなら装備を充実させりゃいい。

テレビにソファーにエアコンに鍋や皿やコップ類?

他に足りないものがあれば近くのコンビニにほとんど売ってるから心配すんな。

それすらめんどくせーならAmazonで買えば届けてもらえる。

一人暮らしに必要なものなんてスマホ片手にちょいとググれば一発検索情報入れ食い状態だ。

不動産屋が「一人暮らしに必要な物」を頑張って情報をまとめて記事にしてる。

ついでにオススメの物件やサービス情報に誘導してくれるぞ。

「是非ウチでお部屋選びを!」って気持ちが伝わってくる。

ネット集客時代ですな。

だから私はそんな事をわざわざブログになんて書かない。

最初に言ったいくつかの「装備」があれば十分快適に暮らせるから。

わざわざ調べるまでもないだろう。

そんな事よりも、実際に私が初めて一人暮らしをした時に「これは大切なんじゃないか?」と感じた事がいくつかある。

今回はそれを紹介したい。

先に言っとくけど、それが「大切だって気付いたからこそ」今の自分があると思ってる。

スポンサーリンク

一人でやっていけるわボケ!

私は20歳を超えてもぐーたら家で親のスネをかじって、かじって、むしゃぶりついておりました。

それはそれは食費のかかる怪物で、「燃費が悪い」の一言に尽きます。

親からは「仕事は?」とか「シャキッとしろ」と言われ続け、実家なのにだんだん居心地が悪くなってきた。

やりたい事がなんなのかわからないけど、「このままでいいはずがない」ってのはなんとなくわかってた。

学生の頃は順風満帆とはいかず、自分の好きなことばかりやってたから、「置いてけぼり感」が常にあった。

仕事を決める為に何度も面接を受けたりしたけど、本当に行きたい会社には入れず、就いた仕事も長続きしない。

気が付いたらかじる親のスネが見当たらないくらいに食い散らかしてました。

まぁ。優しい親なんでね。

チクチク言いながらも心配してくれていたんだと思ってます。

ある日友達の紹介でとある会社に勤める事になったんだけど、実家からは通えない距離。

このままチクチク言われ続けるのもどうかと思ったので、その時に一人暮らしを決めた。

当時の彼女にうまくお金を工面してもらい、なんとか家を借りられたのを今でも覚えてる。

「彼女のスネすらすってんてんにする気か?」って思うかもしれないけど、その彼女、今は妻です。

荷物をまとめて家を出る前日に父親から「お前には無理だろ」と言われた。

「なんでこのタイミング!?もう家借りてるし、敷金礼金も収めてるし!前日にダメ出し!?」と思ったけど、ある意味、愛情表現だったのかもしれない。

当時は「うるせーボケー!」と怒りながら家を出た。

それから父親とは2年くらい電話でも話さなかったな。

実家に帰る事もなかった。

始まりがムカついただけに帰るタイミングを失ったのもあるけど、今になっては自立する「正解の一つ」だと思ってる。

「ゼッテー負けねーかんな!」って気合いが最初の3ヶ月を耐えさせてくれたからね。

家の装備なんていくつも足りない状態でスタート。

冷蔵庫と洗濯機は電気屋で一番安いのを買った。

で、勤めてわかるハイパーブラック企業。

それなりの啖呵を切って家を出てきたから引き下がるわけにもいかない私は無駄に頑張った。

働く時間がほとんどで、これまで生きてきた趣味や甘えも実家に置いてきたから、何もない。

何もないからシンプルに働くしかなかった。

「置いてきちゃった」ってのが正解かな?

休みもなかったもんで、彼女とも疎遠に。

でも合鍵だけは渡してた。

とにかく仕事の毎日。

使う場面が無さ過ぎて、2年経つ頃にはちょっとお金も貯まってた。

ありがたや。

で、そのお金で婚約指輪を買った。

ここまでの流れ。

きっかけは間違いなくあの日の「一人でやっていけるわボケー!」でしょうな。

一人前ってなんなんだ?

結婚の報告もあるので久々に実家に帰り、説明。

父親とも「おう。」くらいの軽い挨拶を皮切りに少し話してちょっと落ち着いた。

たった2年なのに、「あれ?ちょっと老けたかも。」と思ったのは、きっと私がこれまで父親と多くの時間を過ごしてきたからなんだろうと思った。

妻の両親にも挨拶。

何話したか覚えてねー。

なんなら緊張し過ぎて記憶から消えている。

結婚するってなんなんだろう。

自分の中ではある意味「一人前になる過程で必要な儀式」みたいに思ってたけど、そんな事もなく、単純に「結婚するならこの人しかいない」って感情だったなぁ。

一人暮らしをするタイミングで支えてもらっていたので、次は支えてあげたいと思ったのもある。

その後に子供も授かるんだけど、そこでもまだ「一人前」の意味はわからなくて、過去も今も、結局「自分が思った通りに生きたい」っていう単純な理由でなんとかやってきたイメージだろうか。

あの頃一人暮らしを始めれば一人前の仲間入りだと思っていたけど、そうじゃないのは明らかだった。

大人に一歩近づいたと思ったけどそうじゃなかった。

あの頃は身近な先輩からも「そろそろ家を出ないとなぁ」って言われてたからどこかで大人の階段を一段登るような感覚でいたけど、それも違った。

大きな変化は結婚した事だったし、子供が生まれた事。

自分の家族を持った事。

新しく家庭を築く覚悟を決めた事。

一人暮らしをして感じたのは、実家のありがたみと、親という大きな存在。

一人前って一体なんなんだろう。

あと何回会えるだろうか。

一人暮らしを始めて2年くらいは親と会わなかった。

久しぶりに会って「老けたなぁ」と思った。

その後に結婚して、子供も生まれて、年に数回くらいしか会わなくなった。

たまに会う度に老けてるような気がする。

家を出る前は毎日喧嘩するほど対面していたのに、離れるとそんな事もなくなる。

家族でいる時は大して気も使わなかったけど、自分が新たに家族を築き始めてからは妙に気を使ったりする。

ふと、「あと何回会えるんだろう」って考えた。

一年に一回しか会わないなら、きっと数えきれる回数しか会えないだろう。

そう思うと、複雑な気持ちになる。

だからといって「たくさん会おう!」と思ったところで自分の家族のこともあるから頻繁には会えない。

近くに住んでいるならまだしもそうじゃないなら…。

急に胸が締め付けられるような感覚になる。

寿命で考えれば必ず親が先に逝く。

わかっちゃいるけど「随分少ない回数だな」って改めて意識した。

親のスネをかじりまくってたクセに、「親孝行とは?」って自問自答してみた。

答えがわからん。

ただ、そのきっかけは、あの日、啖呵を切って飛び出した瞬間にあると思っている。

あの日の決断がなければ今の生活はなかったな。

過ぎて行く時間は止められない。

親って一体なんなんだ。

自分も親になったけど、まだまだ分からない事ばっかりだ。

「孫の顔を見せるのが親孝行」って人もいるけど本当にそうか?

足りないのは何ですか?

実家にいる時は今の自分には足りないものがあると思っていた。

それを満たす為にまず仕事を探した。

仕事を見つけてもなかなか満たされなくて、家を出た。

それでも満たされなくて、生活をシルプルにして、仕事に明け暮れた。

やっぱり満たされなくて、次は結婚した。

そしたら家族も出来て、それなりに幸せだけど、「親孝行ってなんだろう」と考えるようになった。

あと何回親に会えるのか、他に何が出来るのか。

満たされようと小さな目標を作ってはそこに向かって行く。

でも何かが足りない。

いつも何かが足りない気がする。

これは何なんでしょうか。

はらぺこあおむし状態が継続している。

お腹が痛いんだよなぁ。まったく。

誰もがそうなのかもしれないけど、例えば「お金持ちになる」って目標を作ってそこに向かうとして、到達したら?

満たされる?

誰かに聞いても「お金持ちじゃないからわからん」と言われるのがオチ。

でも、多分、満たされない。

別の足りない何か満たす為にまた目標を作る。

そうやって繰り返していく。

自分に与えるインパクトが一番大きかったのは「初めての一人暮らし」だった。

新しい仕事も決まって、一人暮らしを始めた時、一瞬満たされたような気がしたのと同時に「これから誰よりも頑張るんだ!」って目標も生まれた。

何かに迷ったら、自分に聞いてみると良いかもしれない。

「何が足りない?」

それが目標になる。

どうやら私は超シンプルに作られているらしい。

色々考えても出来ることはいつも一つ。

不器用なんでね!

それは絶対に買えないんだよ。

ここまでの経験は全て自分で「こうしたい!」と決意を固めて決断した選択で、誰かに与えられたものじゃない。

自分で目標を持って決断していく経験は、絶対に買えないものです。

誰かがよく「お金で買えないものなんてない」とか言うけど、「自分で決断して得た経験」は買えんのです。

いくらお金を出されても、自分にしか経験出来ない事だからね。

買えないんですよ。

絶対に。

どっかの金持ちに家や仕事を与えられても経験出来ない事だった。

その経験を繰り返す事で少しずつ自分らしさが作られていくような気がする。

「誰かに与えられた何か」でも、自分がやる気になれるならそれがお金じゃ買えない経験になるけど、私はそうじゃなかった。

だから自分で選ぶ必要があったんだと思う。

満たされない何かを目標にしていけばこれからも益々幸せな気持ちになれると信じている。

「初めての一人暮らし」は自分で決めた事か?

誰かに与えられたものじゃないか?

それならきっと、人生で大切な決断の一つだと私は思います。

今日もどこかの不動産屋で誰かの初めての一人暮らしが決まる。

でも満たされるのは一瞬。

次の目標と決断が待ってる。

キリがねー。

でもクリアすれば益々自由になっていく。

私よりも遥かに自由な奴が世の中にいる。

悔しいから頑張りますわ。

生活
この記事を共有する
daimaruをフォローする
過小評価され過ぎアーティスト

過小評価され過ぎなアーティスト、「楽屋シンジ」さん。

この方、作ってる音楽は素敵なのに評価が低い。

むしろ誰にも評価されてない。

あまりにも残念なので応援したい。

ポップな音楽だから多くの人にそれなりの評価を貰えそうなのに圧倒的に露出が少ない。

なのでこのブログを通してお勧めしたい。

もったいないなぁとつくづく思う。

「楽屋シンジ」さんのYouTubeチャンネルを貼っておきますのでとにかく一回聴いてチャンネル登録してあげましょう!

みんなで!

あれんじ

どうか感想をください。

タイトルとURLをコピーしました