私が感じる主作用と副作用

小言

薬には副作用があります。

それはどうしてか。

薬を体内に入れ、食事を摂った時と同じ経路を辿るからです。

体内で消化された食べ物は最終的に体中を血液として流れます。

「胃薬」として飲んだとしても、必ず全身に薬の効果を及ぼす。

胃薬として飲んだ薬が胃以外の部分に及ぼす影響が副作用になります。

抗がん剤は強いです。

がんの細胞分裂を止める作用があります。

その副作用と言えば髪が抜けたり爪が変色したりする。

薬は血液を通って全身に巡る。

「細胞の分裂を止める薬」だから細胞分裂が早い髪や爪に大きく影響を及ぼすんです。

薬には絶対に副作用があります。

全身に血が流れているんだから。

薬を口の中に入れて食べ物と同じように消化するのなら絶対にそうなる。

直接体の中へ入れても血液を通ってその効果は全身を巡るんです。

痛み止めだって風邪薬だって全身に使っているんです。

薬の名前が「頭痛薬」とか「胃薬」とかだから専門家ではない私は気が付かないんです。

副作用ってのは「薬は常に全身に投与されている」から起きるわけです。

薬は私達の体全体に作用する。

じゃあメンタルはどうだ。

周囲の環境はどうだ。

ってなると、副作用があるのが薬だけとは到底思えないって考えてしまう私がいます。

物事全てに副作用があるんじゃないだろうか。

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好きな人が出来た時の副作用。

もし好きな人が出来た時。

相手の事がめちゃくちゃ好きになってしまった時。

相手の事しか考えなくなる。

別の事がどうでもよくなったりする。

どうでも良いわけじゃないけど、好きな人の変化以外あまり気にならない。

その人に夢中。

その気持ちのまま突っ走るのも良いとは思うけど、他のものが見えなくなってしまうと困る。

それにも気が付かない。

そのくらい好きな人に夢中になっているから。

大恋愛の副作用は周りが見えなくなるってことかもしれない。

夢中になればなるだけ他のものに気を取られなくなる。

バランスを崩してしまうかもしれないから気を付けよう。

私はそういう恋愛をして来たから今があるけど、当時の事を思い出すと、やっぱり色々な事を無視してしまっていたような気がするのです。

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収入が増えた時の副作用。

収入が急激に増えたとする。

すると生活に困らないだけの収入がずっと入ってくるものだと錯覚してしまう。

車を買ったり、服を買ったり、好きなものばかりを食べたりする。

コンビニなんて値段を気にせず好きなものをどっさり買う。

そんな生活を続けていれば収入が増える前の生活とあまり変わらない。

増えた分だけ使っていればお金は貯まらない。

収入が増えた記念に何か高いものを買う。

高いものを買える優越感。

最初は優越感に浸れるかもしれない、でも続けていればそれが普通になる。

優越感も無くなる。

その時に使ったお金は返ってこない。

のにも関わらず、収入が下がることに恐怖を感じるようになる。

気が付いたら収入は増えたのに心はどこか窮屈になったりする。

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食べ過ぎた時の副作用。

例えば夜ご飯を食べ過ぎたとする。

自覚症状があるくらいに食べ過ぎたとしよう。

そうなると、右側を下にして横になるしか安らぐ方法が見つからなくなる。

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お酒を飲み過ぎた時の副作用。

昨夜お酒を飲み過ぎたとしよう。

次の日の朝もまだ昨夜飲んだお酒が消化出来ずにいる。

つまりまだ酔っている状態。

二日酔いになる。

しかも「これ以上消化出来ない!」って体が訴えている。

気持ちが悪くなる。

吐く。

前日の夜、お酒を飲み過ぎれば、次の日の夕方までその状態が続いたりする。

そして肝臓が疲れる。

疲れた肝臓は様々な食べ物を拒否する。

脂っぽいもの。

揚げ物なんて想像しただけで吐き気がする。

まさに副作用です。

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感動する映画を観た時の副作用。

感動する映画を観た後。

妙に気持ちが落ち着いていたりする。

まるで何かを悟ったかのような気持ち。

あのシーンを思い出すと泣けてくる。

誰かと一緒に観たならその話で数時間は語り合える。

現実と交わる事が無い世界観の中で様々な価値観を得たような気になる。

それを色んな人に伝えたくなる。

共有したくなる。

自分が感動したものだからつい。ね。

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失恋の副作用。

失恋をする。

まるで心まで失ったような感覚になる。

何もしたくなくなる。

仕事も勉強もいつも通りにやっているつもりが、ずっと悲しい。

楽しい話をしているのになぜかずっと切ない。

この切なさを一生引きずるような気がしてくる。

全てを失ったような感じがする。

恋人を失った時の副作用は、大きいです。

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一生懸命努力し続ける副作用。

自分が目指す夢や目標に対して一生懸命努力する。

いつか夢を掴めるかもしれない。

努力を続けていく中で自分でも気が付かない間に大きな成長を遂げる。

諦めない力を得る。

未来を想像する力を得る。

何事も一から作り上げていく事実を知る。

失敗する。

悔しい想いをする。

傷つく。

誰かとぶつかる。

喧嘩になったりもする。

少しずつ目標に近づいていることを実感する。

悲しくなったりする。

楽しくなったりする。

自信が無くなったり自信を得たりする。

辛くなったりする。

切なくなったりする。

誰かのせいにしたりする。

ゴールが見えないマラソンになる。

でも何かを成し得た時の喜びは想像を絶する。

めちゃくちゃ嬉しい。

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主作用も副作用も「作用」に変わりはない。

きっと、主作用を得るには副作用は必要で、どっちも作用に変わりはないんだと思う。

何かをするには何かを捨てるって言う人もいるけど、実はどっちも作用しているものなのかもしれない。

何かを得るには何かを失うって言う人もいるけど、実はどっちも得ているのかもしれない。

狙いを定めたところに効くのが主作用で、それ以外が副作用なだけ。

たまに自分で考える。

今頑張っていることって…。

「本当は無駄なんじゃないだろうか。」

無駄って感じるのもその作用の一つだとするなら、きっと経験に置き換えられる。

経験は作用。

狙った通りの経験が出来なかったとしても、それは無駄ではないと思うんです。

薬を完成させるには実際に投与してみるしかない。

副作用はつきものです。

全部を自分の人生に置き換えるなら、きっと主作用なんて最後の最後にわかるのかもしれない。

狙ったもの以外の効き目が全て副作用だと言うなら。

私の人生の主作用は一体何だろう。

それがわかる時、私は多くの副作用を経験しているのかもしれない。

悲しい事も、辛いことも、くじけそうになることも、負けることも、全部、副作用だとするなら。

主作用は相当幸せなものなんじゃないだろうか。