先に言っておくけど、私はこのブログから収益を得ている。
つまり、お金を稼いでいる。
だから「ブログは稼げる」ってのは嘘じゃない。
このブログにも登場する広告のクリックが主な収益になる。
これから「ブログをやってみよう!」と考えている奴ならその辺のプロセスもほぼわかってるだろうから割愛する。
で、「簡単か?」と言われれば、私にとっては簡単じゃない。
なんなら普通に働くより大変だと思う。
うん。
つまりめっちゃ大変。
ブログは確かに稼げるけど、それを「簡単」って言う奴は真っ赤な嘘かよっぽどの天才だ。
そうとしか思えんのだ。
ブログで「簡単に稼げるよー!」とか言って実際にアホほど稼いでる奴はそもそもブログじゃなくても簡単に稼げてるんじゃないかと思ってる。
嘘じゃなきゃそれ相応の凄腕ビジネスマンとしか思えん。
なんか自分の無能さにムカついてきた。
あまりにも自分が情けないので、今回は私が「ブログは簡単に稼げる」と思うまでに必要なスキルをまとめておきたい。
書くスキル。
ブログってのは基本的に文章です。
だから「書く能力」が高ければ高いほど有利だ。
当然書くスピードが早い方が記事を量産出来る。
最近じゃYoutubeで動画としてしゃべるブログって考え方もある。
ブログの考え方によるけど、そもそもネット上にログを残す事から始まってる。
最初は文章として残すしかなかったから原点的な考え方は文字なんじゃないかと私は思っている。
ネットの速度が速くなるにつれて大容量の写真も動画もいけるようになった。
ただ、ググって何かを調べる時に使うのって文字じゃね?
って事は基本は文字なんよ。
YoutubeはGoogleの持ち物なんで、文字で説明するより動画で説明する方が早くてわかりやすい場合は検索結果の上位に動画が来る。
この世の全てを文字で表現する事は出来ないし、写真や動画の方がわかりやすい場合もある。
Googleが目指しているのは検索の1番上にその人が求めている情報が一発で表示される事。
最近じゃ各々が持つ各端末に合わせて同じ言葉を調べても表示結果や順位が違ったりするらしい。
すげーよ。
そんな時代が到来している。
だとしたら、単純に記事を量産出来る方が有利。
でしょ。
動画だって編集の時点で言ってる事を字幕にする。
文字を打つ。
書くスキルが絶対に必要。
幸い端末の機能が優秀になったから書き順だったり、字の形だったり、難しい漢字を覚える必要はなくなった。
私は学生の頃、勉強からとことん尻尾を巻いて逃げてきたから、筆や鉛筆を使わずにキーボードで文字が打てるのはありがたい。
私のような若造が生まれる遥か昔から「ログを残す方法」が何だったのか知ってるか?
書物だよ。
文字ね。
人類は至る所に文字を残してきたわけだ。
知り得なかった大昔の事だって残された文字が読めれば紐解ける。
書くスキルって大昔から割と普通なんだけど、バチバチに重要だったわけ。
読む、書く。
伝える為にそうする。
残す為にそうする。
書く人がいなきゃ読む機会もない。
つまり「書く」が超基礎スキルなんよ。
ブログのね。
実は今、私は携帯の画面をスワイプして文字を残してる。
これもブログをやってる連中なら「書く」って言うんだろうな。
スワイプで文字入力をするのが早い奴も基礎的な書く能力が高いと言える。
誤字脱字をチェックするまでもなく、正確に素早く書ける奴が羨ましい。
どれだけ早く、正確に文字を書けるか。
それが書くスキル。
ブログで簡単に稼げるような奴は間違いなく持ってる能力だろうな。
伝えるスキル。
文字をおったまげスピードで書けるだけではブログで簡単には稼げない。
書く文書にどれだけの意味を持たせる事が出来るかどうかも大事。
そしてその文章がどれだけ多くの人に影響を与えるか。
どれだけ多くの人を納得させられるか。
例えばカレーを作る工程を文字に残すとして、それを読んだ多くの人が同じ味のカレーを作れるかどうかってのが大事なんよ。
「涙が止まらないカレーのレシピ」
そんな無茶な課題でもわかりやすく文章に出来る奴はすげー。
てか、スキル。
もはや特殊能力に近い。
起承転結とか言う基本中の基本なんてそこにあるのか無いのかもわからん。
誰かを感動させながらカレーのレシピを文章で伝えにゃならんのだ。
ブログで稼ぐってのは純粋にそれを「見たい!」とか「読みたい!」って思う誰かの感情を絶対に無視出来ない。
何を伝えるかはブログを書く人によるんだけど、そもそも「上手に伝えるスキル」がなきゃ話にならんのだ。
伝え方もそれぞれだけど、読んでくれた相手に伝わらなきゃ意味が無い。
売れないとわかってる本が出版されるわけがない。
伝わらない文章がググって上位に表示されるわけがない。
私には卓越した「伝えるスキル」がない。
残念でならない。
まるで映画を見終えた後のような何とも言えない深い文章を作れりゃブログで簡単に稼げたのかもしれないけど、そんなスキルがねーのだ。
ねーのだから磨くしかあるまい。
ねーのだから頑張るしかあるまい。
だから私はブログで簡単には稼げない。
卓越した伝えるスキルがありゃ少しは楽に稼げたのかもしれないな。
人気になるスキル。
ブログの収益を左右する最も重要なもの。
それはアクセス数だ。
クソみたいな記事が1000個あってもアクセス数は増えない。
仕事が全く無い芸人と一緒。
アクセス数が無いブログを運営して、「我、ブロガー也けり」と言われても誰も納得出来ない。
一つも仕事が無い芸人が「我、芸人也けり」と言ったところで相当ズレた奴以外はみんな口を揃えて「は?」って返す。
それと同じ。
ブログはアクセスがなきゃ稼げない。
人が訪れないと意味が無い。
だが面白い事に、すでに人気が爆発している芸能人がクソ面白く無いブログを更新してもアクセスはぶっ飛びの数字となる。
すでに人気があるからね。
ブログじゃなく、芸能人としてそいつが人気ならアクセスは稼げる。
ハッキリ言って、余裕。
問題は芸能人じゃない場合だ。
今は人気が無い場合ね。
それをブログを通して人気を獲得しなきゃならん。
簡単に出来ると思うか?
出来ねーよ。
もし簡単に出来たらそもそも「人気になるスキル」を持ってる奴だ。
炎上級のアクセス数を稼ぎ出せるような人気者スキル。
今の私には喉から手が出るほど欲しい。
超人気野郎の人気をぶんどりたい。
出来ないから頑張るしかない。
記事を量産しながら人気になるようなブログを作っていかなきゃならん。
大変に決まってる。
でもそこには夢がある。
クソみたいな1000個の中にひとつだけデイリーベースで1億アクセスを稼げるのがあればいいのだ。
人気芸人も、その他の芸能人も一緒。
圧倒的に多くの人を魅了する一発芸があれば覆せる。
でもその一発すら人気になるスキルが必要になる。
これはどう頑張れば得られるスキルなのだろう。
正直謎だ。
私はテレビで見る「一発屋」をバカにしてきたタイプです。
でも私自身は「一発屋にすら」なれない。
情けなくて涙も出ない。
でも夢見たっていいだろ。
そこは自由なはずだ。
10000記事くらい書けば一つくらい当たるかな?
継続させるスキル。
一つの記事がどれだけ人気があったとしても、ちょっと心配。
一発屋になった事もないが、なれるならずっと人気でいたい。
そう思うのって普通でしょ?
一発屋の芸能人に憧れる人ってそんなにいないじゃん。
それと同じ。
10000記事で一つくらいヒットするものがあるなら、もう1万を生み出す努力の継続が必要だ。
だって一晩で1万もの記事は書けないからね。
週刊誌で言えば大スクープを連発するようなもんだ。
大スクープだって日頃からスクープを追ってなきゃ掴めない。
どんなにダメな日が続いたって続けてなけりゃ話にならん。
継続させるスキルは間違いなく必要になる。
ダメでも、辛くても、大変でも、継続する。
やる事と言えば文字を書く事。
それをひたすら続ける。
いくつもの記事を書く。
書き続ける。
結果が出なくても、「いつか結果が出る」と信じて書き続ける。
これって、簡単?
じゃねーよ。
簡単なわけがない。
私の場合、ブログが好きだから続けられている。
でも、基本的に辛い。
辞めたくもなる。
考え方次第では普通に仕事をするよりよっぽど辛い。
だけど必要なんよ。
継続するスキルが。
継続してる意識がなくてもそれが自然に出来てるなら、なんでもうまくいく奴だ。
私は思う。
こればっかりは好きじゃないと辛い。
でもよっぽどの才能がなきゃ継続は必須。
すでに結果が出ていたとしても、それを維持する為に継続が必要。
もうね、これは無限マラソンなんです。
走り続けなきゃならん。
人生なんてゴールが無いマラソンだ。
ビジネススキル。
ブログは最終的にアクセスを使ってお金を稼がなきゃ仕事にならない。
そこで必要になるのがビジネススキルだと私は思っている。
収益化ってやつね。
アクセスさえ集められれば様々な収益化が出来るとしても、お門違いのやり方じゃ利益が爆発する事はない。
ビジネススキルが高い奴は少ないアクセス数でも確実に収益化出来る。
なんと羨ましい事か。
人を集めた先で「どのように収益化するのか」ってのは分析力と知識が必要になる。
アドセンスなのか、アフェリエイトなのか、望みの場所に誘導するのか。
色んな方法がある。
自分が書くブログの性質を理解して、分析。
そして最も効率の良い収益化を目指す。
総合力が必要。
それがビジネススキル。
これは勉強と経験で補えるスキルなのかもしれないけど、継続やセンスも少なからず必要。
私にはまだありません。
だから結局アドセンスだけしか使えない。
今後はどうなるかわからないけど、今は到底「ブログは簡単に稼げる」など口が裂けても言えない。
黙ってるわけじゃないんだけどね。
隠してるわけでもない。
リアルに「簡単」ではないだけ。
ただ、稼げてはいる。
小銭を。
だもんで、今日もこうしてブログを書いている。
携帯をせっせとスワイプしている。
おかげで親指の先が平らになりそうだ。
いや、擦り減って無くなりそうだ。
携帯の画面がすり減るのが先か、我が親指が先か、勝負だ。
どっちかが減って無くなりゃ「簡単だった」と思えるだろうか。
思えねーだろーな。
どうか感想をください。