結婚生活に必要なのは相性ではなく「超えていくエネルギー」

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知り合いの独身男性に、「結婚ってどんな感じ?」と聞かれた。

どんな感じもこんな感じも、「想像通りだと思っていい。」と答えた。

独身の時に心配になる「それ」や幸せを感じる「それ」に、

めんどくさいと感じる「それ」と結婚してからその先に想像する「それ」もある。

恐らく全部あり得る。

 

ただ、一度に全ての想像した「それ」を経験するわけではない。

 

人によってはその経験を回収せずに結婚生活を送っていくんだと思う。

大体想像している通りの事が起きて、大体想像している通りの壁があって、大体想像している通りの家族になる。

と私は思っている。

 

相手がいても結婚に踏み切れないでいる人。

相手がいなくても結婚に憧れを抱く人。

世の中には色んな結婚観を持つ人がいる。

 

私は自分が強く求める方に現実が寄っていくのはごく当たり前だと思っている。

 

ただ、ひとつ、それには重要な条件がある。

 

想像を共有すること。

未来をイメージするのは一人でも出来る。

でも夫婦になったのだからそのイメージを一人で抱えているだけではいけない。

そのイメージが共有出来ていないと、お互い違う方向のイメージに寄っていくことになる。

 

だから、なによりも夫婦と家族で話し合わなければならない。

 

どんなに話をするのが苦手でも、共有しなければいけない。

むしろそれがちゃんと出来ていれば後は想像通りの未来へ紆余曲折しながらも向かうはず。

 

未来のイメージを共有出来ないと結婚生活は少ししんどい気がする。

 

私がそういうタイプなだけかもしれない。

 

ただ、わざわざしんどい方へ向かう必要はないんじゃないかと思っている。

 

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結婚生活を作っていく。

難しく考えない。

そもそも結婚生活は徐々に積み上げながら作っていくもの。

全てが初めから想像通りにいくわけがない。

誰と一緒にいてもそれは同じ。

他人同士で初めから全てうまくいくのなら、そもそも「結婚」はターニングポイントにすらならない。

 

とは言え、

「人生のターニングポイントだ!」

と肩に力を入れ過ぎてもしんどくなるかもしれない。

 

「一緒にこれから生活を作っていく」だけであって、

構え過ぎても疲れるし、力を抜き過ぎてもダメになる。

 

時に一生懸命、時に一緒にサボる。

共に楽しみながら作っていくしかない。

 

理想が高かろうが低かろうが、作っていく。

どうせ困難も訪れる。

どうせ幸せだと感じる瞬間もある。

 

何もかも計画的に進めようとしてもそううまくはいかない。

でも、

 

それがいいしそれでいい。

 

どちらもあり得るのだから仕方がない。

せっかく頭脳が二つあるのだから、一緒に考えて、一緒に乗り越えて、一緒に喜びを分かち合う選択も出来る。

 

良くも悪くも力の入れ時があって、その都度相談しながら人生を進めていく必要があると思っている。

 

私は「めんどくさくても楽しい」って感覚を結婚してから初めて味わったような気がする。

 

理由なんてそもそもない。

結婚した理由を聞かれるとすごく困る。

結婚を決めた当初は「一緒にいたいから」と正直な気持ちで話したり、「運命だ」と都合の良い言葉でまとめたりした。

その場で思いついたような言葉で理由を作ることの方が多い。

 

それは、

結婚生活が完結していないから。

今も進行してて、全部後付け可能。

 

まるで「あなたが生まれた理由は?」って聞かれているようなもの。

そんなものは後付けになるに決まっている。

 

生まれた瞬間に背負った使命などひとつもない。

わからない。

それと一緒。

結婚した瞬間に決まる使命もない。

 

一緒に生活をしながら、凄いスピードで使命がコロコロ変わる。

自分の人生と同じように、結果的に「こうなんじゃないかな?」っていう感覚でしかない。

 

結婚をしようがしまいが人生は続いていく。

 

人生の中で様々な事を経験しながら進む方向を定めていく。

結婚生活だって同じだと思っている。

 

理由なんて全て後でくっつければいいと思っている。

 

最後にくっつけた理由が美しいものになれば誰かに自慢出来るかもしれない。

 

結婚してもしなくても辛いことはあるし、楽しいことだってある。

 

理由なんていくらでも変わるんだから、初めから考えなくてもいいんじゃないかと思う。

 

今「結婚した理由」を聞かれたら、

間違いなく結婚当初とは違う答えを導き出す。

 

そのくらい曖昧。

 

余計な問答。

結婚生活に悩むと誰かに相談したくなる。

そこからヒントを得て、夫婦の関係が良くなったりする。

もちろん悪くなったりもする。

多くの情報がある世の中で、自分達の悩みにもそれなりの答えがすでに用意されていたりする。

「先人に聞くのが最も早い方法だ」と言われればそうなのかもしれない。

私も多くの経験を経た老夫婦に「夫婦円満の秘訣」を聞けば大きくうなずく場面もあると思う。

 

それでも全てを鵜呑みにはしない。

 

これは私の性格がそうだからかもしれない。

全てが型にはまるような「夫婦円満はあり得ない」と思っている。

言い方は悪いが、「あなた方の夫婦はそうだった」と考える。

じゃあ私達はどうなのか。

 

ヒントをくれた老夫婦の考えを鵜呑みにすれば幸せになれるのだろうか。

 

たぶん、答えはわからない。

答えがわからないのにも関わらず、それなりの答えを一度目の前に用意してみる。

そしてお互い納得がいかない部分をモヤモヤと残しながら、後日、また同じような内容で話し合う。

そもそも答えが出るようなものではないのに。

 

完全に余計な問答だと思っている。

 

ただ、

その時間がすごく大切だと感じている。

 

余計な問答が出来るのだから重要な事はもっと話し合えるはずだから。

私は男性だから女性特有の「価値観のすり合わせ」は好まない。

世間話もほどほど。

 

それも余計な問答だと思っている。

 

でも全部を突っぱねたりはしない。

たまに乗っかってみては突っ込みを入れたりする。

答えがわからないから。

 

そうやって世間話を交えながらも夫婦で自然に様々な問題の答えを探しているのだと思っている。

 

余計な問答だと思っていても、「話し合う時間」は大切にしたいと考えている。

 

「まぁ答えはわからないんだけどね。」

 

なんて言って終わらせる。

その時間が多くのイメージを共有する切っ掛けだったりする。

 

余計な問答も時には必要なんじゃないだろうか。

 

相性を超える。

私にはせっかく結婚したのだから超えたいものがある。

それは相性。

 

世の中には「占い」というまるで未来を見透かしたような助言が存在する。

 

今の夫婦間の問題もバシっと当てる。

これまでの境遇もバシっと当てる。

 

「当たっているような気がする。」

 

そういう商売なのだから仕方がない。

商売にしないと自分も生活が出来ないのだから認めるしかない。

 

ただ、全て言われた通りにやって幸せになれなかったら、一体誰のせいにすればいいのだろう。

 

占いをしてくれた人のせいだろうか。

そもそも他人なのだから私の人生の責任なんて取れない。

あくまで助言。

 

どうしてここまで反発するかというと、

私達夫婦は結婚する前に占いをお願いしてやってもらったことがある。

「今後の私達」の助言をもらったのだ。

お金を払って。

 

結論から言うと、

「相性が良くないから結婚してもうまくいかない。」

と言われた。

 

好きで付き合っているのにそこで「なるほどー」とはならない。

どうせならもっと幸せになるようなヒントをもらいたかった。

単純に相性が悪いっていう理由だけでどうして「結婚しない方が良い」になるのだろうか。

 

相性が悪くてもそれを利点にして生活する事だって出来るんじゃないだろうか。

 

それが運命なのかなんなのかはわからないが、

私達夫婦はそれを聞いて、

「だったら超えてやりましょう。」

と同盟を結んだ。

 

そのまま結婚して、子供もいて、家族になって、それなりに幸せだと思う日があれば、「最悪だ!」と思う日もある。

 

あの時から今もずっと自分の人生を歩んでいる。

 

相性なんて超えてしまえばいい。

 

占いなんて超えてしまえばいい。

 

結婚生活を作るのに一番大事なのは、

「超えていくエネルギー」だと私は思っている。

 

相性はそんなに必要ない。

 

それをも超えていくエネルギーがあれば全てを解決していける。

そう信じている。

 

だからこそ毎日のように「これからの私達の未来」を共有する。

お互いが納得していれば超えていくエネルギーもおのずと強くなると思う。

 

じゃないとやってられないでしょうが。