我ながら、「こんなブログ誰が読むんだよ」と思うが、思い出話をしたい。
その思い出ってのは、大富豪。
トランプでやるあれ。
ジョーカーと2がやたら強いあれだ。
上がり方が秀逸だとなんかムカつくあれだよ。
革命や都落ちがあるあれ。
アプリだってあるし、未だにハマってる奴らはいるだろう。
高校生の時だっけか。
めちゃくちゃハマった。
ヘタすりゃUNOよりハマった。
そして何より、勝ちたかった。
何千、何万と戦い、そこで得た勝ち方ってのがある。
思い出と共にそれらの個人的必勝法を残したいと思う。
大富豪。
奥深いんだなー。
有り余った時間と、当時の仲間がいれば、未だに最高のゲームだと思ってる。
今ハマってる奴がいるなら、とりあえず読んどけ。
どんなに細かいルールを設定しようが、これが私の大富豪の勝ち方だ。
大富豪は上がり方を考えるゲームだ。
上がる最後の一手。
それは常に最弱のカードだ。
相手の手札を読んで、あえて少し強めのカードを残す人もいるだろう。
大富豪の醍醐味は上がる前の手も足も出ないラッシュだ。
最後のコンボが決まればすこぶる気持ちが良い。
で、最後の一枚が最弱のカードの3枚セットとかなら最強に気持ちが良い。
あの「してやったり感」を味わいたいだけで私は最後の一枚を最弱なカードにする。
最強のカードで畳み掛けてからの最弱ね。
最強カード不在だとそれだけ残るから終わる。
詰みだ。
ジョーカーだろうが2だろうが、革命が起きようが、常に最強と最弱を手にしておく。
「最弱のカードで上がる」って決めておけばそのカードがネックになる事はない。
すでに手札のカードが減ってるようなもんだ。
それが同時に3枚出せるものなら最強カードと合わせて更に手札が減っているようなもんだ。
結局手札のカードを先に出し終わった方が勝ちなんだから最後のコンボで場を流しまくれば速攻で決着がつく。
そのコンボがいかにキレイに決まるかを考えるゲームなんよ。
上がり方を考えるゲーム。
邪魔が入ったとしても、完全に上がれるコンボを持っておく。
それが大富豪の面白さだ。
選択肢はいくつもある。
ルールによってコンボは変わる。
だけど、一貫して変わらない部分。
それが上がり方を考えるって事。
大富豪で考えるべきは、いかに相手の手札に左右されず、コンボを決めて上がれるか。
それだけ。
どんなルールが適用されていようが、「上がり方」だけを考えろ。
必ず必勝パターンが見えてくる。
そしてそれがうまくハマった時、昇天だ。
大富豪が強い奴ってのは、いくつも自分の上がり方を持ってる。
それを阻止しながら自分が先に上がる方法を考える。
ストーリーを考えよ。
クライマックスコンボを叩き込め。
序盤はそれを整える為の時間。
手札を整えてからのコンボ発動。
上がり方だけを考えろ。
最初に上がるのは、私だ!
最強と最弱のカード以外を切っていけ。
手札を見ても、お前がアホならコンボを思いつかないだろう。
だが大丈夫だ。
これは慣れ。
コンボ作りは慣れりゃ出来る。
何から考えればいいのかわからないアホたれはとにかく最強と最弱のカードを残して場に合わせて切っていけ。
カードが減ってきたら「あっ、これ出してからこれで上がれるかも」と感じるだろう。
2コンボ。
まずは2コンボからだ。
意味が分からず負け続けているようなアホは手札の最強と最弱を残して進めていけ。
それでも同時に何枚か最強のカードを出されれば手も足も出ないだろう。
手持ちのカードは運だ。
ルール上次のゲームで大富豪は大貧民から最強のカードを回収される場合もある。
そうなりゃジョーカーや2のカードも持てなくなるだろう。
それでも最強と最弱だけを残し、進める。
それでいい。
とにかく残す。
最初の手札は運なのだ。
抗えない。
抗えない事に抗ってもしゃあない。
アホは抗って手持ちが弱くても勝負を仕掛ける。
無駄だ。
大富豪の座にいる奴の圧倒的な軍事力によって粉砕されるだろう。
そうなりゃ上がるまでのストーリーもはちゃめちゃになる。
イメージ出来なくなる。
それじゃあ強くなれない。
自分ルールに従え。
最強と最弱を残す。
最初の手札は運なんだから、必ずチャンスがやってくる。
下克上のチャンスは少ない。
それを掴むのは、我だ!
手堅く、手持ちのカードで考えられる最高のコンボを決めろ。
わかんなきゃ最強と最弱だけを残して切っていけ。
気が付きゃコンボを思いつく。
革命は後半に起こせ。
手札が配られて、それを出しやすいように手元で並べ替える。
すると気付く。
ある事に。
そうだ。
「革命可能の手札」
階段ルールが有りだとその可能性はさらに高くなる。
一気に4枚を消費可能。
尚且つカードの強弱が逆転。
だが序盤で革命を起こしても効果は薄い。
弱いカードをたくさん持っている相手がいるからだ。
大富豪は相手が上がりまで思い描いた理想的なイメージをいかに崩して混乱させるかが勝負。
革命は最も相手に混乱を与える方法だ。
いつ使うかは明白。
相手が最も混乱するタイミングだ。
序盤は多くの手札を持っている。
上がりまでのコンボラッシュがまだ見えていない事が多い。
その状態で革命を起こしても、対応出来てしまうのだ。
その後に立て直して上がりまでのコンボラッシュを再思考出来る。
革命で最も相手にダメージを与えられるタイミングは、相手が上がりまでのコンボラッシュを開始する直前。
ここ!
「うおー!考え直しだー!」
とメンタルにダメージを与えられる。
これまでの計画を丸潰れにしてやるのが革命の美味しいところだ。
序盤に使うなどもったいない。
単なる優しい奴になっちまう。
先に革命を仕掛けられる可能性もあるだろう。
革命カウンターの可能性もある。
それを踏まえても、後半まで様子見を。
相手の手札が減ってくれば革命が起こせる可能性や返される可能性も低くなる。
ギリギリまで引き付けてからかましたれ。
「やられた!」ってタイミングでかましたれ。
「嘘だろ!?」ってタイミングでかましたれ。
なんなら最後の一手で革命を起こして上がれ。
すっげー嫌われるがな。
勝負を急がない。
最初にも言ったけど、大富豪で考えるべきなのは上がるまでの道筋だ。
コンボラッシュで上がるも良し、相手にワザと出させてからでも良し。
とにかく上がるまでのプロセスが大事。
上がるまでの道筋がイメージ出来るとすぐにそれを実行しようとしてしまう。
コンボラッシュを開始するタイミング。
実はこれ、重要。
コンボラッシュの一発目。
ここを相手の手札に阻まれると勝ちパターンが崩れる。
考え直しか相手のラッシュが始まってしまう可能性もある。
相手によっては「勝負を仕掛けてくるのを待ってる奴」がいる。
阻止してから自分のコンボをかましてくる奴がいる。
なんてヤラシイ戦略だ。
それに巻き込まれると負ける。
だから冷静さを失ってはいけない。
上がりまでのコンボラッシュの一手目は外してはいけない。
もし阻まれても、それを想定した一手を。
急いでコンボの一手目を打って、それを阻まれて、作戦がおじゃんになりゃ負け戦が濃厚になる。
焦るな。
勝負を急いではいけない。
大富豪は「パス」が使い放題なんだから。
上がりまでの一手が打てても、あえてパスを使う余裕を持とう。
敢えて言うぞ。
そのパスは、重要な一手だ。
パスも含めて大富豪の駆け引きだ。
パスを制する者は大富豪を制す。
勝負を急ぐな。
「今じゃない」と感じたら迷わずパスを使え。
パスを使いこなせ。
目立たず減らす。
ここまで大富豪は中盤から後半に掛けてが勝負だと言い続けてきたけど、勝負をかける一手までどれだけ早く辿り着けるかも重要。
勝負を急いではいけないが、仕掛け続けなきゃ手札は減らない。
大富豪の座に居座ると常に安心して構えてる奴がいる。
常に強い奴を相手にする時は序盤から上手に切って手札を減らしていかなければ勝てない。
かと言って目立ち過ぎればこっちの流れを断ち切ってくるだろう。
そうだ、序盤はいかに目立たずに手札を効率良く減らしていけるかに掛かってる。
その効率が良ければ上がりまでのコンボラッシュを仕掛けやすくなる。
早ければ早い方が有利になる。
余裕をぶっこいて出せるのにパスしている相手の隙を見て中途半端なカードを切っていく。
目立たず、弱々しく、手持ちを減らす。
「こいつのカードは弱そうだなぁ」って思わせる。
中盤を過ぎれば全員が相手の手札の数を見てる。
その前に、減らす。
相手がこっちの手札を気にしていない間に、減らす。
バレずに減らす。
コンボラッシュまで、目立たず、速やかに、焦らず、進める。
目立てば阻止される。
目立てば狙われる。
だからギリギリまで隠れて準備を進める。
時が来たらパスを有効に使って上がりまでの一手をスタートさせる。
大貧民になっても、相手が油断してたら勝てる。
だから油断させる。
目立たずに手札を減らしていくのだ。
大富豪なのにこだわり過ぎだと思うか?
だろうな!
だがな!
私は大富豪が好きなのだ!
そして負けたくないのだ。
手札は運。
みんなが同じ。
それでも強い奴っているんよ。
納得いかなくない?
つまり手札がどんなものでも強い奴は強い。
で、強い奴は心理戦が得意。
どんな勝負でも、心理戦が得意な奴が強いのだ。
そんな大事な心理戦を大富豪で得られる可能性があるなら、一生懸命やっても良いんじゃないか?
むしろ、一生懸命やった方が良いんじゃないか?
自分の人生に勝つ為にも、大富豪で得た心理戦が必要。
勝ちまでの一手。
それをいつ発動するのか。
「絶対に勝てる」って思って発動したいじゃん。
自分の未来がかかってるかもしれないんだから。
大富豪は誰よりも真面目にやれ!
普通にオモロいぞ。
どうか感想をください。