子育てから学ぶ自分の可能性

生活

子育てをしている多くの家庭で共感してもらえるだろう気持ち。

「子育てって大変だ。」

我が家には二人の子供がいて、親である私達は共働き。

協力し合わなければお金にも困るし子育てにも困る。

仕事と子育ての両立ってマジで大変なんです。

保育園に通わせる為の書類や情報集めから予防接種や定期的な診断。

役所の手続きもあるし、子供はすぐに熱を出したりする。

それに合わせて毎日の仕事。

独身で一人暮らしをしていた時は本当に「暇だったな」って思うくらいに毎日がバタバタと過ぎていく。

ただ、定年を迎えた先輩方にたまにアドバイスをもらう。

そのほとんどが、「大変な時期だね。でも一番可愛い時期だよ。」といった内容。

たぶんそうなんだと思う。

頭ではわかっている。

子供が「子供でいる時期」っていうのはあっという間に過ぎていくのだろう。

私達の1年とは比べ物にならないスピードで我が子は成長している。

ついこの間買ったばかりの靴がもう履けない。

一年で何度もサイズアップしていく。

靴に伴って服も同じ。

私は大人になってからしばらく経って、成長が止まっている。

だからそんなに頻繁に服のサイズを気にすることはない。

極端に太った時くらいなもの。

子供に対して、

「大きくなったねぇ!」

なんて言う余裕もなく、サイズアップが必要になった時はいつも「もう!?」ってな感じ。

私達にとって子育ては初めてで、わからないことばかり。

ただ、そんな中で共働きだから子供達も保育園に行って多くの友達と共同生活をしている。

本当は私達と一緒にいたいんじゃないだろうか?

教育として「保育園に行かせる」という選択肢はどうだろうか?

常にはっきりしない答えを探しているような毎日。

良い日もあれば悪い日もある。

怒鳴り散らす日もあれば天使と錯覚するくらい可愛いと思える日がある。

喜怒哀楽のオンパレード。

だけど子供がいるからこそ得られたものがあって、そこには自分の成長に欠かせない「何か」が必ずあると私は思っている。

子供達のハングリー精神。

子供は正直です。

自分が「満たされたい!」って気持ちに素直に従い、体も脳も動きます。

「お菓子が食べたい!」とか「公園に行きたい!」とか「おもちゃが欲しい!」とか。

とにかくお腹だけではなくて、全ての空腹感に対して真っ直ぐにそれを満たそうとする。

そしてそれが満たされれば次。

次から次に空腹を満たしていく。

「子供の成長の速度」とハングリーなこの感じは無関係ではないと私は思っている。

「子供の成長は早い」って思った時に真っ先に「子供だから…」と決めつけていた自分にちょっと疑問を持った。

体の成長は細胞分裂の関係や遺伝もあるだろうからよくわからないけど、精神的な面はどうだろう。

成長するにつれて、「これはダメ」「これは良い」がわかってくる。

単純に、めちゃくちゃ怒られている。

「これはダメだって言ってるでしょ!」って言われる度に一度はちょっと凹んだりするけど10分もすればケロッとした表情で違う事をしていたりする。

大人になると「怒られる」「叱られる」が「失敗」になるから、初めから「そんな事はしない」ってわかっている。

危ない事や誰かに迷惑をかけてしまうような事。

それはやってはいけない。

なんとなく理解している。

だけどそれ以外の事はどうだろう。

気が付けば落ち着いて生活するようになって、「全ての失敗」を避けるようになっているような気がした。

「ハングリー精神を持つ」ってのは挑戦しようとする気持ちそのもので、「何かを達成したい気持ち」が行動まで発展する状態だと思っている。

だとしたら、今の私にそれはあるのだろうか。

子供の成長は早い。

たくさん失敗して、たくさん学んで、多くの事を短時間で吸収していく。

体が大人になった私は空腹にはならないのだろうか。

「何かを達成したい!」っていう明らかに空腹な行動を起こせているだろうか。

仕事でもプライベートでも、自分の周りの環境を更に良くしようと努力出来ているだろうか。

どこかで満足していないだろうか。

どこかで諦めていないだろうか。

「子供がいるから」「家族がいるから」「仕事があるから」「お金が無いから」って出来ない理由ばかりを探しているような気がする。

それでも空腹で頑張っている人だっている。

そういう人が今後、最高の幸せを手にしたとするなら、私は「納得する」と思うのです。

だって自分では「出来ないと思っていた事」が出来てしまったんだから。

出来ない理由を探している内にそれが普通になって、気が付けば「やらなくても良い」に変わっているような気がする。

子供は自分が満足する為に空腹を全力でアピールし、なんとしても空腹を満たそうとする。

まだ自分一人では出来ないことが多いから「誰かにお願いする」方が圧倒的に多いけど、もし、それが自分一人で全て出来るようになったら、すごく強い人になるような気がしている。

私は今、本当に満腹か?

睡眠は充電時間。

子供にはまだ、「休む」という感覚があまり無いらしい。

一日が24時間っていう当たり前の感覚もない。

私達は仕事があったり家事があったり、その他の予定があったりするから、自然に24時間を上手に振り分けるようになる。

一日が計画的に過ぎていくように計算したりする。

ところが、子供にはそれがない。

外でめいっぱい遊んで、「お腹が空いたー!」と泣き叫んで、急いでご飯を作っている最中にソファで寝てしまったりする。

完全に体力を使い果たす。

まるで携帯の充電が切れてしまったように動かなくなり、眠る。

睡眠が充電なんだと感じた。

私は親だから常に「何かが起きたら」と想定しながら体力を使い果たさないようにする。

眠る時も充電の残りは30%くらいある。

日によっては50%くらい残ってて、なかなか眠りにつけない夜もある。

子供は朝も昼も夜も関係なく、電池が0%になるまで行動し続ける。

そして眠れば充電は100%に。

50%を残して眠りについても起きれば100%だとすると…。

前の日に残した50%って実はもったいないことをしているのかもしれないと思った。

子供はまだ充電しておける電池が小さいけど、これは大人になるにつれて大きくなる。

それが成長だとするなら、私の電池はどうだろうか。

成長を止めているような気がしたんです。

子供の体力は最大まで使って空っぽになって、「これじゃあ足りないな!」って体が勝手に電池を大きく成長させていく。

私が持っている体力という電池が今度成長するのかわからないけど、使い切ったことが無いからそれが成長するかどうかもわからない。

そもそも使い切らなくても眠れば充電され、また100%になるのなら、使い切った方がお得なような気がするのです。

でも気を付けなくちゃいけない。

睡眠が足りないのは充電が足りないのと一緒。

睡眠が足りなければ満タンまで回復はしない。

大人になって充電がゼロになって倒れてしまうってのは避けたい。

ただ、もったいない力は残したくない。

私は今、自分の力を100%使えていると言えるだろうか?

眠る直前。

残りの体力電池残量はどのくらいあるんだろう。

子育ては大変です。

ただ、チャレンジで溢れています。

失敗や成功で溢れています。

親だからこそ学べるものがまだまだたくさんある。

せっかくの子育て、出来るなら、イライラだけじゃなくて、一緒に成長していきたい。

そう思いながら、今日も「こらー!」と怒り狂う。