普通に仕事をしていても、普通に生活していても、いつもちょっとしたネガティブで自分のバランスを崩すことがある。
メンタルのバランス。
これが崩れると仕事に集中出来なくなったり、普段の生活の中でイライラする瞬間が訪れたりする。
簡単に説明するといつもの自分じゃなくなる感じ。
イライラしていれば、周りの人を巻きこみながらネガティブが広がっていく。
アメリカの大学の研究結果ではポジティブな感情よりもネガティブな感情の方が伝わる力が強いらしい。
6倍も。
確かにそんな感じがする。
ポジティブなニュースよりもネガティブなニュースの方が話題になりやすい社会の現状を見てもその通りなんだと思う。
いつもネガティブな状態でいれば思考が停止しているのと同じだ。
ネガティブな状況を見たり、影響を受けると、思考が弱まる研究結果も出てるみたい。
つまり前に進む気力も考える力も弱まる。
だから、人としてはネガティブでいるよりもポジティブでいたいと私は思う。
強くそれを願っている。
だから超えよう。
科学的根拠をぶち抜いてやろうではないか。
自分を奮い立たせる。
その為に「今」何が出来るのかを伝えたい。
ネガティブを跳ね返すにはどうすればいいか。
ネガティブの浸透力。
普通に生活をしていても、普通に仕事をしていても、人は誰かと共に生きている。
家族がいたり、恋人がいたり、友達がいたり、上司がいたり、同僚がいたり。
一人だけで全ての生活が成り立つのなら、もしネガティブな感情を持っても、自分で乗り切れるかもしれない。
でも、誰かから伝染するように受けたネガティブはそう簡単に振り払えない。
例えば、テレビのニュースで芸能人の不祥事が取り上げられているとする。
涙を流しながらの謝罪会見を、テレビ画面を通して見る。
それだけでもネガティブは伝わると言われている。
ネガティブな状況に陥っている人を画面越しに見るだけで自分にもネガティブな気持ちが伝わってしまうんです。
その時、脳の中では思考が停止したりします。
やる気が無くなる。
本来の目標を見失う。
手が止まる。
歩みが止まる。
無意識でそうなるんです。
無意識でネガティブを受けて、無意識で思考が停止する。
だとしたら意識的に普段の自分を引っ張り出してこなきゃいけない。
一度ネガティブを受けると、意識しないと戻らないんです。
意識的に戻さないといけない。
例えばテレビを消したり、カーテンを開けてみたり、コーヒーを飲んだり。
なんでも良いんだけど、自分なりに、意識的にネガティブを振り払う作業が必要になる。
なんとなく付けたテレビからネガティブなニュースが流れてきたとしても、気が付けば見入ってしまって、自分もネガティブな気持ちになったりする。
周囲の誰かがネガティブになれば無意識にそれを受けてしまう。
だから意識的にいつもの自分に戻さなくちゃいけない。
忙しい世の中です。
常に6個以上のポジティブを持つ。
ネガティブは無意識の中で浸透してくる。
ポジティブな意識に比べると、ネガティブは6倍もの影響力があるらしい。
つまりネガティブが持つパワーはポジティブが持つパワーの6倍。
6回続けてポジティブな結果を残せたとしても、1回のネガティブで帳消しにされてしまう計算になる。
しかも、よりによってネガティブは周囲の環境や人間関係によって急に訪れたりする。
それに対処するには、常に自分の中で最低でも6個以上のポジティブを抱えておく必要がある。
最低でも6個。
「ポジティブだ」と考えられる範囲には個人差があるけど、「自分なりのポジティブ」を6個以上常に持っておこう。
ポジティブは「前向きな気持ち」なので、自分が前向きな気持ちになる為に必要なものを集めておく。
私なら、「財布の中に3万円以上入っている状態」や「次の休みに新しいスニーカーを買いに行く予定を入れる」や「目標の貯金額に近づいている通帳」や「ブログを書くこと」や「お昼にラーメンを食べにいくこと」や「家族団らんの時間」など。
些細なことかもしれないけど、自分が「前向きな気持ち」になれるものを最低でも6個以上用意しておく。
夢や目標でも構わないと思う。
そういったポジティブをたくさん持っている人は一つや二つのネガティブで受けるダメージをその場で上手に回復出来たりする。
もしものネガティブをやっつける為の準備をしておく。
それを習慣化する。
そしてどんどん増やしていく。
自分が前向きになれる事をどんどん増やして急に訪れるネガティブを上手くかわす。
ダメージを受けても大丈夫なようにしておく。
勘違いポジティブ。
自分だけのポジティブを用意していく中で、たまに勘違いが生まれることがある。
例えば、前向きな気持ちにする準備として、「誰かと比べるもの」を選ぶと、それが相手と逆転した時にネガティブになってしまうから注意が必要。
それから気持ちの面。
例えば、雨が突然降ってきたとする。
その時の感情は傘を持っているか持っていないかで180度変わったりする。
もし、傘を持っていなくても、無理矢理ポジティブな気持ちに切り替えて、「逆に涼しいよ!」とか「汗をかいていたからちょうどいい!」と、自分の本当の気持ちに蓋をしてしまう人がいる。
自分が本当に感じている想いを無理矢理ねじ曲げて、ポジティブな発言をしたり、ポジティブな思考をひねり出す。
それはポジティブではなく、ネガティブです。
自分の本当の気持ちは「雨最悪。傘持ってない。」です。
その時点ではまだネガティブでもポジティブでもない。
問題はそこから。
「コンビニで傘を買えばいいや!」とか「帰ったらすぐにシャワーだな。走って帰るか!」と切り替えられるかどうか。
その場に立ち止まって「どうしたらいいのかわからないから何もしない」とか「雨が降ったらもうなにも出来ないな」とか「天気予報で晴れって言ってたろーが。もうどうでもいいや。なにもしない。絶望だ。」って考えると、雨が降った事実がネガティブに変わります。
雨の影響を跳ね返せない状況。
それはネガティブです。
雨が降った事実を受け入れる前に拒絶してしまう。
それじゃあ切り替えも出来ない。
気持ちはどんどん湿っぽくなる。
ネガティブは無意識に襲ってきます。
「起きてしまった事実は一旦認めなければいけない」んです。
その後、「じゃあどうする?」っていう部分でポジティブを作り出さなくちゃいけない。
あらかじめ折り畳み傘を持っているっていうのは立派なポジティブ準備の一つです。
6個以上の内、これで一つはクリアです。
自分の気持ちを無理矢理ねじ曲げるのは「勘違いポジティブ」。
ポジティブは妄想で作り出すものじゃない。
事実を受け入れ、下がった気持ちを切り替えて、リアルに乗り越える方法を考えていかなくちゃいけない。
何が起きても「巻き返せる」と思え。
生きていれば様々なネガティブに襲われます。
仕事をしていれば数々の失敗や人間関係のこじれからネガティブな気持ちになります。
そういうものです。
たくさんのネガティブを感じなければ「、ポジティブになろう!」って思えないんです。
これは何をするにも一緒です。
失敗しなければ反省しない。
反省しなければ改善もしない。
ネガティブな感情やポジティブな感情も一緒です。
自分で経験して、乗り越えていこうとしなければ成長しないんです。
これからも数多くのネガティブに襲われます。
約束します。
今後も必ずネガティブに襲われることがあると。
その時の為に数多くのリアルなポジティブを準備しておくことは重要。
凄く重要です。
それによってすぐにポジティブな気持ちに切り替えられたりします。
絶対に準備をしておくべき。
ただ、準備しておいたポジティブを全て帳消しにするようなネガティブだって絶対に現れます。
その時にどうするか。
「巻き返せる!」と信じ抜く。
自分になら必ず出来ると思い込む。
でも、この部分だけを誰かに言えば、「こいつバカだな」って思われるかもしれない。
これにはちゃんとした理由があるんです。
これまで数多くのネガティブを乗り越えてきた経験や、次のネガティブに打ち勝つ為の数多くの準備もしてあるが、それを超えるネガティブが訪れた。
だからと言って、諦めるわけにはいかないでしょ。
「諦める」って最強にネガティブです。
訪れたネガティブを無視しながら生きていくのはさらにネガティブです。
ちゃんと受け入れる。
受け入れた上で「どうするか?」が大事なんです。
いきなり全てを無視するんじゃなくて、一度受け入れてから無視を選ぶのはポジティブです。
受け入れた上でそれをどうするのかを考えて、思いついて、行動して、失敗して、反省して、改善していく。
いつも「巻き返せる!」って思ってないとそんな事続けられない。
自分に期待していないと今後も乗り越えられない。
「自分ダメだな」って思うのはネガティブじゃない。
それを巻き返せばいいだけの話だから。
「こいつバカだな」って思われるのはネガティブじゃない。
それを巻き返せばいいだけの話だから。
こんなに辛いことばかりの世の中なんだから、「何が起きても巻き返せる」って気持ちくらいは持たせてほしい。
ネガティブばかりの世の中なんだからそれを燃料にしちゃえばいいのだ。
ネガティブなんて全部巻き返せる。
それを力にしちゃえ。
どうか感想をください。