保育園と仕事と親でいられる時間

生活

我が子達は今日も保育園に行く。

土日を挟むと次の月曜日は「行きたくないー。えーん。」と泣く。

それでも仕事をしなくては生活が出来ない。

本気で嫌がって、本気で「一緒に居たい!」と泣かれると胸が痛む。

親側が切り替えないと先に進まないし保育士さん達も困る。

だから、申し訳ない気持ちはいっぱいだけど、「いってきます!また後で!」と保育園に子供を置いていく。

 

「子供たちも頑張ってる!自分も頑張るぞ!」

 

どこかで無理やり落としどころを見つけて、今日も頑張る事にする。

 

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モーニングファイト。

トイレに行ってくれ。

子供たちより少し先に起きて、朝食の準備をする。

子供は納豆が好き。

お残ししない事の方が多い。

だから安全策としても納豆を常備してある。

寝室から「うぎゃー!」と声がした。

下の子が起きる。

見事にオムツを貫通して布団までビショビショ。

 

「マジかぁー。」

 

としか言えない。

オムツを取り換えて、取りあえず布団のシーツをはがす。

洗濯だけして保育園に送っていこう。

バタバタしていると上の子も起きる。

下の子の「うぎゃー!」で起こされたから機嫌が悪い。

 

「トイレに行ってくれー。」

 

と言うと、

 

「イヤだー!!!!!」

 

と反発。

上の子もオムツがまだ取れていない。

むしろ寝床から起き上がろうともしない。

まさかとは思ったが、こっちもオムツを見事に貫通している。

 

「おぬしもかぁー。」

 

そろそろ上の子だけでも一人でトイレに行ってほしい。

と言うか二人とも早くトイレを覚えて欲しい。

 

食べてくれ。

程なく「お腹すいたー!!!!」と「うぎゃーーーー!」が交わり大騒ぎになる。

お腹が空くと騒ぐ。

騒ぐとご飯が出てくると思っている。

 

「騒いでも出てこないから。」

 

と言っても無駄。

大混乱を招く。

だから黙って放置しながら準備をする。

そして納豆をご飯の上に乗せて、ゴマ、海苔をちぎって乗せる。

混ぜる。出す。

 

「パンがいい!!」

 

と言う。

時間が無い。

だから食べて欲しい。

 

「パンは無い!ごはんしか無い!食べて!」

 

と言っても引かない。

「やだやだやだやだやだ」を連発。

下の子は気にせず食べる。

黙々と食べる。

上の子だけ「パンがいい!」と叫び続ける。

下の子が納豆ご飯だけでは足りないらしく。

再び「うぎゃー!」となる。

バナナを切って出す。

その場を凌ぐ。

上の子もそれに乗っかった。

 

「バナナ食べるー♪」

 

いつもの事。

いつもの事なんだ。

いつもの事なんだけど、出されたご飯を先に食べてくれ。

 

間に合わないよ。

「ごちそうさま~。」

上の子が納豆の付いた手であちこち触ろうとするのをフルパワーで止める。

止めながら拭く。

拭いているその後ろで下の子が納豆の付いた手であちこち触っている。

 

「もういいや。着替えましょう!」

 

切り替えて子供の顔や手を拭きながら着替えをする。

下の子はまだヨチヨチ歩きだからすぐに捕まえて、着替えて、準備完了。

上の子は逃げる。

逃げて逃げて楽しそうに笑っている。

こっちはイライラゲージを溜める。

 

「いい加減にしなさい!!」

 

泣く。

泣きながら着替える。

いつもの事。

いつもの事なんだよ。

いつもの事なんだけど出来るなら一回で言う事を聞いてくれ。

 

溜息と一緒に時計を見る。

いつもの事なんだけど間に合うか間に合わないかギリギリの時間になってる。

 

引き剥がすしかない。

私も着替えて、さあ出発だ。

2人をバギーに乗せて、急いで保育園に向かう。

その途中でいつも「あれはなに?」とか「これはなに?」とか聞いてくる。

それに答えながら向かう。

保育園が近くなると「やっぱり行きたくない!」とか「公園行きたい!」とか「ばぁばんち行きたい!」とか言い出す。

着いたら着いたで「抱っこ抱っこ!早く!」とか言う。

熱を測って、必要な書類に時間と熱を書いて、引き渡す。

 

「やだー!!!」

 

とか言いながらも真顔。

涙も出ない演技。

今日は木曜日。

保育園に行くことにはすでに慣れている。

だから「いやー!」とは言うもののそんなに嫌そうな顔はしていない。

でもたまに本気で嫌がって抱きついて離れない時がある。

複雑な気落ちになる。

でも引き剥がすしかない。

 

「迎えに来るから帰ったらちゃんと話聞くからね!」

 

だけ伝えて後はお任せする。

私はそのまま駅に向かい、電車で職場へ行く。

毎日がモーニングファイト。

 

満員電車の中で気が付く。

お腹に車のシールが付いていた。

すぐに取ってポケットにしまった。

 

「おはようございます!」

 

職場に着いたら同僚に笑いながら言われる。

 

「お尻にシールが付いてますよw」

 

お尻にも付けやがったのか。

今日も頑張ろう。

 

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アフターファイト。

お迎え。

仕事は子供が二人いるということもあり、就業ルールに乗っ取り時短にしてもらっている。

休憩時間を少し短くする代わりに少し早く帰る。

そうじゃないとお迎えが保育園の時間内に収まらない。

仕事を終え、いつものようにお迎えに行く。

 

「今日もありがとうございました!」

 

下の子がヨチヨチと歩いてくる。

この瞬間がすごく好き。

なんか、頑張ってよかったと思える。

子供たちも少したくましくなったように見えたりする。

 

「楽しめたかい?」

 

上の子は来ない。

行く時はあんなに「行きたくない!」とか言いながらお迎えの時は大体このパターン。

奥の方でお友達と遊んでいる。

楽しそうに。

 

「お迎え来たよー!」

 

と先生が言ってくれるがほとんど無視。

その間に下の子をバギーに乗せたりする。

準備が整うくらいで先生が無理やり連れてきてくれる。

 

「おつかれー!」

 

と上の子が言う。

おお。

なんてケロっとしているのでしょうか。

さあ、帰ろうか。

バギーに乗せる。

 

「今日もありがとうございました!」

 

保育園を出る。

出ると早々に叫び出す。

 

「なんかたべたいーーー!!ちょうだいちょうだいちょうだい!!」

 

家に着くまで我慢してくれ。

 

今日もお疲れさんでした。

晩御飯は朝のバタバタの再来。

作り置きと、もう一品くらいを出して飛びつくように食べてお風呂。

これもまた壮絶なるドタバタ劇。

大騒ぎ。

下の子はだいたい泣いている。

それにつられて上の子も騒ぐ。

 

「うるさーーーーい!」

 

お前が一番うるさいよ。

いつも思っている。

 

「そんなにうるさいなら一緒に遊んであげればいいじゃん。」

「えー。やだやだ。」

 

だいたいこんなやり取りになる。

保育園の先生に上の子と下の子は交わることがほとんどないと聞く。

どうしてそうなるのかはわからないけど兄弟って同じ学校に行ったりしててもあんまり交わらないもの。

自分がそうだったから少しわかる。

 

そろそろ寝る時間。

今日は好きな絵本でも読んであげる。

そのまま寝室へ。

今日はすぐ寝てくれるだろうか。

そんな心配をしながら私も寝る直前。

ウトウトしていると、

 

夫が帰宅。

酒飲んでる。

 

こいつ。

マジでぶっ飛ばしたくなる瞬間。

でも今日はミルクレープを買って来てくれたから許す。

 

お風呂から出た夫と少し話をする。

 

子供の様子。

仕事の様子。

今後の展望。

 

本当に少しの時間。

ミルクレープもしっかり食べる。

 

ほんの少しの自由時間。

毎日がパワープレイで、息が詰まりそうな生活になっている。

別にそれを望んでいないわけではない。

多くの幸せを感じている。

生活をする為、子供の成長の為、家族の為。

でも少しだけ自分の時間が欲しい。

ほんの少しでいい。

自由な時間。

それがあれば一気に充電される。

また頑張ろうと思える。

だからほんの少し気が休まる時間が欲しい。

贅沢を言えば旅行に行きたい。

贅沢を言えば雑誌もゆっくり読みたい。

贅沢を言えばお酒をゆっくり飲みたい。

贅沢を言えば止まらない。

 

道端で通りかかったおばあちゃんに言われた。

 

「今が一番大変な時期だよ。でも一番子供が可愛い時期だよ。しっかり噛みしめなさい。おばあちゃんになればどうせ暇になるんだから。子供が子供でいる時間は短いのよ。」

 

もう戻ってこない一日一日をどう感じて、どう過ごしていくのか。

 

私は立派な母親になりたいわけじゃない。

 

知らない事の方が多いし初めての事ばかり。

 

これから先何が起きるのかわからないけど毎日頑張ってみるしかない。

 

明日もモーニングファイトからスタートするのだろう。

 

いや、朝のシーツまだ洗ってないわ。

今思い出した。