今、新型コロナの感染拡大を受けて外出禁止に非常事態宣言にリモートワークの導入と、様々な対策を打ち出している。
感染拡大を食い止める為に急いで導入され始めてるリモートワーク。
これ、企業によっては既に使われて、当たり前になってる。
海外と取引をする企業なんてウェブを通じてリモート会議しなきゃ話が進まない。
だから仕事のツールとして当然のように使われてる。
随分前からSkypeでも会議は可能だったし、今となっては多くの人のスマホにアプリとしてLINEも入ってる。
グループ通話なんて超常識機能と言っていい。
ネットさえあれば出来る仕事も随分増えた。
「数十年後にはこの世のほとんどの職業がIT企業になる」ってどこかの誰かが予言してたし。
インフラを整える仕事ではなかなか難しいのかもしれないけど、荷物をドローンで運ぶシステムなんてのも既に開発されてる。
モノを運ぶのも機械で、リモートワークになりそう。
そうなれば畑や牧場もリモートワークに出来るかもしれない。
今回の新型コロナショックは、世界への様々なダメージと共に多くの課題を浮き彫りにしているように思う。
が、私が今回思ったのはそんなに重たい話題ではない。
リモートワークから派生したであろう自粛の中で生まれた「オンライン飲み会」や「リモート飲み会」です。
流行ってるらしい。
で、私は思う。
「あれ?その方が良くない?」と。
なんでこれまでプライベートで導入してなかったのか悔やんだ。
まさに今各企業で課題になっているリモートワークは、プライベートでも似たように課題だったなと。
深刻な事態の中でこんな事を書くのはどうかと思ったけど、書こう。
これは私にとって大事な課題だと気が付いたから。
これからはプライベートでもガンガンリモートを使うべきだと言い切る理由。
わざわざ集まる必要はあるか?
私が誰かとお酒を飲みに行く時、ほぼ、どーでもいい話をする。
お酒の席で重要な仕事の話なんてしない。
むしろ、「酒を飲んで忘れたい事」があったり、「お酒を飲まなきゃいられない事」があったりした時。
それか、騒ぎたい時。
言ってしまえばパーティーをしたい時。
酒が生きていく上で重要かと言われればそんな事はない。
娯楽です。
楽しい時間を過ごしたいだけです。
緊急事態宣言が出された今、「どうしてもみんなで集まってお酒を飲まなきゃいけない状態」になるはずがない。
なったらヤバい。
だって、私にとって飲み会は楽しい時間を過ごしたいだけにあるし。
自粛が続けば続く程はっちゃけたくなる気持ちもわかるけど、無理にみんなで集まらなくてもオンライン飲み会をすればいい。
スマホにはそれをする為の全てのツールが詰まってる。
みんなスマホを持ってるんだから時間だけ合わせれば同時に繋げられる。
どこにいたってすぐに会話やビデオ通話が出来る状態なのに何故か一箇所に集まって酒とつまみと話に酔いしれる。
酒ならコンビニに売ってる。
つまみもコンビニに売ってる。
話ならスマホがある。
わざわざ予定を合わせて集まらなくても、オンライン飲み会ならいつでもみんなで出来るじゃん。
ところが、私がそれに気が付いたのはテレビで「オンライン飲み会が流行っている」って誰かが言ってたからです。
まるでこれまでずっと知ってた風でしたが、気が付いていませんでした。
テレビを見て、「確かにそれならいつでも出来るな」と思ったのと、「わざわざ集まった方が時間も手間もかかるな」と感じたのです。
灯台下暗し。
既にいつでもオンラインで繋がる条件は揃ってた。
年に数回くらい特別な集まりとして飲み会をするのはいいけど、普段から飲みに行くような仲間とはオンラインで十分なのかもしれない。
「それじゃあ居酒屋は儲からない」と思うかもしれないけど、時代について来れない企業なんざ潰れて当然。
どんな時代でも置いていかれりゃ簡単に潰れるだろうし。
時は流れるし経済も日々形を変える。
私は今でも飲み会は居酒屋でやるもんだと思ってた。
ガッツリ置いていかれるとこだった。
しょっちゅうオンライン飲み会をする仲間もいないけど。
間違えて職場の上司とか誘っちゃったら最悪だ。
少し話が変わるけど、友人がモンハンをする時に「友達とチャットで話しながらやると楽しい」と言っていた。
多分、オンライン飲み会はモンハンが酒になったような感じなんだろう。
子供の頃、友達の家に集まってみんなでワイワイゲームしてたあの感じはグループ通話で可能。
その場にいなくても同じ画面を見てるんだから十分楽しめるのだ。
「オンライン飲み会」と言われて、私は「その使い方があったか!」と素直に感心。
わざわざ集まる必要がなければオンラインで。
超便利。
ゲーム。
飲み会。
カフェタイム。
目的は違えど、イケるぞ。
移動時間要らず。
飲み会ってのは集合場所を指定して集まるのがセオリー。
直接お店だったり、駅前だったり。
同窓会になれば随分遠くから集合場所に行く人もいる。
随分遠くから参加する人に言いたい。
ビデオ通話で参加する方法もあるぞ。
仕事の都合で参加出来ない可能性だってある。
そんな人に言いたい。
ビデオ通話で参加する方法もあるぞ。
LINEでもSkypeでもスマホがあれば十分だ。
実際に会う事は出来ないけど、飲み会の目的なんてほぼ会話。
飲んだり話したりするより移動の時間の方が長くなる人だっているだろうに。
そんな人に言いたい。
ビデオ通話で参加する方法もあるぞ。
で、集合時間や場所を決めたりするのがめんどくさいと感じてる幹事にも言いたい。
ビデオ通話で参加する方法もあるぞ。
わちゃわちゃする会計も必要なし。
解散から帰りの道のりも無し。
家で、そのまま寝られる。
深酒してもなんとかなりそう。
移動する時間が無いから。
服装だって、髪型だって、お化粧だって、そこまで気を使わなくても大丈夫。
外出するわけじゃないから。
最近はコロナの影響でテレビ番組でもリモートワークで参加してるコメンテーターが沢山いる。
そもそも出来たのだ。
今まで出来たのに、やらなかった。
我が家には子供がいる。
もしかしたら、勉強だって無理に学校に行かなくてもいいんじゃないだろうかと思えてきた。
オンラインで授業は可能。
オンライン飲み会の応用。
塾も同じ。
目的の場所まで移動する手間と時間、それらを全て勉強に捧げられる。
子供らしい人間関係の勉強は出来ないかもしれないけど、リモートで出来る事って結構ある。
そもそもあったのに使っていなかった。
それが新型コロナによる自粛でじわじわと多くの人が気付き始めた。
「あれ?移動時間ってもったいなくね?」
「そもそもオンラインで良くね?」
朝から会議で満員電車に揺られている状況が普通だったのに。
今は「朝の会議をオンラインにするだけで朝のラッシュを避けられる」に変えられる。
わざわざ混んでる時間に移動しなきゃいけない理由ってなんだろう。
都合良く変えられる部分が思ってるよりも沢山あるかもしれない。
手と時間が空けば他の仕事も出来るようになる。
随分前からそれは出来るようになってた。
のに使わなかった。
初めから多くの人や企業が使っていれば感染爆発なんて起きなかったのかもしれない。
私はいつも後悔から学びます。
無駄な移動時間。
インターネットの真の価値。
そろそろ後悔の先を歩きたい。
5Gの恩恵。
なんでもかんでもオンラインにしたいタイミングだけど、それを更に便利にしてくれそうなサービスが今年から始まろうとしている。
新型コロナで存在感薄めだけど、5Gの登場。
回線速度が圧倒的に上がるらしい。
ADSL回線から光回線に変わった時くらいの衝撃があるんじゃないかと思ってたら、どうやらそれ以上の進化らしい。
パッと繋がる。
だけじゃなく、ドカっと繋がる。
大量の水を短時間で送り込めるような感じだろうか。
そうすれば風呂を沸かすスピードも当然速くなる。
そんな感じ。
だから、結果的に「速くなった」と感じる。
オンライン飲み会の音声や映像のズレもほぼなくなる。
大量のデータを一気に送れるから。
より鮮明になる。
オンライン飲み会が当たり前になれば益々5Gのありがたみを感じる機会が増えそう。
今販売されている端末のほとんどが5Gに対応していないから、みんなが使えるようになるのはもう少し先になるだろうけど、更に快適なオンラインライフが実現する。
VRみたいな仮想の何かと連動させれば、まるでその場にいるような臨場感が味わえるのだろう。
そうなりゃわざわざライブ会場に行かずとも家で最前列の臨場感を味わえるだろう。
濃厚接触なんてのは遥か過去のコミュニケーション方法になりそうな予感。
オンライン飲み会が主流になればなるほど5Gの恩恵を感じるようになる。
更に先に進めばもっともっと快適なリモートワークもある。
エンタメだけじゃなく、多くの場面で5Gの恩恵。
例えばもっともっと3Dプリンターの精度と作り出せる物体のバリエーションが増えれば…。
まるで転送したように相手に物体を渡せる。
回線だけじゃなく、その他の機械の進歩も必要だけど。
楽しみ過ぎて、便利過ぎて、自主的に自粛しそう。
家から出なくてもなんでも出来るようになりそう。
運動不足になり、頭ばかりが大きくなり、目だけが大きくなり、気付いた時には人間はこれまで多くの人が予想してきた宇宙人のような姿になるだろう。
グレイって呼ばれてるあの姿。
人間の未来形なのかもしれない。
って誰かが言ってたよ。
ちゃんとネットを使えているか?
5Gのサービスが始まるとは言え、まだまだネットを使えていない人もいる。
使えていないと言うか、使い方がわからないと言うか。
私の両親は過去にブログでも伝えた通り、ガラケー使いだ。
LINEなんか知らない。
Eメールのみだ。
別にそれが悪いわけじゃないけど、4Gすら使ってない。
そんな私の両親が「今度は5Gになるから凄いな!」と言っていた。
ガラケーを使ってるのに5Gの恩恵が受けられると思っているのだろうか。
先日「3Gサービス終了のお知らせ」が届いたらしく、今使ってるガラケーも強制的にスマホにチェンジらしい。
せっかく5Gになるのに強制的に4Gになる。
どうせなら5Gにしてやればいいのにキャリアもケチだな。
結局5Gの恩恵は受けられない。
そもそもスマホやパソコンを使っていない私の両親には5Gがどれだけ凄いのかよく理解出来ないのです。
が、世界がコロナで揺れ、リモートワークやらオンライン飲み会やらが騒ぎ立てられている今、ネットを使ったサービスについてもう少しちゃんと考える時だと思うのです。
両親はさすがに現役ではないけど、まだまだ社会にはネット知らずのオヤジ上司がウヨウヨ。
ネトウヨよりもウヨウヨいる。
そんな頭でっかちなオヤジ共に是非オンライン飲み会を開催してほしい。
ネットの価値を知って欲しい。
リモートワーク。
出来るかもよ。
イメージだってしやすくなるはずだ。
知らないだけなんだと私は思ってる。
ネット知らずの頭でっかちなオヤジ共は年齢的に中間管理職になってる事が多い。
だから部下のネット推しを突っぱねたりする。
それが出来る立場にあるのが鬱陶しい。
まだまだ「リモートワークなんて出来るか!」とか言ってる。
やった事も考えた事もないくせに!
だからもっともっとオンライン飲み会を流行らせるべきだ。
若者は愚痴や仕事の反省会ばかりの無駄な飲み会なんて参加したくねーんだよ。
オンライン飲み会にすりゃ少しは話を聞いてくれるかもな!
だから、今、オンライン飲み会なんだよ。
飲み会のスタンダードにしてやればいい。
思い知れ!オヤジ共よ。
これがネットの可能性。
リモートありきのアナログの良さ。
10年後、ガラケーは「昔はこんな携帯使ってたんですよ」って懐かしがられるだろう。
ポケベルなんてもはや博物館ものだ。
でっかいバブルを彷彿とさせるあの箱型の携帯電話なんて化石だ。
でも、「それがいい」って人も必ず出てくる。
アンティークみたいなもんだ。
何でもかんでもリモートにしたがる今の世の中でアナログの良さみたいなものも残る。
プレミアな感情が沸く。
あえて今、カセットテープやレコードを聴く人もいる。
わかる。
わかるぞ。
だからきっと、いくらオンライン飲み会がスタンダードになっても居酒屋は無くならない。
むしろ超贅沢な価値を掴むかもしれない。
先の事は誰にも分からん。
私は2019年の年末に、新型コロナがここまで世界を巻き込むなんて分からなかった。
年始から飲んだくれてたし。
が、その間にジワジワ広がっていった。
で、オンライン飲み会のありがたみを今知った。
前から選択肢としてあったはずなのに「こんな方法があったじゃん!」と思った。
やっぱり灯台下暗し。
世の中にはまだまだ灯台下暗しな掘り出しアイデアが溢れているのかもしれない。
どうか感想をください。