部屋が片付いていると、気持ちもスッキリする。
気持ちがスッキリすると部屋の模様替えをしたくなる。
心機一転したいから部屋を片付ける。
この部屋の片付けと気持ちの関係はなんだか切り離せないような気がしている。
「関係ねーよ」って言われちゃえばそうなのかもしれないけど、私は気持ちを整理したいと思った時に部屋の整理をしたり、片付けたりするようにしている。
部屋を片付けている内に新しいアイデアが浮かぶこともある。
これまで溜め込んだ「やらなくてはいけないこと」を一度整理してみる。
そうしている内に忘れてしまっていた「実は重要な事」を思い出したりする。
住所変更に伴う手続きだったり、片付けるつもりで詰め込んだ物置の奥の方。
引っ越したままの段ボールの中身。
引っ越した時のまま開けてない段ボールがあるってことはそもそもいらないような気もする。
「ええい!捨てちゃえー!」って。
片付けている内に気持ちもスッキリしてくるのです。
やっぱり切り離せない関係でしょ。
たぶん気持ちと部屋はどちらも整理しなきゃいけないんじゃないだろうか。
そうすることで新しいアイデアが浮かんできたりする。
と私は思っています。
思い切って部屋を片付けてみようじゃないか。
正直、最初はめんどくさいのです。
「さぁ!片付けるか!」とはなかなか思えない。
でも私は思います。
普段やっていないことを新しく始めようとする時はいつも「最初はめんどくさい」のです。
何をやるにも最初はめんどくさい。
でも自分の部屋の片づけはいつも誰かがやってくれるわけではない。
実家にいれば親がやってくれるかもしれないし、家政婦がいれば代わりにやってくれるかもしれない。
でも家族を持ったり、一人で暮らしているとそうはいかない。
自分でやらなきゃいけないんです。
どうせいつかはやらなきゃいけないなら、今、やりましょう。
思い切って普段は開けない物置の扉やキッチンの下の扉を開けてみましょう。
使ってないもの、いらないもの、探していたもの、改めて使いたいもの、改めて必要なもの。
見つかるかもしれません。
自分の部屋に何があるのかを把握するきっかけにもなる。
「部屋を片付ける」は「めんどくさいから」って理由で後回しにした「重要なこと」の一つかもしれません。
その「後回し」がさらに散らかった部屋にしてしまう。
散らかってるから考え事が出来ない部屋になってしまう。
散らかってるからいつも「片付けなきゃ」って気持ちになる。
でもめんどくさいから後回し。
「いつか」「その内」「時間があれば」って思って後回し。
今、思い切って片付けてみましょう。
別に全部を一度に終わらせなくちゃいけない理由なんてないんです。
でも片付け始めなきゃずっとそのまま。
時間をかけてでもいいから、「今」始めてみましょう。
少しずつでも続けていけば必ず終わる部屋の片づけ。
「これはどうやって片付けようか…。」
考える。
「あ!そうだ!こうしよう!」
考えたから片付いた。
違う場所に移動する。
時には捨てる。
片付く。
「今日はここまで!」
って途中で終わりにしたとしても片付いた。
気持ちが少しスッキリする。
「さあ!やろう!」って気合いを入れて全部終わらせようとすると、終わりが見えなくて諦めそうになるじゃないですか。
だから少しでもいいから「進める」っていうイメージを持つ。
それを続けていれば必ず終わる。
終わりが見えてくるんです。
もし、全部終わったら、めっちゃスッキリします。
なぜだかすごくスッキリするんです。
絶対に終わるんです。
少しずつ進めていけばいいだけ。
それをしないとどんどん後回しになって、もっともっとめんどくさくなります。
それでもいつかはやらなくてはいけない。
今日からでも少しずつ進めていきましょう。
片付け終わった時のメリット。
片付け終わった後のメリットってどんなものがあるだろう。
もちろん人それぞれです。
片付けるって断捨離も含まれてるので、いらないものを捨てるっていう「決断力」も得られたりします。
必要な物がなんなのかはっきりします。
いらない物がなんなのかはっきりします。
部屋の間取りもはっきりします。
今後「要る」「要らない」がはっきりします。
はっきりするんです。
なによりも「はっきり」するっていうのがすごく気持ちが良いんです。
視界だってはっきりくっきり見える方がスッキリ。
思考だって同じです。
はっきりくっきりが良いんです。
感じることは人それぞれなので、まだまだ他にもメリットはたくさんあると思います。
でも片付けないメリットってありますか?
散らかった部屋のメリットってどのくらいありますか?
散らかってる方が良いって本気で思っているならわかりますけど、そうじゃない人の方が多いはずなんです。
片付ける方が絶対にメリットは多い。
私が思うメリットは「はっきり」すること。
気持ちも「スッキリ」すること。
はっきり、スッキリ、くっきりでございます。
部屋の片付けが気持ちと無関係なわけがない。
これだけ色々とハッキリくっきりスッキリするのに気持ちに影響を与えないわけがない。
私はそう思ってます。
だって部屋がスッキリするだけで「片付けなきゃ」って迷いも無くなるし「汚れている」っていう嫌悪感も無くなる。
部屋のどこにどんな物が置いてあるかも把握出来て、「はっきり感」は様々な不安を払拭してくれる。
電球が切れたら「ここ!」にある。
重要な書類は「ここ!」にある。
仕事に使う道具は全て「ここ!」にある。
それがはっきりしているだけで様々な不安が無くなると思いませんか?
思います。
私は思います。
家の中にあるものを全て把握している「はっきり感」はすごく重要。
いざ必要な物が出てきた時に目当ての物がどこにあるかわからないのは結構なストレスなんです。
散らかった部屋ではそれがどこにあるかわからない。
様々なところを探すけど見つからない。
結局あるのにまた新しく電球を買ってしまったりするんです。
無駄遣いになる。
それも防げる。
探す時間も省ける。
見つからないストレスもない。
その時間を別の事に使える。
家の事を考えなくていい分プライベートが充実するかもしれない。
仕事の事だって考えられるかもしれない。
人間関係だってうまくいくようになるかもしれない。
時間の余裕は気持ちの余裕になったりするんです。
部屋も気持ちも整理しなきゃ新しいアイデアは生まれない。
私は新しく何かを考える時、「別の何かに気を取られていると考えられない」っていう経験があります。
考え事をしている時に別の何かが視界に入ったり耳に入ったりすると邪魔なんです。
そんな状況でアイデアなんて生まれない。
アイデアが必要な時に必要なだけ悩める環境や時間を求める。
いつもアイデアが必要ってわけじゃないと思うんですけどね。
散らかった部屋にいると考えるべきことが限られてしまう時があるんです。
例えば、カフェにいる方が読書に身を投じれるって人がいる。
勉強もそう。
会話だってそう。
考え事だってそう。
たぶんこれって集中出来るってことなんです。
別の何かに気を取られない。
だから集中出来る。
もしそれが「部屋が散らかっているから」っていう理由だとしたら無駄遣いだと思いませんか?
自分の部屋、自分の家で同じように集中出来る環境を作れるのならカフェへ移動する時間も省ける。
コーヒー代も。
部屋を片付けたり模様替えをすると集中出来るようになるかもしれない。
気持ちを切り替えたりしたいから部屋を片付けたり模様替えをしようと思うかもしれない。
部屋の片付けと気持ちは繋がっていると私は思います。
新しいアイデアが必要になった時、真っ先に部屋の模様替えや片付けをするってのも良いかもしれない。
まぁ。
我が家はそれでもすぐに散らかるんですけどね。
でも片付ける。
そして片付いている状況を継続していかなくちゃいけない。
継続していく力ってのは人生で必要な力のひとつでしょ。
どうか感想をください。