最近我が子に家内が図鑑をプレゼントしました。
それも恐竜。
マックのハッピーセットについてくる小さな図鑑を見ながら「恐竜ほしー」って言ってたのでプレゼントしようと前々から思っておりましたが、それを実行してくれました。
ありがとう。
子供って図鑑が好きじゃないですか。
わかりやすいし。
私も子供の頃によく図鑑を開いて見てたなぁと思い出す。
動物の図鑑とか宇宙の図鑑とか。
でも見るページはいつも一緒だったりした。
私の場合、動物はアライグマ。
宇宙はブラックホール。
なぜかその部分だけいつも眺めてた。
アライグマに関しては「飼いたい」と連呼していたらしい。
凄く好きだったんでしょう。
そんな記憶を辿りながらピカピカの恐竜の図鑑を開いてみました。
今でもなんかワクワクする。
図鑑ってどこかで子供が見るものっていうイメージがあったんです。
だから少し大人になってからはそれを開く機会がほとんどなかった。
見たければネットでも見れるし。
部分的には。
今回開いたのは家内が子供にプレゼントした恐竜図鑑です。
恐竜の名前ってどのくらいあるのか知ってますか?
どんな部類に分かれているのか知っていますか?
知るわけもない。
専門家じゃないし、普段の生活では全然使わない。
使うところなし。
そしてもうこの世にはいない恐竜をフューチャーしている。
見るわけがない。
だからこそ。
だからこそなんです。
開いた瞬間に一気に興味を持っていかれました。
子供よりもしっかり読み込んでいるのは私の方でした。
最近は電子書籍で文字を読んだりします。
実際に文字だけや漫画のような作品であれば電子書籍でも十分に読める。
なんなら紙媒体より手軽に読める。
でも図鑑ってどうでしょう。
電子書籍にするとなんか…売れない感じがするのです。
実際にどのくらい売れているのか調べたわけではないんですけどね。
図鑑ってさすがに紙媒体としてじゃないと読み切れない感じがしちゃってます。
漫画よりも本の面積に対して文字が小さいから。
ほとんどが写真や絵なんです。
恐竜になるとほぼ絵になるんですけどね。
その絵の下に小さな文字で説明が書いてあるんです。
どの辺の地域に生息していたかとか。
体のサイズとか。
気が付いた時にはもう私はワクワクしておりました。
図鑑を開く。
その動作からすでにワクワクしていたのかもしれません。
私は男の子。
恐竜なんて超好きだ。
そりゃワクワクするよ。
最近の図鑑はDVDとか付いてるよ。
図鑑の内容を更に分かり易く子供に届ける為に、最近の図鑑には解説付きのDVDが付いていたりする。
私が子供の頃はDVDなんて無かった。
まだテレビデオの時代でした。
それが今はスペースを省略出来て尚且つ安価なDVDになる。
コスト的にもDVDなら付けられるかもしれない。
ちなみに図鑑のメーカーは「小学館の図鑑NEO」です。
それを買ってくださいってことじゃないんですけど一応どんなものか紹介しておこう程度です。
宣伝じゃありません。
実際に買ったのがそれだっただけです。
私が子供の頃も基本的に小学館でした。
NEOってのがいつからか付いているんですね。
知りませんでした。
図鑑の内容もきっと変わっているんだと思います。
恐竜なんて発掘するものですからね。
掘れば掘る程新しい化石が発見されるかもしれないし。
そういうのもDVDで解説してくれるのかもしれない。
まだ全部は見てないです。
でも映像で解説してくれるのは素直に嬉しい。
親が「この恐竜は○○で発見されたんだね!」とかのコメントを代わりにやってくれているようなもの。
更に詳しくね。
「ありがたい」が正しい表現かもしれない。
まぁ。
私も見ちゃうんですけどね。
恐竜だし。
「今はいない」ってロマンがそこにはあるわけです。
想像が膨らむ。
真面目な話をすると子供にとって図鑑はすごく良い発見がたくさんあると思うんです。
この星にはどんな生き物がいたのか。
まだ我が家には恐竜の図鑑しかないけど、私の心はすでに掴まれちゃってます。
実際に地球にいたことが今でも信じられません。
ただ地層から骨が出てきちゃってるんだからいたんでしょうね。
埋蔵金みたいなロマンがいつもそこにはあって、昔テレビで「埋蔵金を掘り当てる!」みたいな番組がやってたけど掘って出てきた場面を一度も見たことが無い。
毎回毎回掘っても出てこない。
でもなんか見ちゃう。
「どうせ出てこないんだろうなぁ」っていう疑いと「もしかしたら!?」の期待。
見つかってりゃ先にニュースになってそうだけど。
「わかってるのに見てしまう」
そんな面白味が含まれている。
埋蔵金を掘る中で違うものが出て来たりして、それはそれで新しい発見だったりする。
「こんなもの見つかりましたー!」みたいな発見。
図鑑を開くとそういう発見もあるんです。
「今現代に恐竜がいたら…」みたいな想像も膨らむ。
子供ってすごくたくさんのことを想像するじゃないですか。
そういう想像が漫画になったりアニメになったりしてそれを何度も繰り返し見たり。
あるはずの無いものが目の前にあるかのように想像して楽しむ。
これってもしかしたら自分の将来の想像も豊かにするんじゃないだろうか。
大人になると恐竜よりもリアルに自分の将来を想像しなくちゃいけない。
そんな瞬間がたくさんあります。
「今月給料足りねぇ」はいつでも我が家の問題だけど、1年後は自分がどうなっていたいのかを想像して毎日を頑張り抜かなきゃいけない。
何をするにも自分の未来を想像しながら毎日を積み重ねていかなくちゃいけない。
図鑑を見ると想像が膨らむ。
私も子供に負けないように、追い越されないように成長していかなくちゃ。
一緒に「ガオー!」なんて言いながらせっせと仕事もする。
10年後の子供の姿。
全く想像出来ないけど。
我が子は想像出来るようになるんでしょうかね。
やっぱり今でも図鑑はテーマパーク。
大人になって図鑑を見るとそれはそれで新しい発見がたくさんある。
あの頃の記憶が蘇ったりする。
それから恐竜や歴史的な図鑑は新しくなる。
新しい発見があるとその都度更新されるから。
あの頃の図鑑と比べて何が変わったのかを見つけるのも面白いかもしれない。
そして何より分かり易く話のネタになる。
現代社会ではインターネットがあるし、無駄な知識と言われるかもしれないけど。
それでも面白い。
図鑑はやっぱり分厚くて重たい本を開く「あの感じ」がたまらなく良いのです。
雑誌や小説や漫画やビジネス本には無いあのずっしり感。
宝箱を開けるような感覚。
その中にびっしりの絵と説明。
動物の図鑑を手にしたならそこはまるで動物園なわけです。
恐竜で言ったらジュラシックパークみたいな感じ。
図鑑を手に取るとちょっとしたテーマパークに来たような感覚になる。
図鑑の種類って本当にたくさんあるんです。
「旅行に行きたいけどそんな時間はない!」って人は是非、世界遺産の図鑑を手に取ってください。
カメラを持って写真を撮ってきたような感覚になるかもしれません。
図鑑はテーマパークなんですよ。
どうか感想をください。