とある不動産会社の会長に会った時の話

小言

ひょんな切っ掛けから、ある不動産会社の会長にお会いしました。

もちろん不動産関係の売買の流れで会うことになったのですが、売り主買い主の関係以上に得られるものが多かった。

少し話をしただけですが、「この人、ちょっと他とは違うな。」っていう印象を持ったんです。

それが成功の証っていうわけではないと思いますが、随分私とは考え方が違うような気がする。

まぁ。

お金を持ってるからっていうのと、普段から巨額を動かしているっていう経験から来るものだとは思うんですけどね。

ただ、私が憧れを抱く程の雰囲気を持っていた。

だもんで、とある不動産会社の会長と話をした時の印象を残しておきたいと思います。

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自然体なのになんかデカい感じがする。

会長ですから、年齢を重ねてはおります。

とは言ってもたぶん50代。

年齢を聞くのはさすがに失礼だと思うので聞いていません。

体も大きくはない。

むしろ、普通の大きさというか、ぱっと見は、おじさん。

THE、おじさんって感じ。

どこにでもいそうな。

でも、すごく自然体なんです。

とにかく自然体。

凄く簡単に説明すると、「イヤだな」って感じるところが一つもない。

むしろ佇まいだけで少し好感が持てる。

で、尚且つ周りの社員達はみんながみんな「会長!」と呼ぶ。

そう呼ばれたところで別に自然体。

現場の雰囲気もあるけど、なんか、見た目よりデカく見える。

「会長!会長!」って呼ぶから余計にそのデカさを演出する。

でもあれって、結局その場の演技じゃなくて、普段から「会長!」って呼ばれてるんだと思うから、実際にそういう立場まで上り詰めた感があるわけです。

本人がどれだけ頑張ってきたのかなんて想像出来ませんが、「別格」っていう雰囲気は間違いなく感じた。

その中でも気取ることなく、自然体。

逆にデカく見えるわけです。

ありゃ一日で醸し出せる雰囲気ではない。

間違いなく「別格」な人物ってことは会って5分で理解出来ました。

見た感じは普通のおじさんなのに。

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動揺しない。冷静。

人って自分よりも上の立場の人を目の前にすると「構える」じゃないですか。

「何を言われるんだろう」とか考えると少し動揺したりする。

あらかじめ答えを用意してみたり。

頭で次の展開を予想すると、不自然な素振りになってしまったりすることがある。

もちろん無意識で。

でも会長にはそんな雰囲気は一切なし。

それなのに投げかけられた質問や疑問には速攻で答える。

ちょっと違っているのかもしれないけど「妙な説得力」があったりする。

常に自然体なんだけど、動揺もしないし冷静に物事を捉えて考えている。

これは会長っていう立場からなのか自分よりも上がいない状況だからなのかわからないけど、とにかく冷静。

冷静で動揺しないで自分なりの考えを堂々と口に出すってのは信頼感や説得力にも繋がるような気がしました。

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バランス感が良い。

会長クラスになると身体的なバランスではなくて、精神的なバランスがすごく良いような気がしました。

傲慢なんだけど気配りをする。

自分勝手なんだけど人を導く。

そんな感じです。

癖があるわけでもなく、自然にそれをやってのけているような感じがしました。

さすがに会長と呼ばれるだけのことはあって、どっしり構えながらも気配りをしながら顧客である私にも声をかけたり気になる部分があれば質問するように促してくれる。

それを間近で見ているこっちには「会長だからな!」みたいに無理やり納得させるような事もしない。言わない。自然。

もちろん「客」っていう立場ではあるものの、無理やりサービスしたりするとかではなく、ごく自然に質問や疑問を投げかけられるような空気感も持っている。

嫌なところが見つからないんです。

なんだか接しているこっちも「すごく気持ちが良い人」に感じました。

偉そうにしているわけでもなく、ごく自然に、仕事をして、その中に自分らしさもあって、しなやかに対応する。

そんな感じでした。

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真似をしようとして出来るものじゃない。

もし、「自分が会長になりたい」って思った時、誰かの真似をするんだと思うんです。

憧れの人の仕草や話し方、様々な部分を真似しようする。

でも「真似をする」ってのは「特徴をデフォルメする」ってことなんです。

芸人の真似をするなら口癖とか、女優の真似をするならまずは髪形とか。

接してみて、本当に気持ちが良い人って、癖がないんです。

ごく自然に振る舞うものだからデフォルメする部分が無いんです。

強調する部分が無いから真似をするにも真似出来ない。

内面や背景にある「これまでの経験」や「金銭的余裕」などはあっても、癖という癖を取り除いたような感じがしました。

だから接しているこっちもすごく自然に振る舞うことが出来る。

「真似をする」って今の自分にプラスしていくような考えで、言い換えれば足し算です。

今の自分に憧れの人の癖を取り込んでいくような感じ。

でも、本当に気持ちが良い人や嫌な部分がひとつもない人って引き算をしているような感じがするんです。

「真似が出来ない」じゃなくて「真似する部分がない」っていうイメージ。

仕事内容や普段の生活まではわからないですけどね。

自分の中から「誰かが少しでも嫌だと感じる部分」を取り除いていくとこんな人になれるのかもしれないって思いました。

「真似する」っていう感じじゃなくて、「取り除く」って感じ。

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さて、私はどうしよう。

ある不動産屋さんの会長さんはすごく素敵な人でした。

お金も持っているんでしょうし、近い将来も安泰。

だからなのかな。

…。

私はどうだろう。

今回は客として話をしていたけど、ちょっと憧れてしまうような人でした。

深く関わっていないけど、それでも魅力的に感じるって…。

自分からそんなオーラが発せられるようにする為にどうするか。

夢中になって頑張ることくらいしか思い浮かばない。

「誰かが嫌がるような癖」を取り除きながら一生懸命頑張る。

頑張るっていうのは自分の目標だったり仕事だったり、目の前にある困難を乗り越えていくことだったり。

お金は最終的に手に入るって思って、人格の部分をもっと磨いていかなきゃいけない。

そう思いました。

「良い人」って感じではないんです。

「気持ちが良い人」なんです。

伝わりづらいかもしれないですけど、

頑固で自信に満ち溢れているんだけど、周囲に気配りが出来て、嫌な癖もない。

清潔感はあるけど生活感はない。

実際の体格よりもなぜかデカく見える。

それは筋肉とか服装とかじゃなくて、内面からにじみ出る何か。

良くわからないです。

良くわからないけど「こういう人になりたいかも」って思わせてくれる人でした。

芸能人やモデルみたいにわかりやすく真似出来るような人じゃない。

人の魅力ってすごく幅が広いんだなって思いました。

奥も深い。

私は誰かが憧れを抱いてくれるような人になれるでしょうか。

いや、なりたい。

だからまずは無駄なものを削いでいく作業をしようと思います。

とりあえず「なるほどー」って答える癖。

「爪を噛む」癖。

贅肉。

削いでいきましょう。