時間だけはいつも前向きで本当にムカつく

小言

株価が下がっている。

今日、あえて記録を残すのであれば2018年12月25日。

日本。

先日から株価はグングン下がってきて、

否応にも気にしなくちゃいけないような状態になっている。

 

私は少し株をやっている。

 

今日も駄々下がりをしている株価を見て、ため息を吐く。

「貯金をするよりは!」

なんて言って始めた株。

 

グングン調子良く上がる時には「うひゃー」と思う。

株には先に売っておいて下がったところで買い戻す方法もある。

 

つまり、上がろうが下がろうが儲けを出すことが出来るようにはなっている。

 

ただ、予想と反して逆の方に株価が向かうと絶叫。

私はグングン下がっていく株価を見ながら、まだ持っている株を売れずにいる。

グングン下がり続けるのに絶叫しながら眺めて見ている。

どんどんお金が目減りしていく。

実際に売らなければいいわけだけど、今売ったら財産は激減。

 

私はグングン下げていく株価の中で「買った」側の人間。

 

今後悔をしている。

なぜあの時株を買ってしまったのかと後悔している。

 

買う時はわからない。

むしろグイグイと上げていく想像をする。

だからその逆になった時に、現実と想像が違い過ぎてなかなか認められないでいる。

 

「これも勉強か。」

 

と諦めるべきなのか。

それとも「また上がるさ!」と悟ったように構えるべきなのか。

 

部屋のカーテンを開けると、

いつもと変わらない日々が流れている。

 

株価を見て、

時間が止まっているのは、

私一人だけだと気が付く。

 

世の中と時間は株価とは関係なしに前に進もうとしている。

 

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株価が下がっても自分は前を向いていよう。

リスクがあるのは知っている。

株を仕事としてやっている人もいる。

証券会社は株やその他の投資などが商売。

金額が変動するのはわかっているが、少し先の未来を予想し、投資をしてお金を増やしたりする。

 

お金を使ってお金を増やす。

 

お金は体力と違って、ぐっすり寝れば回復するものではない。

それはわかっている。

だけど、自分の想像と逆方向に投資の結果が進むと、なかなか飲み込めない。

なぜだか飲み込めない。

 

「あの日、リスクがあるのは百も承知で参加したのにも関わらず」

 

目の前のお金が減っていくことが理解出来ずにいる。

理解はしているけどそれを認められずにいたりする。

 

株の世界では含み損を抱えている状態で株の売買を止めることを「塩漬け」というらしい。

 

私は浅漬けの方が好きなんだけど濃い目が好きな人もいるのだろう。

好んで塩漬けしている人もいるはず。

 

だけど私は違う。

 

利益が出ると想像して株を売買した。

だけどそうではなかったから結果的に塩漬けになった。

 

「望んでいない塩漬け程しょっぱいものはない」

と今では思っている。

そもそもリスクがある事は知っていたはずなのに。

そのリスクが現実に目の前に来ると腰が引ける。

ビビる。

「めっちゃ怖い!」って思う。

「まだ負けてねぇ!」とか無駄に強気になったりする。

 

勝ち負けじゃないのに。

リスクがあるのはわかっていたのに。

 

自分に都合の良い解釈しか出来ない。

リスクがあると知っていたなら素直に認めればいい。

問題は決断を「する」か「しない」か。

 

決断をする時はいつでも前を向いていると思う。

 

リスクを背負った方が経験値はでかい。

損もでかいし得もでかい。

 

特大の決断をしなくてはいけない。

 

塩漬けからの解放を決めるか。

珍味になるまで待つか。

 

投資っていうのはそもそも「増えたり減ったりする」ように出来ている。

増える人がいれば減る人がいる。

 

それは当たり前。

ずっと前から知っている。

 

知っているのなら別に下を向く必要はないんだと思う。

 

お金の大切さを知っている。

人は社会の中で生きていれば勝手に「お金は大切だ」と気付かされるようになっている。

お金を稼ぐのは大変。

お金を得るのは大変。

簡単な事じゃない。

だからこそ、

だからこそ投資というお金を増やすための施策を考えた。

 

だけどお金は減った。

 

大切にしていたお金がまるでなにもしていないのに奪われてしまったような感覚になる。

「お金大事!」

だからこそダメージが大きい。

 

お金を大切な存在だと思わないようにするって言われても無理。

大事なものは大事。

この世で一番大切だと考えている人だっている。

 

だからこそダメージが大きい。

 

お金を大切だと思って、稼ぐのが大変だからこそ、リスクを背負って増やす選択をした。

それが減ったらダメージ。

 

当たり前。

 

そんなのは当たり前なんだと思う。

「このくらい全然平気っすよ!」

とか言っているのは相当余ったお金で投資をしているか、

そもそも無いと思っていたお金で投資をしているか。

 

お金を増やそうと思って投資をしているのだから、ダメージを受けて当然。

 

大きなダメージを負うなんて超健全。

普通。

 

でも大きなダメージを負うから怖いものになったりする。

ダメージを受けるなら「もう投資なんてやらない!」とか思う。

それも当然。

 

だってゲームの世界で起こっているわけじゃない。

リアルにお金が動いて、取ったり、取られたりしているのだから。

 

色んな心理が働いて当然。

だって多くの人の様々な想いがこもったお金を使っているのだから。

 

今はダメージを負って、お金が怖いと感じている。

だけどお金にはそのダメージを癒す力も宿っている。

 

そんな事知っている。

知っているのに目の前にあるリアルがダメージを与える。

体に沁み込む。

蓄積されたダメージは日に日に自分を不安にさせる。

 

「お金とはなんだろう…。」

「投資とはなんだろう…。」

 

お金は大切なもの。

だからダメージが大きいだけ。

そのダメージを小さくする方法なんてない。

多くのお金を手にすれば安心するだろうし、奪われれば怒りも覚える。

 

それも普通。

 

めっちゃ普通。

すごく健全だと思っている。

 

問題はダメージの量を減らす思考を持つことじゃない。

「もしこうなれば!」

「もしかしたら…!」

と期待を持つことでもない。

 

今目の前にあるお金の量が現実であって、

それをどうやって増やしていくのかを考えなくてはいけない。

 

減ったものは減った。

ダメージもある。

増えた人を羨ましく思う。

さらに想像する。

「自分も!」と意気込む。

「くっそー!」と誰かのせいにする。

 

未来なんて誰にもわからない。

だから今ある現実から踏み出して未来に向かうしかない。

ある程度の予想は出来るかもしれない。

多くの情報を元に近い未来を想像出来るかもしれない。

 

だけど本当にそうなるかどうかなんてわからない。

 

お金が大切だと思っているからこそ、これから更に増やす為に今を受け止めて、未来へ進む力を持たなくちゃいけない。

ダメージを負って立ち止まっている場合じゃない。

お金のダメージをどうやって回復させていくのか。

それを考えるのはネガティブなんかじゃない。

 

むしろポジティブ。

自分の幸せとお金を大切に思っているからこその選択だと私は思っている。

 

時間が戻らないことは知っている。

お金が大切だから、失ったお金の事を考えているだけでどんどん時間が過ぎていく。

 

「どうすればいいんだ…。」

 

凹んでいる間に世の中は日々変わっていく。

考えている間に時間は進んでいく。

 

もう散々凹んだ。

もう散々考えた。

もう散々悔しい想いをした。

 

もう考える事なんてそんなにない。

 

きっと失っただけ。

お金を失っただけなんだと思う。

失ったお金を取り戻すのかどうかはこれから考えていけばいい。

 

もう失ってしまったのだから前を向かないといけない。

 

時間はいつも前を向いている。

失ったものに合わせて自分も後ろを向いてはいけない。

 

失った物がなんにしろ、とても大切だと思っているから凹む。

大切なんだから凹むに決まってる。

凹んでも凹んでも時間だけは前に進んでいく。

 

時間に合わせなくてはいけない。

時間が戻らないことも知っている。

 

失ったままでも時間が進んでいくのならそれに合わせて前を向かないといけない。

 

未来の事はわからない。

これから先、さらに失うのかもわからない。

失ったものを取り戻せるのかもわからない。

 

でも新たに得ることは出来る。

それもわかってる。

 

時間だけはいつも前向きで本当にムカつく。