先日、妻と久し振りにサイゼリヤに行きました。
我が家には小さい子どもが2人いて、現在妻のお腹の中にもう1人おります。
ので、外食そのものがかなり久し振りでした。
2人の子供を預かってもらい、妊婦健診込みの外食。
サイゼリヤを選んだ理由は、帰り道の途中にあったからだけど、なんか、好きなんです。
確かに安いってのもあるけど、どれもこれも好きな味なんです。
バタバタの毎日で数年ぶりでしたが、外食そのものが楽しみでしょうがない。
健診に時間がかかり、もう腹ペコです。
料理が届いてから無我夢中で食らいつきましたが、空腹スパイスも追加され、数年ぶりに行ったサイゼリヤは最高に美味かったです。
メニューも少し変わってたかな?
今回は久し振りにサイゼリヤに行ったらやっぱり美味かったのでその魅力を全力で伝えたい。
「サイゼリヤと言えば?」でひと盛り上がり。
私も妻も学生の頃から身近なところにサイゼリヤがあって、放課後だったり、友達と話したり、ちょっとした飲み会に使ったりしていた。
いつも安定の美味しさで、安くて、庶民の私にとって、ありがたい存在でした。
だからこそ盛り上がるネタがあります。
それは「サイゼリヤと言えば?」です。
まぁ、思い出の好きなメニューを言うだけなんですけどね。
妻と2人で来たのに、ついあの頃の美味しかったメニューを言い合ってしまう。
「ミラノ風ドリア!」
「タラコソースシシリー風!」
「トリフアイスクリーム!」
とりあえず、ほぼ全てのメニューを口にしたことがある私達だからこそ、無駄に盛り上がったりする。
あまりにも久し振りに来たもので、思い出も含めて色々なものが食べたいわけです。
青春の多くを共に過ごしたサイゼリヤ。
だからこそ盛り上がれるのかもしれない。
ランチが安い。でも…。
久し振りに行ったサイゼリヤですが、到着したのは13時過ぎ。
それなりに人は入っていたけど、平日という事もあり、すんなり着席。
で、テーブルにはメニューがあって、一番上にランチの案内。
オール500円!
めちゃ安い。
ハンバーグやパスタやドリアをメインにサラダとスープ付きです。
ハンバーグはご飯もセット。
で、大盛りにしたければプラス50円やプラス100円で可能。
男子には嬉しい。
だがしかし、久し振りにサイゼリヤに訪れた私達。
そして「サイゼリヤと言えば?」をやったもんだから、ランチはどうも…。
惹かれないのです。
頻繁に利用している人にとってはコスパ最高ランチだと思いますが、久し振りに思い出の味に浸りたい我々にとって、ランチには惹かれないのです。
だもんで、すぐさまグランドメニューを開いて物色。
空腹過ぎてあれもこれも食べたくなる。
気が付いたらランチメニューは早々に端の収まるべきポジションに立て掛けていました。
「イカの墨入りスパゲッティ」が正式名称です。
てことで頼んだ料理は、「マルゲリータピザ」「ほうれん草のソテー」「辛味チキン」「イカの墨入りスパゲッティ」の4品。
妻とシェアしながら食べるわけですが、ほうれん草には葉酸が多く含まれているらしい。
妊婦の妻には貴重な栄養素。
どれもこれも凄く美味しかったんですが、一応一通り解説させてください。
「マルゲリータ」
最近食べたマルゲリータでは一番美味い。
ダントツでチーズの量が多い。
チーズ濃厚。
生地は薄過ぎず、厚過ぎずで食べ応えもあるけどモサモサしない。
トマトの酸味が絶妙。
にしても安い。のに、美味い。
「辛味チキン」
外側はパリパリで、口の中から音が聞こえて来るほどカリッとしてる。
中はジューシー。
味はしっかり。
辛味はもはや旨味。
一緒にワインのデカンタを頼みたくなる。
ワインもめちゃ安い。デカンタで200円!酒飲みも満足。
「ほうれん草のソテー」
妻の葉酸摂取がメイン。
ベーコンの塩気はちょうど良いが、ほうれん草と合わせるとちょっと薄味なので、塩をかけて頂きました。
ほうれん草は冷凍なのかな?
単なる冷凍じゃないくらいの新鮮食感。
結構たっぷり入って199円。
値段を見て、つい「もう一品!」的な頼み方をしてしまうが、それがサイゼリヤの狙いだろう。
「イカ墨入りスパゲッティ」
「イカスミスパゲッティ」って注文したけど、正確な名称は「イカ墨入りスパゲッティ」でした。
地味に私はこれが一番好きです。
口が黒くなるのは嫌ですが、とにかく好きです。
具はイカだけですが、サイドメニューが豊富なので気にならない。
こんなに気軽に大好きなイカスミパスタが食べられるのはサイゼリヤだけ。
噂によると、味が変わったらしいんですが、根本的に好きなので「美味い事実」は変わらない。
本気で好き。
我が家の鉄板メニューが決定しました。
空腹もあっという間に満たされて、ドリンクバーで気持ちを落ち着かせる。
そして食後の感想トーク。
「次に来るなら何頼む?」です。
夫婦揃って食べた後の感想を言うのが好きなんです。
まるで誰かと映画を観た後のカフェタイムのように。
だもんで、鉄板メニューを決めました。
結果的に「若鶏のディアボラ風」に。
今回食べてないんですけどね。
思い出の味が勝った。
次に来たら「若鶏のディアボラ風食べようね」って事でお会計。
ご飯は何を食べるだけじゃなく誰と食べるかも大事です。
今回言いたかったのは、サイゼリヤが思い出の味だった事と、イカスミスパゲッティが手軽に食べられるって事だけじゃありません。
ご飯は何を食べるかだけじゃなく、誰と食べるかだってものすごく重要。
もし、いつもとは違うメニューに一人でチャレンジして、美味しくなかったら、それを共感してくれる相手もいない。
一緒に食べてくれる人がいれば「美味しくないね」って共感出来る。
美味しくない事実は変わらないけど、「楽しい時間」には出来る。
「美味しい」だけじゃなくて、「美味しくない」だって誰かと共有出来たら、結果的に「楽しい」食事になるんです。
気を許せて、価値観を共有出来るような人と食事をするのが楽しいんです。
緊張する相手と行くと味がしなくなるけど…。
結婚の挨拶とか、何食べたかも覚えてない。
とにかく、食事は誰と食べるかが凄く重要。
楽しみにしていたお店に行くのなら、尚更居心地の良い人と一緒に食事をしたい。
「美味しかったね!」も良いし、「美味しくなかったね!」でも良い。
結局「楽しかったね!」で終われる食事が最高だと私は思います。
だから食事はなるべく家族揃って食べたいのです。
そしたら「今日も楽しかったね!」で終われる日が増えるような気がするから。
「明日も頑張りますか!」って切り替えられる気がするから。
食事は私達家族にとって大切な時間です。
どうか感想をください。