検索結果の向上がもたらす未来

小言

朝起きた時に、どんな夢を見たか覚えている時ってありませんか?

嫌な夢、楽しい夢、懐かしい夢、悲しい夢、怖い夢。

いつも覚えているのは大体怖い夢ね。

インパクトが強過ぎて忘れられないから朝起きた時に覚えているような感じ。

で、私はネットサーフィンが好きだから昨夜の夢を覚えている時にそれを検索したりする。

どんな夢を見たのか。

「昔住んでいた街 夢」とか、「仕事場 夢」とか、「友人 夢」とかで調べる。

「夢に出てきそうな場面+夢」の組み合わせで出て来る検索結果。

何を暗示するのか。

と、夢占い。

私もせっかくだから昨晩見た夢を覚えている間に調べてみて、夢で見たものが何かの暗示だったのか知りたくなったりする。

深層心理的な記事が多いかもしれない。

しかも、「夢に出てきそうな場面+夢」の組み合わせって無数にある。

だから言葉の組み合わせによって、検索結果は様々。

ひとつのサイトが全ての検索で上位を獲得しているわけではなくて、ひしめき合ってるような感じ。

その中から今自分が最も求めていそうな情報が上位表示される。

なんとなく気が付いた。

検索結果がどんどん精密になっている。

一昔前の無理矢理広告へ誘導しているような記事が減ったように思う。

検索窓に言葉を入れたユーザーが、疑問に思っていることや知りたいことを解決出来る情報がちゃんと上位に表示されているような気がする。

今回は検索結果の向上がもたらす未来について。

安心安全。

この間実家で晩御飯を頂きました。

頻繁に会うわけではない両親。

久しぶりにゆっくり話をする機会があったわけです。

色々話をしている内に、私の両親とインターネットの関係について考えるきっかけが生まれた。

さっき伝えた通り、私はネットサーフィンが好き。

そもそもネット好きなんです。

自分が知りたいことや考えていることに対して、専門的な知識を持っている人の意見や見解から答えを探したり、同じような疑問を持っている人はその問題をどう捉えているのか探したりする。

いくつかの記事から情報を集めてみて、自分が納得する答えを導き出せるまで調べたりする。

ただ、この行動って、そもそも私がネットサーフィンが好きだから出来ることだったりする。

これまでいくつもの単語や、いくつもの疑問や、いくつもの「知りたい!」を検索窓から探してきたからこそ思いつく方法。

久々にゆっくり話をしている両親にちょっと聞いてみた。

「パソコンでわからない事を検索したりするの?」

そしたら見るのはニュースくらいなもので、何かを検索することはほとんどないらしい。

医学的なことはネットよりも先に分厚い「家庭の医学」を開くらしい。

スマホの普及で検索が超身近な存在になったにも関わらず、私の両親はガラケー。

「わからない事はググる」って意識が全くない。

そんな人が、たまたま、気になった昨晩の夢について調べるとする。

検索結果の上位に表示されているのが「夢占い」だったら…。

夢の解説や深層心理について書かれた後に、「詳しくはこちらから」って書かれている部分をクリックして、どこかの占いサイトに登録しなくてはいけない状況になったとしたら…。

知りたい欲求の強さにもよるけど、その欲求が強ければ強い程簡単に登録してしまうと思うんです。

登録前の記事ではすごく興味を引くような書き方をしているし、実際にそういったサイトを作っている人もネット検索から会員登録までの誘導を専門的に学んだプロかもしれない。

もしかしたら個人情報が欲しいだけの集客サイトかもしれない…。

とか考えてしまった。

もちろん商売なのでそれが全面的に悪いとは思っていない。

でも、本人がしっかり同意したのかも分からないような状況で会員登録をさせる流れは「安心安全」とは言えないと思うんです。

会員登録の際に必要な情報。

住所や電話番号だって必要かもしれない。

そうなれば立派な個人情報。

ネット上では個人情報の売買も行われたりしています。

情報流出が発覚して、流出元の規模が大きければ大きい程大問題になる。

そんなニュースを見たりする。

ネットで。ワイドショーで。

もし、検索結果の段階で、検索窓に文字を入れたユーザーがどんな精神状態なのかまでわかるようになれば、安易に個人情報の入力が必要な情報を上位表示することを無くせるんじゃないだろうか。

今はまだユーザーの情報をある程度知る為にgoogleがしていることってgoogleアカウントを自分で「作ろう!」と思った人からの個人情報の入力や、ブラウザに残る検索結果の履歴くらいなものだと思う。

今でも十分過ぎるくらいにgoogleの検索はポピュラーだし、yahooの検索窓も中身はgoogleだったりするけど、もっと深く人と繋がるようになれば、国が持っている最も正確な個人情報と繋がりを持てるようになるかもしれない。

その情報をまるで個人番号のように検索機能に反映出来るようになれば、検索窓に入れた単語だけじゃなくて、「その人が求めている独特な検索結果」だって表示出来るようになるかもしれない。

検索の方法で悩む事も無くなる。

ネット上の安心安全は検索結果からも変えられるかもしれない。

時間の短縮。

検索結果がまだ曖昧な時期。

ネット上に無数の情報が現れる前。

調べたいことがあれば図書館に行って、専門書を探して、目次を見て、該当の箇所を開いたりした。

それから多くの人がブログを書いたり、ジャンル別に様々なWEBサイトが作られたり、紙媒体を主としていたメディアが次々にネットを通して記事を発信し始めた。

それに伴って、検索結果は「図書館に行って専門書を探して目次を見て該当の箇所を開く時間」を「短縮」してくれた。

それでもまだまだ紙媒体にしか記されていない情報だってある。

ただ、私は今、現代社会を生きていく中で、「図書館じゃないと調べられない」といった問題に直面することはほぼ無い。

検索結果だけで必要にして十分な情報を得られるようになった。

本を探したり、ページをめくったりする動作がスマホなら全てタッチするだけで出来るようになった。

分かり易く一つの端末にまとまった。

携帯端末を持っていて、ネット環境さえあればどこにいてもわからない事や知りたい事を検索出来る。

知りたい場所を調べる場所へ行ったりする時間も無くなった。

いつもバッグやポケットにそれがあるから。

その分多くの時間を確保することが出来るようになった。

これまで「使わなくてはいけなかった時間」が使わなくて良くなった。

ネット上に情報が増え、検索結果の精度が上がれば上がる程、調べる時間が短縮される。

情報を探す時間が短縮される。

これによって私達は余った時間を違う事に使えるようになった。

検索結果が向上すればするほど、私達は自分が好きなことに時間を費やせるようになる。

AIそのもの。

最近AIが注目されています。

人工知能。

これから検索結果も人それぞれ違う情報が表示されるとなれば、これも人工知能。

検索窓が自分で考えて、私達それぞれに最も必要な情報を表示してくれるようになる。

そもそも人工知能もインターネットへの接続は不可避で、更新され続けるネット上の様々な情報から適切なものを引き出して考えるようになる。

その情報を調べる切っ掛けこそ「検索窓」です。

最近まで「これからはネット上で情報を探す能力が問われる」と言っていたけど、人工知能が発達すればそんな必要も無くなる。

適切な情報も人工知能が自ら考えて表示してくれるようになる。

私には見えるんです。

人工知能がせっせと検索窓を使ってご主人様が知りたい情報を探す姿が。