合コンにテクニックなんていらねーわい!
そうやっていくつものパーティーを無駄にしてきたから。
いや。
無駄になんてしてない。
むしろ磨いてるんだ。素の自分を。
ただテクニックを知らないだけだと思うだろう。
人々はそういうだろうな。
だが違う。
テクニックなんていらないんだよ。
勘違いするな。
目指しているのは根っから成功する方法だ。
テクニックに頼らないでうまくいくようにしたいんだよ。
小手先だけなら先がない。
小手先で未来は切り開けない。
大切にしたいのは合コンでも一期一会という貴重な時間を費やしてくれている人達への感謝さ。
そう。
だからテクニックなんていらない。
頼らない。
というよりも。
正直なところ使うタイミングがわからないんです。
どうやって該当のテクニックを繰り出すのか全くわからないんです。
使わない間に合コンが終わりを告げているんです。
きっとそういう人っているんですよね。
私がそうなんですから。
他にもいていいでしょうに。
あまりにも使うタイミングがないもんで、使うのをやめた奴。
そうしたら何か違うものが見えてくるんじゃないかっていう試み。
そうすることにしたわけですよ。
テクニックを使おうにもそのタイミングがわからないんです。
使おうにも使おうにも全く発動出来ないんです。
そういう人の為に何か出来る事はないか。
そう考えた結果。
テクニック無しで合コンに臨む方法を編み出す。
ある意味それがテクニック。
最強のテクニック。
テクニックが無いから予習なし。緊張なし。そこにあるのは感謝のみ。
そうなんです。
今日一緒にご飯を食べてくれてありがとうくらいの気持ちしかない。
むしろ感謝。
そこにあるのは圧倒的感謝なんです。
その感謝だけを持って合コンに臨むと見えてくるものがある。
きっとある。
そう信じるんだ。
呼んでくれた友達にも感謝。
来てくれた人にも感謝。
そしてお店で料理を運んで来てくれた人へも感謝。
全てに感謝をするんだよ。
どんなにいやらしいゲームをしたって感謝さ。
どんなに真面目なパーティーでも感謝さ。
そう。
この感謝テクはどんな合コンにも対応が出来る最強のテクニックなのだよ。
どんな状況にだって適応してしまうんだからすごい。
このテク無しで合コンなんてもう出来ないくらいなものさ。
それは必ず合コン中であれば何度も訪れる。
そう。
感謝ポイントだ。
もうお馴染みになっている。
私の中ではお馴染みだ。
席順?
関係ないね。
例えば料理が運ばれてくるだろう。
場合によっては店員さんへの気遣いで入り口にいた方が感謝の言葉を伝えやすいというのがあるかもしれない。
「運んでくれてありがとう。」
この言葉を伝えるのに本当に入り口じゃなくてはいけないのか?
否!
それはない!むしろ感謝しているなら自分で取りにいけ!
感謝は言葉だけにあらず!
ありがとうが言いやすいポジションだって?
おいおい。どうしちまったんだい。
食事に感謝をしているからこそ自分で取りにいくんだろうが。
本当に感謝の気持ちがあるなら席順なんて気にならない。
誰が隣でも、その席でも感謝を忘れてはいけない。
感謝がテクニックに頼らない唯一の好印象をゲット出来る。
別に話がへたくそでもいいんだ。
ユーモアが無くてもいいんだ。
数合わせで呼ばれただけでもいいんだ。
とにかく感謝の気持ちを忘れるな。
厚かましい感謝はいらないが常に感謝しておけ。
その感謝にマイナスなイメージなど、一切ない!
自信を持って感謝しろ。
文句を垂れる時間があるなら感謝に注げ。
今合コンの席につけている事すら感謝しろ。
それでお気に入りの相手に話しかけられたら感謝の賜物だと思え。
それが合コンのテクニックを使えない奴が行うべき合コンテクニックだ。
もしその日がダメだとしても感謝の気持ちがあれば次も呼んでもらえるかもしれない?
そう思っているのか!?
バカヤロー!
感謝していないじゃないか!
呼んでもらえたことに本当に感謝をしているなら次はお前が合コンを開く努力をしろ!
それが感謝だ!
全然だめ!
そんなんじゃ全然だめだよ!
本当の感謝をわかっていない。
これまでいろんなテクニックを試してもダメだったんでしょ?
それなのに次も呼んでもらえるなんて思ってはいけない。
次は主催するくらいの気持ちでいるのが本当の感謝なんですよ!
感謝をするのは誰かが見ている時だけじゃだめ。
さっき話をしていたのは「たまたまそういう事があったらいいね!」って話。
そうじゃなくても感謝の気持ちを忘れてはいけない。
誰かに評価される為の感謝なんて必要ない!
誰にも評価されなくても感謝しなくてはいけない。
誰かが見ている時だけっていうのは単なる合コンのテクニックと一緒だ。
そんなの誰でもやっているし、どこのサイトにも攻略法として書いてあるだろうが。
そうじゃない。
感謝すべきポイントにはすべて感謝だ。
もうそれは合コンの枠をはみ出るくらいの感謝が必要だ。
合コンを成功させるためにも合コンの枠を超えて感謝をするわけだよ。
わかるかい。
合コンは一日しかない。
これまでのテクニックでは戦えなかったんだ。
それなのにまた今日一日だけで勝負するつもりかい?
成長しないわけさ!
感謝は合コンの前から合コンの後まで続く。
ずっと続くんだよ。
「ありがとう」は何回言っても一瞬の出来事。
だから何回もポイントがある。
そのポイントでちゃんと感謝の気持ちを口に出して使う。
それが「ありがとう」だ。
これだけ意識していればいい。
このポイントを見逃さなければいい。
合コンの時だけそれをしろって言われても出来ないんだ。
普段の生活から感謝の言葉を伝えるようにしておかないと絶対に本番では自然に出てこない。
だからそれは絶対に忘れてはいけないんだ。
いいか。
たいしてモテない俺たちが太刀打ち出来るのは内面から溢れんばかりの感謝さ。
それを忘れてはいけない。
それ以外で勝負したきゃ「合コンテク大全集」でも買って読んどきー!
普段から感謝の言葉が口に出来れば、なにかにつけてポイントが加算されていく。
店員さんが食事を運んできた時だけじゃない。
誰かが飲み物を渡してくれた時もそう、お手洗いに行くのに道を空けてくれた時もそう。
そのお手洗いに行く時に道を空けてくれた他のお客さんにもそう。
そうそうそう。
その時に一言「ありがとう」「ありがとうございます」を忘れてはいけないんだ。
そうやって気持ちが良い人になろう。
気持ちが良い人になると自然と話やすい人になるんだ。
だから相手からいろいろな事をしてくれるようになる。
だって「ありがとう」ってちゃんと言ってくれるんだもん。
そりゃ言ってくれないよりも言ってくれる人の方が「やってあげたい」っていう気持ちになるでしょうが。
いつでも感謝の気持ちは口に出すようにしよう。
それがもはやテクニックなんだ。
合コンだけじゃないぞ。
このテクニックが癖になると様々な効果が合コンの枠を超えて表れてくる。
合コンの枠を超えて感謝する事でその効果も合コンの枠を超えてくれるんだ。
すごいだろう。
結果を求めるが故のテクニック。
そんなものとは無縁なくらいに効果が表れるんだ。
周りの人々の印象だってどんどん変わってくる。
もはや修行僧。
ここまで感謝と言い過ぎてもはや修行僧。
言わなくてもいい場面で言うとさすがに気持ち悪いんでそれはやめてくださいね。
だけど感謝の気持ちを普段から口に出しているようにするときっと合コンの時でもその効果を発揮するときが来るんです。
たいした顔でなくても。
たいしたスタイルでなくて。
たいしたユーモアがなくても。
たいしたテクニックがなくても。
第一印象で受けるイメージを超える事が出来る唯一の方法が感謝だって思ってればいい。
感謝の気持ちを確実に的確に伝えるべき時に伝えられるっていうのは空気が読めるのと一緒。
これから先一緒にいても嫌な気持ちにならない。
人間的にもちゃんとしていそうに見える。
人としての幹みたいなのが太そうに見えるもの。
それだけ大切な事が合コンの時だけに現れるはずがないんですよ。
だから絶対に普段からそれをしなくてはいけない。
普段から当たり前のように出来るように心がけないといけないっていうこと。
何度も言いますけど、感謝の気持ちを伝えられて嫌な気持ちがする人はいないんです。
鬱陶しいほど言われるとちょっと嫌だけど。
ちゃんと的確なタイミングで的確な相手に伝えるっていうのはすごく当たり前でありながら最強のテクニックなわけですよ。
小手先のテクニックも合コンには大切かもしれない。
むしろそれを使った必勝パターンを持っている人もいることでしょう。
しかしながらそれをうまく使えないパターンもある。
まったく歯が立たない時だってある。
そんな時、最後に役立つのが感謝だ!
最初のジャブであり、最後の必殺パンチなわけ。
そんな当たり前の事が当たり前に出来る。
それがテクニックになるわけですよ。
むしろ他のテクニックを磨く前に感謝を磨いておけ。
他のテクニックが感謝を持って何倍にも上がるから。
感謝があれば他のテクニックの効果も上がる。
きましたね。
とうとうきました。
全てのテクニックの根源が感謝だ。
それが完璧に出来ているならどんなテクニックでも驚くほどの効果が期待出来るかもしれない。
むしろいらないかもしれない。
なぜならですよ。
合コンで使うほとんどのテクニックは感謝から作られているようなものだから。
感謝という気持ちがあってそれを表向きに改良したようなものばかりさ!
だからテクニックなんていらないって思ってもきっと出来てしまう。
逆にテクニックなんていらないって言えてしまう。
それが感謝を会得した者が言える最大のテクニックだ。
「テクニックなんていらない」
っていうテクニック。
深いっす。
でもそんな事言ったら嫌われるっす。
むしろそんな事言ってたらもう感謝とかしてないっす。
だから今疑問を持った人が正解。
それでこそ最大の感謝。
今
「マジで!?最高じゃん!」
とか思っている人はまだ感謝が足りない。
だからもう一度修行僧です。
でもそれで本当に好みの相手に興味を持ってもらえたら嬉しくないですか?
超嬉しくないですか?
そんな時に最大の「ありがとう」が出そうじゃないですか。
最強の「ありがとう」だと思えるじゃないですか。
感謝の気持ち最高!って言えるじゃないですか。
だからその時まではちゃんと毎日の生活の中でしっかり感謝を伝えられるようにしていきましょうよ。
そうすれば急に呼ばれた合コンでも失敗しないかもしれない。
どんな状況だって人の良さや悪さは体から滲み出るもの。
それなら「良さ」の方が滲み出る方がいいんじゃないのかなっていう気がする。
それは合コンの時だけにあらず。
常に意識をしている事でいくらでも滲み出ます。
いや。
それが意識しなくても当たり前になった時にもっと滲み出ます。
もうオーラとして外に出ます。
スピリチュアルな正解へようこそ。
良い人になる必要はありません。
なんか騙されやすい人っぽくて嫌な響きですし。
だから気持ち良い人になりましょう。
気持ち良い人になれば断る時も気持ち良く断れる。
気持ちよく自分の意見が言える人になる。
そのきっかけが感謝であっても不思議ではないと思うんです。
それを忘れて小手先のテクニックを試すとは偉くなったものだ。
誰かに頼る事もあるでしょうし、これから先も絶対にあります。
でもそれが当たりまえではない事を知っておかなくてはいけません。
だから感謝。
これから合コンで出会う一人ひとりからいろいろな価値観や物事の考え方を学ぶんです。
だから感謝。
だって普通のテクニックを使うタイミングがわからないんですもん。
だってそのテクニックを使ってもいまいち効果を感じないんですもん。
それを続けていても意味がないですやん!
せっかくの合コンなら楽しみたいですやん!
だから感謝。
それしか残されていないんです。
数々のテクニックを駆使してダメだった私が言うんだから間違いない。
数々のテクニックを利用し、傷ついてきた自分が言うのだから間違いあるまい!
人としての幹がほっそいからっていう理由が気が付いたらテクニックのせい。
そりゃ失敗ばかりになるわ。
そりゃテクニックを使えないわ。
レベルが低いのに最大呪文なんて唱えられないわ。
小手先のレベルを上げる前に自分のレベルを上げておかないと使える呪文も使えないです。
もし使えたとしてもその後はMP不足。
それ以上の魔法が使えないんです。
自分のレベルが高ければ高いほど最大呪文が何回も使えます。
そうなれば合コンをめちゃくちゃ楽しめる。
そうなりゃ最高の合コンライフを過ごせる。
目指そう。
そしてまだまだレベルを上げられることを実感しよう。
そう、そんな俺は今、合コン必勝法を読んでいる。
使えるか使えないのかは使ってみないとわからんがな。
はは。
使うタイミングがわからん。
まだまだわからんがね。
どうか感想をください。