私は会社に勤めていて「給料を上げたい」や「偉くなりたい」と思った時、「その方法」がよくわからなくて迷った事があります。
勤めている会社にもよるけど、ほとんどの中小企業が、社長の独断で全てが決められる印象を持っています。
その場で一番偉い人が全てを判断して決めるような状況。
大企業であれば昇給の条件が明確になっていたりするかもしれません。
営業会社なんかは昇給の条件も作りやすい。
成果として結果を数字に出来るからです。
でもそれ以外の職業で、中小企業の場合や昇給の条件が明確でない場合はどうしたらいいんだろう。
「大企業に勤めれば良いじゃないか」と思うかもしれないけど、転職で採用されるにはそれなりの経歴が必要だったりする。
今の自分に何が出来るのか、どんな成果を挙げてきたのか。
転職でなくても、会社の中で偉くになるにはそれなり成果が必要だし、結果が必要。
転職を考えていても考えていなくても、偉くなるには「成果を出した履歴」が必要。
自分が挑戦して、成功した成果の履歴を作ること。
これが偉くなる為に最も必要な事だと思っている。
新しい何かに挑戦して、成功を納める事が「会社」でも「自営業」でも「フリーランス」でも、偉くなる方法だし、求められている事だと思っている。
それ以外に方法があるとするのなら、会社で決められている明確な昇給条件を満たすことじゃないだろうか。
でも、実は多くの人がその事実に気が付いていたり、理解している。
つまりそれがわかっていても出来ない人が多いんです。
知らなくてはいけないのは「昇給しない人」や「偉くなれない人」の特徴です。
「成功者」のレベルを5として、それを最大にするのなら、レベル1からレベル4までが昇給出来ない人や偉くなれない人などの「成功しない人」の条件になる。
自分を鍛え上げて、最終的にはレベル5まで成長する。
レベル5は新しい事に挑戦して、成功する人を指すのなら、それ以外のレベルを理解することで段階的に自分を高められると考えました。
レベルの考え方はネット上やビジネス本にある多くの情報から集めて、人は段階的に変わると知り、それを自分の為にもまとめる機会が欲しかったので、今回はそれコンテンツとして残しておこうと思います。
レベル1から順番にまとめて、段階的に、「今の自分がどのレベルにあるのか」をいつも確認出来るようにするのが目的です。
レベル1・何もしないで批判する人
昇給や偉くなる為の条件は先に話した通り、新しい事に挑戦し、成功を納める事です。
数多くの成功者が新しい事に挑戦し、成功を納めているからこそ「成功者」なんです。
仕事で言う成功とは、昇給や偉くなる事を指します。
会社に勤めていても、自分で会社を経営していても、フリーランスの人でも、「成功者」になる事は出来ます。
それは誰もがわかっています。
それなのに、「何もしないで批判する人」がいます。
例えば、仕事で誰かが何かに挑戦し、失敗したとする。
その誰かに向かって、自分は何もしていないのに「失敗すると思ってたんだよな」とか「私ならこうするのに」といった発言をする人を指します。
これは「何かに挑戦した誰か」よりも「自分の方が優れている」と証明したい為であって、そもそも「失敗」にしか注目していない。
与えられた仕事しか出来ず、挑戦する勇気が無いのに、「失敗」を見て、批判的なコメントしか出来ない人です。
これは、「誰でもなれる」んです。
何もしないで批判だけする人には誰だってなれる。
そこには努力も成功もありません。
成功者は「成功」しなければなれない。
挑戦しなければ成功すらない。
それなのに挑戦も失敗もせず、目の前にある仕事だけしかしないのに批判もするんだからレベル1です。
成功のスタート地点にも立っていない。
レベル2・何もしない人
批判はしないが、与えられた仕事以外に関心が無い人を指します。
挑戦もしない。
挑戦する人に協力もしない。
与えられた仕事だけをするだけです。
こういった人を会社が「昇給させたい」とか「偉くなってほしい」と思うでしょうか。
言ってしまえば学生が本業のアルバイトと同じような感覚で、時給を受け取る為だけに働いている。
まだまだ「成功者」との距離が離れている。
「昇給」や「偉くなる」条件には満たない人です。
会社に年功序列という明らかな昇給条件があるのなら、「会社の中では」昇給したり偉くなったりしますが、「成功者」とはまだ遠く、本人の経験や成長には繋がりません。
独立を目指していたり、フリーランスとして成功を目指しているのなら、この状態を続けても新しい展開を望むのは難しい。
そして会社を成長させたいと思っている経営陣にとっても本当に必要な人材ではない。
それがレベル2である「何もしない人」です。
「とりあえず人手が欲しいから」という理由だけで必要とされる位置だと私は思っています。
レベル3・新しい事に挑戦はしないが、挑戦する人に協力する人
このレベルは何かに挑戦しようとする人がいればその人が目指す結果に対して協力する人を指します。
成功を目指したり、結果を出す人は、基本的に「挑戦」します。
成功者になる為には必ず挑戦が必要になります。
多くの中小企業が会社を更に大きくする為に「挑戦」しているんです。
それに気が付いても、理解していても、「給料を貰えればそれでいいや」と思う人がレベル2である「何もしない人」です。
「何もしないでさらに批判する人」であればレベル1です。
挑戦する者に対して「協力する人」がレベル3になります。
こういった人は常に会社が求める成長に対して「協力的」に物事を考えている。
もし自分が会社を経営しているのなら、または一緒に仕事をするパートナーを探しているのなら、どんな人が必要だと思いますか?
私が更なる成長を目指しているのなら、必然的に「レベル3以上の人」だと考えます。
最低でも挑戦に対して協力してくれる人を見つけようとするでしょう。
成功者は必ず「レベル3以上の人」を必要としています。
それは自分が更なる成長を目指しているからです。
「何もしないで批判する人」や「何もしない人」を必要と思えないんです。
企業や成功者が本当に必要としている人は常にこの「レベル3以上の人」です。
単純に「人の手だけが借りたい」と思うのなら「レベル2以下」でも十分かもしれない。
でも本当に必要としているのはアルバイトでも、社員でも、経営者でも。パートナーでも、常に「レベル3以上」なんじゃないだろうか。
レベル4・新しい事に挑戦して、失敗する人
最大レベルであるレベル5の一つ前。
新しい事に挑戦するバイタリティや想像力を持っている人。
結果的に成功しないが、挑戦に対してポジティブに考えることが出来る人です。
実は子供の頃、ほとんどの人はこのレベル4です。
楽しいと思えることを頑張ったり、興味があるものに挑戦する。
失敗よりもワクワクを優先します。
どんな事にも挑戦して、常に成功する人はいません。
成功は必ず多くの失敗の上に作られます。
つまり、そもそも挑戦して失敗をしなければ成功すらしないんです。
でも少し大人になると、レベル1やレベル2の人が多くなる。
それには理由があります。
「何かに挑戦する」は凄くポジティブです。
バイタリティにも溢れ、経験や成長に繋がります。
でも大人になるとレベル1の人が多くなる。
つまり失敗に対して批判する人が多くなるんです。
挑戦し、失敗を積み重ねる事で成功に向かうのに、失敗だけを逆手に取って批判する。
それはネガティブです。
ポジティブとネガティブには圧倒的な力の差があると言われています。
アメリカの研究でもポジティブが及ぼす影響の7倍以上の力をネガティブが持っている結果が出ています。
つまり、ネガティブは伝染するんです。
ポジティブの何倍もの伝染力を持っている。
そのネガティブを撒き散らすのがレベル1の人なんです。
「何もしないのに批判をする」ってネガティブな行為なんです。
でもネガティブの力が強いから一度批判されると「次も失敗してしまうかもしれない」や「失敗が怖い」「失敗したくない」「批判されたくない」と考えるようになる。
だから大人になればなるほどネガティブな要素を多く考えるようになります。
でも全ての成功者が挑戦し、失敗を繰り返し、成功を手にしています。
「子供のような考え方を持て」というわけではなく、「挑戦する」がポジティブであると認識するべき。
失敗が経験や成長になるともう一度意識するべきなんです。
挑戦しなきゃ成功なんて生まれないのに「失敗を恐れる」っていうのは意味が分からない状況なんです。
「必ず通る道を通らない方法」を探しているようなものです。
挑戦すれば失敗もある。
そんなの当たり前なんです。
問題は「何もしないのに批判する人」が持つネガティブに影響されるかどうかです。
ネガティブな事をポジティブで跳ね返せる人材。
そして成功へ向かって頑張り続けられる存在。
企業として、仕事として、自分の成長として、成功を求めるのなら、大人になってもレベル4の状態である人がどれだけ貴重な人材と認識されるかわかるはずです。
だって、ほとんどの人が「レベル1とレベル2の状態」になってしまうんですから。
レベル5・新しい事に挑戦して、成功する人
レベル4の状態から何度も失敗して、その都度経験して、成長を止めなければ、人は成功します。
その状態がレベル5です。
私が知っている全ての成功者がこのレベル5だと言い切れます。
レベル4の状態で自分の成長を諦めればレベルが下がります。
それが「挑戦する人に協力する人」です。
それを諦めれば「何もしない人」です。
それを更に諦めれば「何もしないで批判する人」です。
レベル4の状態でいると多くのネガティブを受けます。
不安になります、批判されることでストレスも多くなります。
でも、諦めればレベルが下がるだけです。
せっかくここまで来たんだからレベル5を目指したい。
そして自分の価値を高めたい。
企業が本気で求めている人、成功者が本当に求めている人はレベル5の人です。
「昇給したい!」や「偉くなりたい!」と本気で思った時、自分がどのレベルなのかもう一度確認する必要がある。
そしてレベル5を目指して頑張り続ける必要があるんです。
バイタリティも必要だし、ネガティブに負けない精神も必要。
成功するまで成長し続ける為には絶対に必要な力なんです。
目指すは常にレベル5です。
そして一度でもレベル5に到達すればいつでもそうなれます。
だって、もう感覚としてレベル5になる自分を持っているんですから。
つまり、誰もが本当はすぐにレベル4までは到達するんです。
子供の頃の経験がそうさせてくれます。
私は、どん底に落ちて、何度も這い上がる芸能人や経営者をたくさん見たことがあります。
返り咲き。
それは成功するまでの道のりをすでに知っているからです。
それだけなんです。
どう頑張り続ければレベル5に到達出来るかを知っているだけ。
私は自分の為にレベル5を目指します。
どうか感想をください。