「サイバー攻撃を受け、ユーザーアカウントの情報が漏えいしました。」
ついこの間、セキュリティが高いんだか低いんだかわからないが、とにかくそれを突破され、仮想通貨が盗まれる事件があった。
仮想通貨とは言っても、銀行からお金を盗まれたようなものなんですよ。
銀行強盗。
それを許しちゃったんだからセキュリティめちゃ弱だったんでしょうね。
アップルも過去にiCloud上のデータをぶっこ抜かれてたし…。
ネットの世界って結構怖い。
いつも何者かが情報を盗もうとしてる。
そう言ったニュースが流れる度にまだガラケーで頑張ってる年配の方々がせっかく「そろそろスマホに」なんて思っていたのにその一歩を躊躇してしまう。
実際に盗まれてるもんだから仕方がないけど…。
今更メールアドレスを盗まれても速攻で変えられるから良いけど、写真とか動画とか通貨系は…そうはいかない。
それを考えるとなかなか手を出せなくなる気持ちは十分にわかる。
ただ多くの人が安心して使ってる「ライン」だってクラウドだからね。
あまりに利用者数が多くてもはや使ってて当たり前だけど、クラウド的保存領域で写真や動画を送ったりアルバムを作ったりするから、アノニマスが本気を出したらがっつり情報を盗めるかもしれないんです。
まだまだクラウドを信用し過ぎな気がしてならんのです。
今回はクラウド系サービスの「もしかしたら」っていうクラウド話です。
ラインで重要な話をするのは怖い。
週刊誌などでたまーに有名人と誰かのラインのやり取りが掲載されたりする。
どうにかこうにかすれば他人のやり取りが見れてしまうらしい。
凄く大事な話をラインですると、その履歴ががっつり誰かに見られる可能性があるとしたら、「やっぱり怖いなぁ」と思うのです。
直接会って話をするのが1番安全。
だから国のお偉いさん達は直接か電話で話すんだと思う。
政治家の不祥事は電話を録音した音声記録で暴かれたりするけどね…。
って考えると、安全面で言えば最も重要な話をする時は録音せずに直接話すのが良いんです。
吉本の闇営業問題でも「まさか録音してないだろうな」って言われたと宮迫が会見で言ってたし。
有名になればなるほど気を使わなくちゃいけないのが誰かとする重要な話なわけです。
ベッキーなんかもう赤裸々に暴かれ過ぎて逃げ場失ってたし…。
メッセの履歴を盗む奴も盗む奴で、それが不祥事の真相に迫るような内容じゃなきゃただの泥棒か覗きのゲスの極みだからな。
重要な話だったり、誰かに聞かれちゃまずい事って安全面を最重要視するならラインやメッセアプリでするべきじゃない。
端末に残るだけかと思いきや運営しているサーバーにも残ってるからね。
掘り返そうと思えばいくらでも踏み込んで探せる仕組みになってる。
ゲスだけど。
そこをアノニマスみたいな優秀なゲスハッカー達に狙われれば表に出ちゃいけない私の乙女な隠し事の極みもわんさか出てくるかもしれない。
私は週刊誌に載るような有名人ではないから履歴に価値は無いけど、「見られてるかも!」って考えるとなんか気持ち悪いよね。
それを見てスルーされてると思うとなんか恥ずかしいよね。
芸能人って大変だな〜。
保存してる写真や動画も危険だ。
以前アメリカでiCloud上の写真や動画の流出が話題になった事があって、その後は流石に対策されてるんだろうけど、当時は「やっぱりその可能性あるよね!」と思ったのを覚えている。
クラウドってイメージは雲みたいにフワフワしてるクセに、実際はネットで繋がってるどこかのハードディスクにガッツリ保存されてるわけで、多くの人がアカウントで区切られてはいるけど同じハードディスクにアクセスしてるんです。
仕組みを知ると全然雲みたいにフワフワしてるわけじゃない事に気付く。
クラウドって言ってるのに!
iPhoneを使っていると設定上デフォルトでiCloudを一定量使えるようになっているものの、無料で使える保存領域を越えようとすると、「毎月〇〇円で〇〇ギガまで使えるようになります」みたいなランニングコストを背負うよう吹っかけてくる。
使い方によっては端末に保存するわけじゃないから動作スピードを確保出来るし、保存しておきたいデータが沢山あるなら便利です。
確かに便利。
私も使ってはいます。
便利だし。
でも、保存しているのはAppleがどこかに所有しているハードディスクであって、自分のものではないわけです。
「見られちゃマズいデータはやっぱり保存出来ないなぁ」と思うわけです。
実際に一度流出してるわけだし…。
IDとパスワードがわかれば誰でもアクセス出来る環境だとちょっと守りが一枚扉で弱いよね。
最近は指紋だったり自分が持つ端末からのみアクセスを許可したりと厚めの扉が増えたけど、もし流出のニュースがなかったらそのまま甘いセキュリティで突っ走ってたと思う。
かと言って今使われている指紋認識などの分厚い二重扉も誰かにブチ破られる可能性は残っている。
どんなに逮捕されてもドロボーがいなくならない世の中に似てる。
誰かに見られたらマズい写真や動画は自分でちゃんと管理しておかないと。
クラウドは自分以外の人もアクセス出来る目に見えない誰かのハードディスクに保存してる事を忘れちゃいけないと思うんです。
日々進化するセキュリティ。
とは言え、セキュリティは日々進化しています。
ネットのセキュリティって目に見えないから実際に進化しているのかどうかがよくわからないかも知れないけど、携帯やパソコンは「アップデート」ってのが頻繁に行われていて、新しい機能が追加されるイメージが強いと思うけど、実はセキュリティも強化されてます。
それ以外にもセキュリティソフトってのが世の中にはあって、この世の様々なウイルス系プログラムをいち早く検知して、守る為のプログラムを日々更新し続けている。
人間に悪さするウイルスと同じような認識で、ワクチンを作り出すスペシャリストがめっちゃ頑張ってます。
ただ、ほとんどの場合が人に作用するウイルスと同じように、ウイルス先行なんです。
感染して、ウイルスを発見して、対抗出来るワクチン作り。
いつもウイルスのターンから始まる。
ウイルスが進化する度にセキュリティもどんどん進化しなくちゃいけない。
そのイタチごっこは人に作用するウイルスと人類の戦いと同じようにネット上でも行われているわけです。
ネット上にあるウイルスの進化は人類が携わってる事がほとんどなので、人類VS人類になるけど、もし今後AIの進化で独自のウイルスが自動的に作られるようになったら、サイバーバトルはいよいよ私達が知ってる「ウイルスVS人類」みたいになる。
ややこしい時代に突入しそうです。
パソコンやスマホを使わない人には無縁のウイルスだけど、これだけIT企業が目立って業績を伸ばしているんだからもう止めようがない。
すでにインターネットがなきゃ仕事や生活が成り立たない人も沢山います。
ウイルスが進化すれば私達はそれと戦う選択肢しか無くなる。
どうしても治療が出来ないネット上のウイルスの出現もありえる。
だって相手は人工知能だし。
癌の治療みたいに発見が早ければ退治出来るものだって出てくるかもしれない。
今後、パソコンやスマホの人間ドック的なサービスが出来るかもよ!
病院もね!
都市伝説的な話だけど、世界でも有名なハッカーが続々と国家に雇われ始めてるらしい。
予兆だ。
国策としてネット上のウイルス対策を取り上げる時代が来るかも知れない。
サイバーワールドでのサイバーバトルはもっと深刻な問題になる。
誰もが安心安全に使えたらクラウドサービスは超便利。
ここまでクラウドサービスをガッツリと「信用しきれないもの」として紹介してきたけど、誰もが安心安全に使えるようになれば、超便利です。
どのくらい便利かと言うと、四次元ポケットくらい便利です。
使わないけど捨てられないものを置いておく倉庫代わりに使えるから。
部屋の片付けが得意な人はパソコンやスマホのデータ管理も得意かもしれないけど、そうじゃない人にとってはスーパー便利です。
最近じゃ物体以外の多くのものが転送可能になっていて、個人で持っているそれらの容量も年々大きくなっている。
iPhoneを買う時に「何ギガモデルにする?」みたいな会話をしたことがあると思うけど、つい最近まで1ギガの保存領域を持つメモリーカードが最大だった。
ほんとつい最近まで。
私が中学生の時なんてフロッピーディスクだったし。
最大でも1メガくらいだよ?
今となってはもう写真一枚でパンパンよ。
その後すぐに他の保存機器に変わったもんだからフロッピーの事を「失敗作」と訳したりもする。
可哀想な過去をお持ちで。
でもパソコンにはまだフロッピーの名残りがしっかり刻まれています。
パソコンで文章を書いたりして保存する場所のアイコンに!
フロッピーアイコン!
保存ボタンと言えばフロッピーのマーク。
最近の若者にはきっと「なんでこのマークなの?」と突っ込まれているだろうけど、私が見ればあれは間違いなくフロッピーアイコンなのです。
いまだにね。
今後は流石にデザインの変更もありそうだけど…。
話が逸れたけど、今でもそれなりの保存領域を持った機械はそれなりにデカい。
人々が使うデータ量が年々大きくなる事を考えると、インターネット環境さえあればいつでもどこでも保存したり閲覧したり出来るサービスには更なる需要が生まれると思うのです。
だからこそ安全安心を望むのです。
世界中がサーバーやハードディスクだらけになるかも。
今私達が利用している検索窓のほとんどはグーグルです。
Yahoo!検索もグーグルね。
世界のほとんどの人が知りたい事をGoogle検索してます。
このアクセスの量を一気にさばくには、大量のコンピューターが必要になります。
すんげー量のサーバーと呼ばれるコンピュータが必要になるわけです。
だからグーグルは世界中様々な地域にサーバーを設置しています。
物理的に設置しているわけです。
そのほとんどがド田舎なんですけど、広大な土地や工場跡地を利用してグーグルデータセンターという施設を作っています。
実は日本にも建設予定です。
どんどん増えてるんです。
多分これからも増えていきます。
銀座にも建設予定だとか…。
日本のからのネットアクセスは日本で行った方が効率も良いし速度も速い。
以外に物理的な距離が通信速度に関わってます。
で、このデータセンターにはもちろんハードディスクもしっかり設置されてます。
グーグルはクラウドサービスも提供しているからです。
最近千葉にデータセンター用の土地を買ったようで、そこにもクラウドサービス用のサーバーを設置すると言ってます。
まだまだ増えていくでしょう。
一人一人が使うデータ量が年々増えているからこそクラウドサービスが利用されるわけです。
まるで家を借りるように当たり前になるかもしれない。
手にしている端末はどんどん小さくなるのに使うデータ量はどんどん大きくなる。
グーグルが持つデータセンターが増えてる事実がそれを物語ってます。
普段の生活の中では端末からアクセスするだけでその存在を目にする事は少ないけど、実は世界中でサーバーやハードディスクを置く場所がどんどん増えている。
近い将来、畑よりもサーバーを置く面積の方が広くなるかも知れない。
それは言い過ぎか。
普段の生活の中で物理的に目にする事がない機械だから「クラウドサービス」っていうネーミングセンスにマジで感心する。
「確かに雲みたいだな」って。
どうか感想をください。