人生で初めて泣いた映画を思い出した日とたまには感動して泣いた方が良い理由

小言

私が人生で初めて泣いた映画は「レオン」で、あの頃私は小学生だった。

しかも金曜ロードショー。

ガッツリ吹き替え版。

今でも覚えている。

家で、一人で観ていて泣いた。

今更なのでネタバレなど気にせずに言うと、少女を逃がした後、まさかの自爆で泣いた。

「死なないでくれよぉー」って思って泣いた。

小学生ながら気持ちがズゥンと沈み、しばらく悲しみに包まれた。

が、その後、とんでもなくスッキリしている自分に気が付く。

小学生ながら、この時、「映画ってめっちゃ良いもんだな」と思ったのを覚えている。

次の日に学校で自分が泣いた事を話したら「なんで?どこで?」とバカにされて、そこから当分「レオンで泣いた事実」を伏せて生きてきたけど、改めて掘り出して、「たまには泣いた方が良い理由」を映画を交えて伝えたくなったので読んでほしい。

どんな映画で泣けるのかは私にとっての「レオン」のように個人差があるけど、今抱えている様々な問題や、人間関係や、育った環境などが映画の内容と折り重なって感動するんだと思っている。

「泣く」だけが「感動」を表すとも思っていない。

大事なのは感動。

映画を観て自分の人生では知り得ない感動を覚える瞬間。

「映画って良いなぁ」と思うのです。

最近感動してますか?

大人になると毎日決まりきった生活の中で「感動」から遠ざかっていく自分がいたもので、ここらでちょっと「たまには感動した方が良いよ?」って理由をまとめておきます。

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「誰かの人生を垣間見て共感する」が感動になる。

私が映画を観て感動する時。

それは間違いなく共感している瞬間だと思っています。

レオンのような、現実的にはまずありえない「殺し屋」が仕事だったとしても、感動する理由は間違いなく共感。

映画に登場する人物の気持ちに共感するから。

小説でもテレビドラマでもアニメでも感動するのは、登場するキャラクターの人生をこれまでの自分と比べたリアルな目線で垣間見る感覚があるからなんだろうと思っている。

「ああ、わかるなぁ」って感覚が共感に変わる。

実は、感動ってのは文章でも写真でも絵でも音楽でもスポーツでもお笑いでも起こり得る。

スポーツで感動する時って今目の前で頑張っている選手の姿を見て、共感する瞬間があるから。

これまでの努力、これまでの苦悩、試合に臨む気持ち。

それらがプレーを見るだけで感じ取れた瞬間、涙が出そうになる程感動する。

胸が熱くなる。

「頑張れ。頑張れ。頑張れ。」

って応援したくなる。

見る人によって伝わり方は違うし、その選手を支えてきたような人達はまた別の感情を抱いていたりするんだろうけどね。

たった一つのプレーを見ただけでそこまで伝わる瞬間ってのはあまり無いかもしれないけど、特別な条件が揃うと、とんでもない感動が発動したりする。

最近感動したスポーツで言えば、ラグビーワールドカップ日本代表だ。

正直、私はラグビーに興味が無かった。

日本で開催されるって事で様々な所で盛り上げる。

マスコミも煽る。

盛り上げているだけではなく、プレーしている選手達も奮闘。

見事に勝ち上がり、決勝トーナメントまで進んだ。

その時の私はまだ「そうなんだぁ。凄いじゃん。」程度の意識だった。

その後、初めて決勝トーナメントまで勝ち進んだ日本代表がどれだけの時間をラグビーに捧げてきたのかをドキュメンタリー番組で観る。

決勝トーナメント進出をかけた試合でのプレーをハイライトで観る。

ジワジワと自分の中で「頑張れ」って感情が湧いてきた。

まるで一緒に頑張ってきたかのような共感を得た。

そして迎えた準々決勝。

南アフリカは圧倒的に強かった。

ラグビー素人の私でもめちゃくちゃ強いのがわかった。

だって、日本が全然攻められないんだもん。

結果、日本は負けた。

悔しかった。

めちゃくちゃ悔しかった。

選手達の気持ちまではわからないけど、本気で悔しかった。

ほんの少し前まで「ラグビーなんて全然わからんからなぁ」というスタンスだった私が、最初から最後まで試合を見て、それで、本気で悔しかった。

「悔しい」って感情は感動で、だからこそ胸が熱くなった。

気が付いたら本気で応援してた。

もちろんこれまで様々な場面でラグビーを応援するようなテレビや雑誌の特集があった。

だからこそのめり込んだ自分もいる。

でも、それらの演出が選手と同じような目線で試合に臨む気持ちにさせたのであれば、逆に「ありがとう」と言いたい。

感動をありがとう。

様々な演出があって、選手達と同じような目線になれた事によって一つ一つのプレーにどれだけの気合いと意気込みが入っているのかがわかった。

伝わった。

共感した。

だから感動した。

映画はそれを一つにまとめる事が出来るエンターテイメントだと思っている。

あの日のラグビー日本代表ように、これまでの努力や意気込みを上手に伝えられる。

誰かの人生を垣間見て共感させられる。

ラグビーワールドカップは数か月に渡りその共感をジワジワと強めていったけど、映画は約2時間に収めなければならない。

これって難しい気がするのです。

言ってしまえば、多くの人の共感が得られるように誰かの人生をドラマチックに短時間でまとめる。

もし私の人生を2時間でまとめるとするなら…。

誰かの共感を得られるように編集出来るだろうか。

映画監督って凄いんだなぁ。

多くの人を感動させられる映画ってのはやっぱりすごいんだなぁ。

感動って胸が熱くなるよね。

この感覚は映画じゃなくても得られるんだけど、そういった感情がギュッと詰まってるのが映画の醍醐味のような気がする。

小説の映画化とかドラマの映画化とか実話の映画化とか。

私の中で映画は最終形態なイメージです。

映画は凄い。

そんな感じ。

もちろん個人的にクソ面白くない映画もある。

クソ面白くない映画は全て、共感が生まれない映画です。

良い意味で忘れられる。

この世はなんとなく生きているだけでも、嫌な事が起きる。

傷ついたり、傷つけたり、恋をしても、仕事をしても、勉強をしても、良い事ばかりではない。

私は辛い出来事が自分の身に降りかかると、眠れなくなる。

高確率で眠れなくなる。

考え過ぎてしまうのだ。

「どうしてこうなってしまったんだろう」とか「どうしてあんな言い方をするんだろう?」と戻らない時間をさかのぼって後悔したりイライラしたりする。

怒りに震える夜もある。

脳がオーバーヒートしているような感じだろうか。

タラレバがヒートアップして眠れなくなる。

次の日もやる事はあるのだ。

それが社会人。

だから、出来るのなら寝たい。

でも、寝れない。

過去にこだわるのは決して悪い事じゃないし、過去からの教訓で今の自分がいるのだとしたら無駄でもない。

わかっている。

だけど、一旦忘れたい時もあるのです。

今日起こった嫌な事、ムカつく事、辛かった事、悲しかった事。

全部、一旦忘れたい。

一旦忘れて、本来の自分に戻りたい。

そんな時、映画を観るってのはどうだろうか。

どんな映画を観るのかは本人の気分次第だけど。

最近じゃネットでレンタルも出来る。

スマホがあれば、画面は小さくても、まぁ、観れる。

そんな時代になった事を感謝しながら私は映画を観る。

そして誰かの人生を垣間見る。

恋愛だろうがホラーだろうがアクションだろうがファンタジーだろうがとにかく誰かの人生を垣間見る瞬間を作る。

すると、不思議な事に何も考えなくなる。

一時的だけど。

映画の中の物語が自分が今抱えている眠れない悩みよりも遥かに壮絶だと、都合良く「別に悩む程でもないか」と忘れられたりもする。

映画はエンターテイメントです。

それを趣味としている人だっている。

実は多くの人の心を救っている。

ただ「楽しいから」って理由で観る人だけじゃない。

心の支えとして観ている人もいる。

どこかの、誰かの研究結果で、1年に何度か映画を観た方が心が安定すると聞いた事がある。

本当かどうかは知らん。

が、心の支えになってくれる瞬間があるのは実感している。

私はわざわざ映画を観る為に時間を作るようなタイプではないけど、たまたま空いた時間に観る映画に救われてきたタイプです。

良い意味で「忘れる」効果があると思っている。

悩んでいる事とか、ムカつく事を冷静に考えられるようになったりする。

その他の感情を置き去りにして、泣いてしまう事もある。

その後、なんか、映画を観る前よりも、心が落ち着いているような気がする。

なんか、不思議な感じになる。

この時、私は凄く冷静になっている。

あれは、感動の効果なのだろうか。

映画館の感動。

最近、我が家では妻がAmazonプライムの会員になり、ドラマや映画がいつでも観れる環境が整っている。

観たい映画があればいつでも視聴出来るようになった。

金曜ロードショーがCM無しで観れるような感覚です。

私は妻に言いました。

「これなら映画館に行かなくていいじゃんね」と。

この考えは圧倒的に否定されるわけですが、思い出してみると、結婚する前はデートで何度か映画館に行っていたような記憶がある。

もう何年も行ってないからちょっと思い出してみる事にした。

で、改めて「映画館と家で観る映画は違いますか?」と聞かれれば、「違います」と答える。

ネットの便利さに一度は「映画館に行かなくてもいいじゃん」とは言ったけど、映画館は別物だと自覚した。

家のテレビで映画を観るのは「テレビ」なのだ。

映画を映画館で観るのは「映画」です。

そのくらいの差がある。

そもそも映画を観る為だけに作られているのが映画館なわけだし…。

そりゃ「魅せる」って意味じゃ別格になる。

音はデカいだけじゃなくて、左右前後から飛び出すように考えられている。

ある日のデートでパイレーツオブカリビアンを3D眼鏡をかけて観た事があるけど、ド迫力だった。

妻は「酔う」と言っていたけど、私は「なんか、とにかく、凄い」だった。

普通に映画を観るだけでも音と大画面の効果が大きいのに、3Dになると飛び出る。

なんか、とにかく、凄い。

映画館はやっぱり特別。

ここ数年は行った記憶がないけど、改めてテレビで観る映画と比べると、間違いなく「特別感」がある。

ネット動画の普及から「映画館は人気が無くなるかもしれない」と思っていたけど、たぶんそんな事はない。

音楽で言えばCDは売れないけどコンサートの動員人数が減ってない現象と一緒。

ライブ感ってのは特別なんだと思う。

家で映画を観るのも良いけど、たまには映画館で特別感を味わうのも良いかもしれない。

私は周りに人がいると泣けないタイプですが、映画館は暗いので、まぁ、いける。

が、泣くとは想定していない映画で泣きポイントがあると、めっちゃ堪える。

本当は泣いちゃった方がいいんよ。

「泣く」って心に凄く良い事らしい。

どっかの心理学の教授が言ってた。

なんかスッキリするらしいよ。

我が子が泣き喚いた後にケロッとして遊んでいるのはきっとスッキリしたからだろう。

後腐れの無いようにその場で泣いてその場でスッキリしてるのかもしれない。

大人になると、それが出来ずにストレスを溜めてばかりになる。

で、後になって爆発。

子供のようにその場でガッツリ泣いてスッキリ切り替えられたらどんなにいいだろうか。

そんな時、サンキュー映画館。

映画館は特別な所なんですわ。

一人で泣きたい時がある。

さっきも言ったけど、私は誰かと一緒に居ると泣けないタイプです。

「たまには泣いた方が良い」と言われても、誰かと一緒に映画を観たところで、泣けません。

誰かと一緒に映画を観て、感動して、泣きそうにはなるけど、ぐっと堪える。

これ、なんかちょっともったいない気がするのです。

その時に「うわぁあー」と泣けるならさっきまで考えていた嫌な事も、眠れないほど悩んだイライラする事も、確実に忘れられただろう。

一時的に開放されるだろう。

もったいない。

せっかくの心スッキリタイムの効果が半減してしまう。

だから私は改めて一人で泣く時間を作ったりする。

一人映画を観る。

一人でドラマを観る。

一人でyoutubeを観る。

一人で思い出に浸る。

だって、恥ずかしいんだもん。

誰にも見られたくない。

顔面がぐしゃぐしゃになる。

涙や鼻水まみれの顔を誰かに見られるなんて無理。

でもそのくらい顔面をぐっしゃぐしゃにした方が心はスッキリするんです。

本気でスッキリする。

さっきまで悩んでいた事、さっきまでイライラしていた事、さっきまで熱が出るほど考えていた事。

それらが和らいで、少し冷静になっている。

客観的に自分の事を見れるようになる。

心を落ち着かせたり、冷静になりたい時。

私は一人で泣く。

ストレスまみれの日々を生きていると、毎日泣きたくなるけどな。

人間関係に仕事。

自分の心に溜まった汚れ。

これを洗い流すのが圧倒的な感動です。

しつこい汚れがあるのなら、顔面がぐしゃぐしゃになるくらいに泣くといい。

お勧めなのはもちろん映画やドラマ。

誰かの人生が垣間見える、共感出来る何かが良い。

だって、泣けるんだもん。

何気ない毎日でも泣けるくらいに辛いのに、自分の事だと泣けないのです。

リアル過ぎて考えたり悩んだりする方が先になってしまう。

だから誰かの人生に触れる事で泣く。

「心に汚れが溜まってるんだなぁ」と思う。

一人で「うわぁあーー」と泣く。

一通り泣いて、冷静になる。

そして気が付く。

「あれ?心の汚れが取れたかもしれない…」

不思議な感覚。

不思議な脱力感。

でも心はスッキリ。

自分の心の汚れは自分にしかわからない。

だから私は一人で泣きたい時がある。

自分の心の汚れは自分で落とすのが一番良いのだ。

さぁ、また頑張るか。

一通り泣いて、心がちょっと洗われて、少し冷静になれたなら、また、「頑張りますか」って気持ちになれるかもしれない。

今目の前にある数々の問題が解決したわけじゃないけど、もう少し頑張れそうな気がしてくる。

ずっと泣くのを堪える人がいたり、ずっと我慢して頑張っている人だっている。

わかってる。

凄く強い人だと思う。

でも私はそうじゃない。

普通よりは少しだけ心が強いと思っているけど、泣きたくなる時だってある。

しかし、自分の事じゃリアル過ぎて泣けないから、映画やドラマを観て、共感して、泣く。

それが終わると心が少し洗われたような気がして、同時に充電されたような感じになる。

良い意味で力が抜ける感じだろうか。

「さあ、また頑張るか」と、少しだけやる気が出たりする。

どうせなら、泣く時間を作るよりも心鍛えたいと何度も思った。

だけどそれが出来ないから泣いてスッキリする。

そうやって自分の心のバランスを整える。

心の栄養は人によって違うけど、私にとっては「映画を観て泣く」や「誰かの人生を垣間見て感動する」ってのが丁度いいのです。

ネット動画じゃなくても、レンタルすれば映画一本数百円。

映画館に行っても1000円ちょい。

少し贅沢なランチをするよりも効果的な心の栄養素のような気がするのです。

たまには泣きましょう。

心をスッキリさせましょう。

冷静になりましょう。

で、これから先、めいっぱい笑おうよ。

今泣くのは、未来で笑う為だと思ってる。

だから、たまには顔面がぐしゃぐしゃになるくらい泣いて良いんだよ。

私が許す。

人の心は脆い。

私の心は脆い。

たまには泣かせておくれ。

ほんと、世の中良い人ばかりじゃないのだよ。

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心優しきあなたにお願いがあります。

改めまして、執筆者のdaimaruです。

かれこれ数年このブログを続けて来て、思った事があります。

「ひとりで更新し続けるのって寂しいやん」

って事で読んで頂けた方々の感想やら文句やらもブログとして掲載していきたいと考えております。

この下にコメント欄を作ってありますので是非、何か、頂けたら幸いです。

あと、お手数ですが誤字脱字やらも見つけたら報告ついでに一言もらえると私は全力で直します。

数年更新し続けると読み直すのがさすがにおっくうなのです。

どうか、ご協力ください。お願いします。

あれんじ

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