ヴィンランドサガの新刊が気になるのよ

小言

読んでる人は絶対に気になるやつね。

どんな本でも続きが気になるという気持ちはあると思う。

今その中で超絶気になっているのはヴィンランドサガ。

超絶気になっているのだよ。

それだけの魅力があるっていうね。

そして新刊の出るスピード感の遅さね。

もう20代前半くらいから読んでいる気がする。

そして今は30代後半。

更に今は20巻。

10年くらいで20巻。

年に2巻くらいかな。

気になってしょうがない。

途中までを何周したかわからない。

それでもやっぱり面白い。

新刊を首を長くして待っている。

だから少しまとめておきましょう。

ヴィンランドサガ。

だって気になるんだもん。

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ヴィンランドサガの魅力。

超ざっくり説明すると歴史上のリアルな海賊の話。

ワンピースとはちょっと反対側にあるようなリアルさ。

伸びたり縮んだりコックとかはいない。

マジ海賊とヨーロッパの歴史。

本当に海賊はいたんだよ。

そしてその海賊は国の兵としても戦ったんだよ。

戦いの無いヴィンランドを目指すのだよ。

何行かじゃ説明出来んね。

出会いが20代真っ盛りだったこと。

この漫画と出会ったのは確か20代前半だったと思う。

20代と言えば色々と盛んな時期で迷う時はとことん迷う。

進む時もバカみたいに真っ直ぐ進もうとする。

社会の良し悪しをはっきり理解する前。

大学を卒業したけど就職も出来ずに、自分がやりたいことも定まらない。

迷いの年齢だった。

そこでヨーロッパの歴史と共に海賊をフューチャーして描かれた作品は妙にリアルで、不気味で、それでいて人間らしい感じにはすごく惹かれたのを覚えている。

現代でこれほど壮絶な人生を歩む事は想像出来ないけどなんか妙にリアルだった。

自分と重ねてるわけではないけどのめり込んだ。

欲とか、奪うとか、戦うとか、逃げるとか、生きるとか。

20代の自分にはマッチした。

トルフィンという主人公

これがまた話が進むにつれてどんどん変わっていく。

前半はただの小鬼。

殺しまくるし奪いまくる。

生い立ちも壮絶。

父は戦士トールズ。

心優しい戦士。

でも戦士だから人も殺す。

絶妙な精神バランス。

息子の目の前で海賊に殺される。

復讐の鬼になったトルフィンはその海賊の中に入って復讐の時を伺う。

母と姉を残し、独断で海賊として、戦士として生きる選択をする。

復讐をするどころか瞬く間に戦争に巻き込まれていく。

気が付けば「復讐」以外にはなにも持たなくなる。

子供の頃からヴァイキングとして生きる選択をしたトルフィンは戦いを繰り返していく中で「復讐」以外のものを得ていく。

昔のヨーロッパ

奴隷という考え方が残る時代。

人間の売買は普通に行われていた。

もちろん人間も奪い、売買される。

それがヴァイキング。

そしてヨーロッパの多くの地域で戦争が始まる。

ヴァイキングの力はより強大になる。

歴史なのです。

そして背景にこだわりを感じられる。

場面ごとにどのような場所にいるのかをすごく作り込んでいる。

想像上の建物ばかりではあの世界観はなかなか出せない。

引き込まれる。

のめり込む。

前のめりで面白い。

一人の少年が青年になり、これまで犯した罪の大きさに気付く。

ここね。

これね。

初めはただの略奪とか戦争とかそういうのをリアルに描く漫画だと思ってたわけですよ。

でもね。

途中からなんか変わっていくのです。

世界観はそのままに、変わっていくのです。

トルフィンという少年は青年になり、罪にの重さに気が付き、友を持ち、罪を背負って生きる選択をする。

ここなのです。

この青年になる転換期の描き方ね。

あんまりネタバレ的に書くとあれだけど実に人生。

あの時代のヨーロッパの世界観の中での人生。

でもまだ青年なんです。

続きが気になるでしょう。

どーなっていくのか気になるでしょう。

そして罪を背負って生きる先に何が待ってるのか気になるでしょう。

だってトルフィンの人生なんだもん。

少年の時は小鬼だよ。

表情もはっきり変わっていんだから困った。

気になる。

でもしっかり描かれている。

変に端折ったりしない。

黙々と壮絶な人生を読む。

そんな感じだ。

ドキドキするけどそんな感じなのです。

ヴィンランドを目指す。

目指しちゃうんです。

一応目指しちゃう。

ヴィンランドを目指しちゃうんです。

最初はずっと戦争。

目指す兆候は一切なし。

でも青年になり、目指しちゃうのです。

ワンピースじゃなく、ヴィンランドを目指すのです。

犯した罪は消えないのです。

過去に犯した罪は消えない。

忘れようにも忘れられない。

それも背負って、それ以上の「なにか」を達成するしかない事に気が付くのです。

過去を変えることは出来ない。

主人公は苦悩します。

わかってはいるが自分が生きていることに意味があるのか。

死で償った方がいいのか。

そこで友が支えになるのです。

男として。ムネ熱の瞬間。

熱くなります。

「死んでる場合じゃねーぜブラザー!」と。

「償えブラザー!」と。

「俺が見届けてやるぜブラザー!」と。

罪は消えない。

背負って何を成し遂げるかが問題だと。

もちろんこれまでの過去からいつも命を狙われる。

それでも「ある事」を成し遂げるまでは死なないと誓う。

はぁ。続き見たい。

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これをヴィンランドサガから得た。

どれを?って思うじゃないですか。

確かに。

ヴァイキングだし、戦争だし戦闘シーンは間違いなく多い。

特に初めの方はバシバシ戦うし。

でもね。

色々なものを得るのです。

まだ終わってないけどね。

20巻の時点ですでに主人公は人生の方向性を変えているのです。

一年に2巻くらいしか出ないものだから自分と同じように人生を歩んでいるような感覚になる。

実際に同じ人生は歩みたくないよ?

おっかねぇ。

でも自分の人生と平行して話が進んでいるような感覚を持つのです。

さらに、それだけ人生観も変わっていく。

初めて目にした20代の頃、主人公のトルフィンは鬼。

めっちゃ鬼海賊。

血の気が多い。

少しずつ話が進んでいく中で自分の人生も変化していくでしょ。

夢を追ってみたり、就職してみたり、結婚してみたりとか、転職してみたりとか。

色々変わるんです。

1年後もなかなか想像が出来ないくらいに目まぐるしく変わっていく。

ヴィンランドサガも同じように物語の中のトルフィンが様々な事を経験して、考えて、自分の人生を進めていく。

もちろん私より圧倒的に壮絶だけど。

でもなんか新刊が出るペースと自分自身の人生を進めていくペースが妙に合致するのです。

3か月に一度新刊が出る感じとはまた違う。

なんかリアルタイム感がある。

これだ。

リアルタイム感。

出るのが遅いとは言われるものの、同じような時間の中でトルフィンにはどんな事が起きたかっていう報告をもらっているような感覚。

いや。

初めの方は戦争だからもう時間の軸を気にするような感覚というよりもドタバタで緊急で壮絶で時間を気にしてる場合ではない。

でもそれが戦いの中に身を置いた時の時間の過ぎ方なのかもしれない。

20代。

夢を追っている私は正に戦いの最中だったのかもしれない。

それが今では結婚して子供がいて…。

となっている。

ヴィンランドサガの世界でもそのくらいの時が経って、成長して、考え方も変わって、環境も変わっていく。

このリアルタイム感。

「俺はこんな風になったけどトルフィンはどうなった!?」

っていう気になり方をし始めている。

この感覚。

伝わるでしょうか。

わかってもらえるでしょうか。

次の刊がいつ出るのかどうかも定かではありません。

下手したら一年に1巻だからね。

そうだ!

得たものね!

それはね。

「本当の強さとはなにか。」

どの巻もたぶん本当の強さを模索している感じがする。

気になるでしょ。

だって面白いんだもん。

この物語が終わった時。

私は間違いなく本当の強さを知るだろう。