ヴィンランドサガ23巻の感想は「いやー素晴らしかった」です

小言

シグやん…。

ハーフダン…。

親子とは…。

で、トルフィン…。

親子…!?

ハトちゃんのキャラ設定。

何もかもが最高に素晴らしかったヴィンランドサガ23巻。

もちろんこれまでの展開があってこそなんだけど、それにしても素晴らしかった。

幸村先生はなぜにこうも、「生きる」が伝わってくるのか。

読んだ後に毎回感想を書いたりしないんだけど、今回は書いちゃおう!

そんな気持ちになったのです。

だもんで、書きます。

ああ。

今回ばかりは悪口を封印している。

クソ素晴らしかった感想しか書かない。

ヴィンランドサガを知らない奴は読め。

黙って23巻まで突っ走れ。

そうすりゃ必ず24巻を欲するだろう。

23巻はハーフダンとシグルドの親子中心の話だけどこれがまた良いのです。

これまでの話の流れで言うと、ハーフダンは金持ちで傲慢でヤベーコエー奴。

トルフィン達に手を貸してるのか、そうじゃないのか、なんとも言えない立ち位置にいた。

金貸しのこえージジイだ。

その息子のシグルドは父親を尊敬しているけどなんかドジ。

部下にも「シグやん」と呼ばれるくらいドジっぽいところがある。

そんなイメージだったのよ。

もう最近じゃお邪魔虫的なキャラだったんだよ。

そんなシグやんが23巻で覚醒する。

覚醒というか、自分の人生を生きる選択をする。

なんとも情けない感じを漂わせてはいるけど、「優しい奴」ってのが滲み出る。

よくよく考えると実は父親のハーフダンも「優しさ」は所々あったなぁと思い出す。

そのセリフが「当たり前だオレの息子だぞ」ね。

親子ゲンカみたいな展開になるんだけど、これがまたいいんだわ。

ハーフダンが。

もうね。

「一番優しいの誰なん?」って展開。

バチバチやってる最中の会話なんてもう「生きるとは」そのもの。

マジで素晴らしかった。

トルフィンがボコボコの顔でクヌート王の前で話した時くらい「生きるとは」を感じた。

わからない奴はさかのぼってちゃんと読め!

俺は、読んだぞ!

一巻まるっと使ってちゃんと終わらせた感が素晴らしい。

最近はシグルドが何かと絡んだ展開になってたもんだから今後もそのまま行くのかと思ってたわけ。

でも違った。

一巻をほぼ丸々使ってシグルド親子の話。

ここで敢えて「シグルドずっと付いてくる問題」を一気に終わらせる感じ。

それがまた素晴らしいのだ。

親子でバチバチやってる時のセリフなんてほぼトルフィンだ。

「あれ?主人公ってシグルドだっけか?」くらいにシグルドのターン。

で、この一巻で見違えるような存在になる。

大化けだ。

そして闇落ちしてそうだった父親のハーフダンがとんでもなく優しい奴である事実。

それらが全部ごちゃごちゃに混ぜ合わさってバタバタと過ぎていく時間。

親子ゲンカが終わってトルフィン登場。

で、全部フリだったと気付く。

ドジでウザかったシグやんが、なんだかカッコいい生き方を選択する23巻。

マジで素晴らしいぞ。

登場人物の感情が素晴らしい。

23巻を語る上で重要なのがシグやんの第2夫人であるハトちゃんの存在。

幼馴染感を漂わせるシーンからのなんとも男らしい後ろ姿。

見ていて面白いのです。

感情が伝わってくるんよ。

シグやんの事が心底好きなんだなぁと。

そこにシグやんを超える男らしさが乗っかる。

ハーフダンの妻も混ざって見えてくる人間関係と親子の感情。

「男ってずっと子供なんだなぁ」と「妻に支えられてナンボなんだなぁ」が伝わってくる。

でも旦那らは男だから最後の最後までカッコつけようとする恥ずかしい感じ。

感情がどうしても伝わってしまうキャラ設定が素晴らしいのです。

ハトちゃんなんて一瞬だけ出てくる主役を引き立てるスーパー脇役の存在かと思ってたらとんでもなかった。

シグやんを完成させた。

バチクソ強気な妻。

「シグやんには必要だな」って一発でわかる。

その描写が実に素晴らしかった。

次の巻への助走が素晴らしい。

で、シグルド家族のドタバタ劇が素晴らしい収まり方を見せた後、時が経過。

2年後。

トルフィン故郷に帰還。

ハーフダンとの約束を果たす。

新章突入の予感。

そこまでの強い助走がまさに23巻だ。

そして24巻への期待を最高潮に高める。

そう。

次の巻への助走が素晴らしいのです。

基本的にどんな漫画やドラマでも次に期待するように作られてるけどね。

物語が大きく動きそうな予感って興奮するじゃん。

四皇が出てくるくらいに熱いんだよ。

フリーザがツルッツルになる前の衝撃よ。

「クリリンの死」くらいとんでもない助走なんだよ。

最後の「さよならが近いので」は幸村先生の15年前の作品らしいが、それもやっぱり素晴らしい。

23巻の最後には幸村先生が15年前に描いた「さよならが近いので」って作品が収録されている。

派手じゃないのよ、これが。

失礼かもしれないけど、地味なんよ。

幕末の志士のワンシーン。

でもね。

ちゃんと「生きるとは」を問いかけてくれるんよ。

沖田総司が主人公。

ほんの数ページ。

たったそれだけなのになにかをしっかり残してくれる。

ヴィンランドサガのが好きだけどな!

いや、幸村先生の作品はどれもこれも生き様を教えてくれるぞ!

プラネテス読んだか?

まだか?

まだなら読め!

24巻が来る前に読んどけ!

最後のセリフはドラマチックだぞ!

どうか感想をください。

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